
あなたはブログ記事を書く時に、どんなやり方をしていますか?
私は色んな人の記事添削をしていますが、たまにいるのが、いきなり記事を書いている方です。しかし、そういう方は「記事を書くのが大変!」とか「1記事に8時間かかる!」なんて仰います。
もしかすると、似たような悩みをお持ちかもしれませんね^^;
でも、そうなってしまうのは当然なんですね。記事を書く時には、これから書く内容の全体像から作るのが大切なんです。
私だってこれができるようになる前とできるようになった後では、記事作成にかかる時間が倍くらい違います。記事の分かりやすさも格段の差です。
これができてると、記事がスラスラ書けてしまい、時間も短縮できて、ストレスなく書くことができるんです。そのためのポイントは、記事の構成から考えることです。
でも、記事構成なんて言われると、なんだか難しそうって思いますか?
心配しなくて大丈夫です。記事構成のコツは、読者に伝えたいことを、簡単な文章にすることだけなんですよ!
というわけで、今回はブログ記事の構成の作り方を、初心者でも簡単にできるように解説していきます!
もくじ
ブログ記事の基本構成
まず、ブログの基本的な構成から紹介します。
下の図のようにブログの記事は、3つの部分に分けられます。これは基本中の基本のテンプレートです。
それぞれの役割はこうです。
- リード文
- 記事本文
- まとめ
記事を書いた理由や背景、記事内容を書く部分です。
必ず書いた方が良いのは、読者の好奇心を刺激したり、読者の悩みに共感することです。
「この記事には、自分が欲しい情報が書いてある!」と読者に思わせることが重要です。
リード文の書き方は、この記事に詳しく書いてあります。記事の中でも特に重要な部分なので、是非、読んでおいてください。
ブログ記事を書く時に、簡単なようで意外に難しいのが、リード文の書き方です。 実は記事の中で最も大切なのが、このリード文です。 ここにはどんなことを書けば良いのでしょうか? この記事では、ブログ記事のリード文の書き方と例文をお伝えします!
記事のテーマに沿った、情報を書く部分です。ブログ記事で一番大切な部分ですね。
ポイントは分かりやすく、簡潔に、素早く欲しい情報を提供することです。
そのため、”頭括型”という書き方にするのが大事です。
記事内容の要約や、読者へのメッセージを書く部分です。
記事を読み終えた読者が、頭の中を整理できるように意識して書きます。
記事を読んで納得できた読者は、広告をクリックしたり、他の記事を読んでくれる可能性があるので、重要な部分です。
記事の基本的な構成は、この通りです。
世の中には色んな人が色んなブログを運営していますが、全てこの基本構成でできています。
そのため記事に個性を持たせるためには、記事本文の部分を工夫するわけです。まずは基本を踏襲して、記事を書き、慣れてきたら自分のスタイルを確立して、自分の記事の型をテンプレート化するのがおすすめです。
テンプレート化については、こちらの記事に書いているので、読んでおいてください。
ブログの記事を書くのは、楽じゃないですよね? しかし、自分の記事のスタイル、記事のテンプレートがあれば、楽になるんです。 では、記事のテンプレートってどのようなものなのでしょうか? この記事ではブログ記事を書く時のテンプレートをお伝えします。
実際に記事を作成する際には、この基本構成を基にして、細かい部分まで構成を作っていくことになります。
次は実際の記事構成の作成の流れを解説しますね。
構成の作成手順
記事を書く時には、必ず記事の構成から作っていきます。
これをやるのとやらないのとでは、記事作成にかかる時間も記事の質も全然違ってきます。
必ずこのような順番で、記事構成を作っていきましょう。
- 記事タイトル
- 見出し
- 見出し毎に書く内容を考える
それぞれ、大切なポイントがあるので、順番に説明していきます。
記事タイトル
まず一番最初に考えるのは、記事のタイトルです。
記事のタイトルは、これから書く記事の内容を端的に表しているものなので、まずはこれを決めないと記事に書く内容も決まってきません。
タイトルを決めずに記事を書き始めると、必ず書いているうちに記事内容がブレてしまい、何度も書き直して、最終的には意味不明な文章になってしまうので、注意してください。
タイトルを考える時のポイントをお伝えしますね。
- キーワードを決める
- キーワードはタイトル前半に順番通りに使う
- 後半はキャッチーなフレーズ
まず、キーワードを決めます。
記事タイトルにキーワードを入れるのは、SEOの基本です。キーワードが決まってないと、タイトルを決められないので、事前に決めておいてください。
キーワードの決め方は、この記事を参考にしてくださいね。
ブログを書く時のキーワード選びは大変ですよね? 特に初心者のうちは、どれもダメな気がして時間だけが過ぎてしまいます。 そこで、初心者でも簡単にできる、ブログのキーワードの選び方を解説します!
ちなみに、ここでは「お金 無い ストレス」というキーワードで、記事を書くという前提で、説明しますね。
記事タイトルはGoogleが、記事内容を解釈するために使われます。
その際に重要なのが、狙いのキーワードがタイトルの前半部分に、順番通りに使われていることです。
Googleは記事タイトルの前半に使われている言葉を重視して、記事内容を解釈します。Googleに誤解されないように記事内容を伝えるためには、前半部分に「お金 無い ストレス」という順番の通りに、キーワードを使います。
記事タイトルの後半部分には、検索ユーザーがクリックしたくなるキャッチーなフレーズを入れます。
タイトルの前半部分では、キーワードを使って、記事内容が分かるようにします。
そして、後半部分は自由な言葉を使って、インパクトのあるフレーズを入れると、効果的なタイトルになります。
記事タイトルを決める時のポイントは、こんな感じです。
今回のキーワードは「お金 無い ストレス」なので、タイトルはこのようにしました。
タイトルの前半部分でキーワードを順番通りに使っています。
後半部分には”逆転の発想”というフレーズを入れて、検索ユーザーの好奇心を刺激することを狙っています。
記事タイトルはとても重要なので、この記事で更に詳しく解説しています。是非、読んでおいてください。
ブログ記事のタイトルって、簡単なようで難しいです。 良いタイトルを考えようと思うと、かなり悩んでしまいます。 でも、大丈夫です! タイトルの付け方には、ちょっとしたコツがあるんです。 この記事では、ブログの記事タイトルの付け方のコツをお伝えします。
見出し
記事タイトルが決まったら、次に見出しを決めていきます。
見出しは記事の骨組みのようなものです。これが決まると、更に記事内容の具体的なイメージができてきます。
見出しを決める時のポイントを説明しますね。
- 書いてあることが理解できること
- 自然な形でキーワードを使う
- 余計な文字装飾はしない
各見出しのタイトルには、その部分がどんな内容か、すぐに分かるようにします。
Googleは見出しのタイトルから、その部分に書いてある内容を解釈しようとします。
そのため、面白おかしく個性を出そうとして、変わった見出しタイトルにすると、Googleが記事内容を正しく解釈できないため、SEO上マイナスになります。
見出しはシンプルで、内容が分かるようにしてください。
Googleは見出しのタイトルからも、記事内容を解釈しようとします。
そのため、ここにもキーワードを使うと効果的です。
ただし、無理にではなく、人間が読んでも自然に感じる範囲にとどめるのがコツです。
strongタグなどの一部のHTMLタグは、Googleに特別な意味があるものとして、解釈されます。
このようなタグを見出しに使って文字装飾をすると、やはりGoogleに記事内容が正しく伝わらない可能性があります。
見出しのテキストには、余計な文字装飾を加えないようにしてください。
どうしても装飾したい場合は、cssファイルなどで、style属性を調整してください。
見出しを決める時のポイントはこんな感じです。
このようにして、見出しを決めたら、更に見出し毎の記事内容を考えていきます。
見出し毎に書く内容を考える
見出しが決まったら、更に具体的な内容を考えていきます。
見出しまで決まっていると、かなり考えやすいはずです。
ポイントを説明しますね。
- 説明内容のイメージを考える
- 必要なら小見出しを作る
見出し毎の説明内容を考えていきます。
その部分に書きたいことを、メモ書きで書きこんでおきます。
最初にイメージしたことも、時間が経つと忘れてしまい、その見出しを作った理由を忘れてしまうことがあるからです。
もう少し、詳細に説明する必要があると感じたら、小見出しも作っていきます。
小見出しにも可能なら、キーワードを使うと良いです。
こうして、記事に書くことのイメージを具体化します。
このようにして、作った見出しがこれです。
お金が無い不安がストレスになる理由(h2)
お金に頼らないと生活できないから(h3)
お金が無いストレスは危険!(h3)
経済的な不安やストレスから解放される方法(h2)
生活レベルを落とす(h3)
自分でできることを増やす(h3)
人との健全な関係を作る(h3)
まとめ(h2)
ここまでできれば、記事内容がかなり具体的に、イメージできているはずです。
あとはこれに肉付けしていけば、記事が完成するわけです。
とは言え、最初から上手に見出しを作るのは、難しいと思います。
そこで、次は記事構成を考える時に、初心者でも簡単にできるコツを紹介します。
構成の作り方のコツ
まだ慣れないうちは、記事構成を考えのも悩ましいと思います。
その場合には、次の2つの方法で考えると良いですよ!
- 大枠から考える
- 伝えたいことを簡潔な文章にする
順番に解説します。
大枠から考える
構成を考える時は、必ず大枠から考えるようにします。
既に紹介した記事構成の作り方も、“記事タイトル⇒見出し⇒記事内容や小見出し”といった感じで、大きい部分から順番に考えています。
いきなり記事を書き始めたり、見出しを作ったりしても、内容がブレてしまい、何度も書き直しが発生してしまったりして、非効率的です。
これは基本中の基本なので、大枠から考えるクセを付けてください。
伝えたいことを簡潔な文章にする
記事構成を考える時には、まず最初に記事で伝えたいことを、簡潔な文章にすると良いです。
例えば「お金 無い ストレス」の記事の場合ならこんな感じです。
「お金が無いことがストレスになる理由は、現代の生活がお金が無いと何もできないからです。だから、お金を使わずに自分でできることや、助け合える人間関係を作ることが必要です。」
…といった感じです。
記事というものは、この短い文章に説得力を持たせるために、補足情報や参考データ、分かりやすい図や表を付けて説明しているだけです。
だから、この文章を元にして見出しを作れば、分かりやすい記事にすることができちゃいます。
これなら簡単ですよね?
こうして、見出しができたら、ようやくそれぞれの部分に文章を書き始めます。
見出し構成までできれば、頭の中に記事内容のイメージができているので、詰まることなくスラスラと記事が書けるはずです。
そのようにして、書いた記事がこちらです!
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ちゃんと記事構成を考えてから、記事を書くと、悩んだり手戻りが発生することが無いので、効率的に記事を書くことができます。
是非、真似してみてくださいね!
また、構成の決める際には、記事の書き方をある程度、テンプレート化しておくと簡単です。詳しくはこの記事を参考にしてみてください。
ブログの記事を書くのは、楽じゃないですよね? しかし、自分の記事のスタイル、記事のテンプレートがあれば、楽になるんです。 では、記事のテンプレートってどのようなものなのでしょうか? この記事ではブログ記事を書く時のテンプレートをお伝えします。
まとめ
今回はブログ記事の構成の作り方をお伝えしました。
記事を書くのは、楽じゃないですが、コツを覚えるとどんどん効率化することができます。
そのためのポイントをおさらいしておきます。
- 構成を考える時は記事タイトル⇒見出し⇒記事内容のように大枠から考える
- タイトルや見出しには、自然な形でキーワードを使う
- 伝えたいことを簡潔な文章にして、そこから見出しを考える
記事構成をしっかり固めると、記事作成がグンと効率化されて、ストレス無く書くことができるようになります。
私も今では1記事書くのに、3時間~4時間で済むようになっています。記事作成は、やればやるほど上達します。
是非、このやり方を参考にして、自分流の記事構成のスタイルを確立してくださいね!