SEOにおけるキーワードの重要性!ブログを書く時の上手な使い方!

ブログの記事を書くぞ!となった時に、最も重要なのは、キーワードの選び方と言っても過言ではありません。

私が色んな方の記事を添削していても、このキーワード設定が分かってない人が結構いらっしゃいます。

キーワードを間違えると、どんなに良い記事を書いても、誰にも読まれない記事になってしまうことだってあります。

記事を書く前から、それが確定してしまうなんて、悲しすぎますよね^^;

実は私も、初心者の頃は、そんなことを繰り返してきました。後から見直してみると、もうどうしようもない記事になってしまってたなんてことが、よくありました。

あなたも、もしブログ運営の初心者だったとしたら、「キーワードって何?」という状態かもしれませんね。

でも、大丈夫ですよ。

キーワードは結局、人間が使うものなので、人間の気持ちになって考えれば、自然に分かりますから^^

というわけで、記事を書く前の重要な作業、キーワード選びの重要性を解説しちゃいます!

それでは、行ってみましょう。

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キーワードって何?

まず、キーワードとか、SEOキーワードって何なんでしょうか?

通常、”キーワード”と言った場合、Googleなどの検索エンジンで、検索ボックスに入れる言葉のことを指します。

例えば、東京ミッドタウンへの行き方を知りたければ、「東京ミッドタウン アクセス」なんてキーワードで検索しますよね?

この「東京ミッドタウン アクセス」がキーワードです。

そして、記事を書く時には、検索ユーザーがどのキーワードで検索するのか?それを意識した書き方をすることが、とっても重要なのです。

どうして重要なのかは、検索エンジンが検索結果を返す仕組みを理解すると分かります。

検索エンジンが検索結果を返す仕組み

検索エンジンというものができたばかりの頃は、キーワードを入れて検索すると、単純に記事のタイトルや本文に、そのキーワードが使われている記事が、検索結果に出てきました。

でも、それだけだと、内容が乏しい記事や、ユーザーの欲しい情報が書いてない記事が、検索結果に出てきてしまいます。

そこで、検索エンジンの仕組み(これを”検索アルゴリズム”と呼びます)は、どんどん進化しました。

今では大雑把に言うとこのようなアルゴリズムになっています。

  1. キーワードの意味を解釈
  2. まず、キーワードの意味を解釈します。

    例えば「100均 耳栓 効果」というキーワードなら、ユーザーは”100円ショップで売ってる耳栓の効果“を知りたがっていると解釈します。

  3. キーワードの背景にある検索意図を判別
  4. 次にユーザーの検索意図を判別します。意味を解釈するのと似ているようで、微妙に違います。

    「100均 耳栓 効果」の場合は、”効果”と言っても遮音性や耳への入れやすさ、耐久性、内容量などのコストパフォーマンスなどがあります。

    ユーザーはこれらを総合的に判断して、好みの耳栓を決めたいわけです。そのため、検索エンジンはユーザーの検索意図を“遮音性”、”入れやすさ”、”耐久性”、”コストパフォーマンス”が高い耳栓が知りたいと判断します。

  5. データベースから、検索意図に合った記事を表示
  6. 検索意図の判別が終わると、後は検索エンジンが持っている、膨大な記事のデータから、ユーザーの検索意図に対する答えが、最も充実している記事から順番に検索結果に表示させます。

検索エンジンがこのようなアルゴリズムで検索結果の記事を選んでいる以上、記事を書く時にも、キーワードの検索意図を意識しなければ、上位表示が難しくなるわけです。

だから、SEOを考えた時に、キーワードが大事になるわけです。

検索意図に合った記事が検索エンジンで上位表示される

“検索意図に合った記事が上位表示される”とお伝えしましたが、これはとっても重要な事なので、もう少し掘り下げて説明しますね。

“検索意図に合っている”と判断する時のポイントは次のようなものです。

  • 検索意図に合った情報が充実している
  • 「100均 耳栓 効果」の場合なら、100円ショップで売ってる全ての耳栓の”遮音性”を、詳しくレビューしている記事が良いということです。

  • 検索背景にあるニーズを網羅的に満たしている
  • 「100均 耳栓 効果」の場合なら、”遮音性”以外の効果である“入れやすさ”、”耐久性”、”コストパフォーマンス”などの情報も書いてある記事です。

  • ユーザーの日々の検索行動に合っている
  • もし、検索ユーザーが普段、”ダイソー”に関する記事ばかり読んでいるとしたら、特にダイソーの耳栓をレビューしている記事を上位表示させます

  • ユーザーの現在地に合っている
  • 例えば私が「ラーメン屋 おすすめ」というキーワードで検索すると、仙台にあるラーメン屋を紹介する記事が上位表示されます。このようにユーザーの現在地を考慮した検索結果を返します。

検索意図と一言で言っても、このようなものがあるわけです。

記事を書く時には、このようなことを意識するのが、とっても大切なんです。

検索意図を理解することの重要性

記事を書く時には、キーワードの背景にある検索意図を理解することが、非常に重要です。

検索エンジンがユーザーの検索意図に合った記事を上位表示させるなら、記事を書く時にもその検索意図に合った記事を書く必要があります。

もし、想定していたキーワードの検索意図と、これから書こうとしている記事のテーマがズレていた場合は、キーワードを考え直す必要があります。

それをせずに記事を書いてしまうと、記事内容がキーワードの検索意図とズレてしまっているため、記事内容がどんなに素晴らしくても、上位表示されることはありません。

とっても重要な事なので、キーワードを選ぶ時には、これを意識することがとても大事です。

そこで、次は検索意図に合ったキーワードの選び方を見ていきましょう。

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検索意図に合ったキーワードの選び方

検索意図を考える時には、次の3つが重要です。

  • Yahoo知恵袋などの質問サイト
  • 検索結果
  • 自分の頭

実はこの3つは、このブログでお伝えしている、Webライティングの手法の最も重要な要素の一つです。

詳しくはこちらの記事で説明しているので、ここでは簡単な説明だけしておきますね。

Yahoo知恵袋などの質問サイト

インターネット上にあるサイトには、自分の悩みを不特定多数の人に相談して、アドバイスをもらうサイトがあります。

有名なのは次の3つです。

これらのサイトで、これから書く記事のキーワードで、質問を検索します。

ここで調べるのは、世の中の人の具体的な悩みや疑問などのニーズです。また、その際には、質問している人にどのような感情があるのかまで、分析するのがポイントです。

こうして、分析したニーズや感情はメモしておいて、自分が記事を書く時には、ニーズの答えや、感情に配慮した書き方をするのです。

検索結果

次は実際に検索エンジンで、そのキーワードを検索してみます。

そして、上位表示された記事に書かれている内容と、その記事が上位表示されている理由を分析します。

上位表示されているということは、検索エンジンからそれらの記事が、ユーザーの検索意図に一番近いと判断されているということです。

そのため、上位記事の内容を分析して、それらの記事が上位表示されている理由が分かれば、自分が記事を書く時の参考になります。

自分の頭

最も大切なのは、自分の頭でも考えてみることです。

ここまでで、世の中の人のニーズや、検索エンジンから評価される記事の傾向が分かったと思います。

それらの情報を踏まえて、自分でも記事の内容のアイデアを考えてみるのです。

インターネットを使ったリサーチだけだと、ライバルたちとの差別化ができません。

独創的で読者の役に立つ記事にするためには、更に自分のアイデアを盛り込むことがとても重要です。

こんな感じで、キーワードの背景にある、ユーザーの検索意図を把握してみてください。

 

さて、ここまで分析すれば、どんなキーワードを選べば、検索エンジンで上位表示しやすいかが分かったと思います。

しかし、それだけではまだ半分です。

今度は選んだキーワードを記事中に適切に使う必要があります。

次はキーワードの使い方を解説しますね!

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キーワードを使う場所

選んだキーワードは、記事を書く時に適切に使う必要があります。

でも、キーワードを使う時には、むやみやたらに使えば良いというものではありません。

以前、私が教えていた方の中に、フランスの魅力を伝えるブログを書いてらっしゃいました。

そこでまでは良いのですが、その方はブログ内のあらゆる所に、”フランス”というキーワードを使いまくっていて、見た目にもくどい印象がありました。

私が”使い過ぎですよ”とお伝えすると、その方は「キーワードはたくさん使った方がSEO的に良いと思ってました。」と仰ったんです。

キーワードをたくさん使ったら、上位表示しやすいなんてことはありません。逆にキーワードを不自然に大量に使う行為は、検索エンジンをだまずチート行為として、SEO的にマイナスです!

キーワードは検索エンジンに対して、何について書いてある記事なのかを、伝えるためのものです。自然な使い方の範囲にとどめ、絶対に使い過ぎないようにしてください。

順位を決める大きな要素は、被リンクの質と数、そして、読者が記事をしっかりと読んでいることです。

そのため、キーワードは自然な形で使うのが一番です!

具体的には次の場所に使うと良いです。重要な順に解説していきますね。

  1. 記事タイトル
  2. まずは記事タイトルにキーワードを使いましょう。これが一番大切です。Google自身が「タイトルにキーワードを適切に使ってください」と公式に言っているので、必ず使いましょう。

    具体的には、キーワードはタイトルの前半部分に、順番通りに使うことが大切です。

    例えば「100均 耳栓 おすすめ」の3語のキーワードだったら、このようなタイトルにします。

    〇「100均耳栓はどれがおすすめ?大手3社の全商品を徹底レビュー!」

    逆にこのようなタイトルはダメです!

    ×「100均おすすめ耳栓!大手3社の全商品を徹底レビュー!」(順番通りではない)
    ×「あなたは知ってる?100均耳栓おすすめを徹底レビュー」(前半で使ってない)

  3. 見出し
  4. 見出しとは<h2></h2>のような、見出しタグでくくられた部分のテキストです。

    ここにも事前な形でキーワードを使うと良いです。

    例えばこんな感じです。

    <h2>ダイソーのおすすめの耳栓</h2>

    見出しの場合は、キーワードを全て使う必要はありません。また、順番通りでなくてもOKです。

    あくまでも自然に、“使える時は使うようにする”くらいでOKです。

  5. 記事の冒頭部分
  6. 記事冒頭の出だしの部分を、リード文とかイントロダクションなどと呼びますが、この部分にも自然な形でキーワードを使いましょう。

    順番は関係ないので、自然な形で必ず1回は使うようにします。

    例えばこんな感じの文章で始めるとかです。

    「私は100均の耳栓を愛用しています。旅行の時とか集中して仕事をしたい時にとても便利だからです。そこで、皆さんにも私のおすすめの耳栓を紹介しますね!」

  7. 記事本文
  8. 記事の本文にも、自然な形で使いましょう。

    とは言え、これは特に意識しなくても、自然な形で使えてしまうはずです。

    “100均で売ってるおすすめの耳栓を紹介する記事”を「100均 耳栓 おすすめ」の3語を使わずに書くなんて、普通無理ですよね^^;

    むしろ、不自然に使い過ぎないように注意した方が、良いかもしれません。

  9. リンクのテキスト
  10. これはその記事自身ではなく、リンク先の記事へのSEO効果に影響することですが、重要なので紹介しておきます。

    他の記事にリンクを貼る際には、アンカータグ(<a></a>)を使います。このアンカータグでくくられたテキストは、検索エンジンがリンク先の記事の内容を判別するために使う重要な部分です。

    そのため、ここには、リンク先の記事のキーワードを使いましょう。

    例えば他の記事から”100均で売ってるおすすめの耳栓を紹介する記事”へリンクを貼る時には、アンカータグのテキストに「100均 耳栓 おすすめ」の3語を必ず使いましょう。

    おすすめなのは、記事のタイトルをそのままアンカータグのテキストにしてしまうことです。

とにかく重要なことは、キーワードはたくさん使えば、上位表示されるわけではないということです。

自然な形で使えば、それで十分です。

上位表示のために大切なことは、結局は読者の満足度の高い良い記事を書くことです。その結果、被リンクや記事の滞在時間が上がって、検索エンジンからの評価も上がります。

このことを理解して、キーワードを上手に使ってくださいね!

さて、ここまででキーワードの使い方を説明しましたが、よく言われるのがメタキーワードは、設定した方が良いのかどうかです。

次はメタキーワードの効果についてお伝えします。

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メタキーワードが重要じゃない理由

メタキーワードって言われても、よく分からないかもしれないので、まずそこから説明しますね。

メタキーワードとはメタタグというタグに書かれるキーワードのことです。

実際にはこんなものです。

<meta name=”keywords” content=”100均,耳栓,おすすめ”/>

記事を書く時に、特定のWordoressテーマやプラグインを使うことで、このタグのキーワードを設定することができます。

このキーワードを設定すると、SEO効果があるのではないかと言われているのです。

でも、Googleは公式に「メタキーワードは全く参考にしてない」と公表しています。Yahooも基本的にGoogleのアルゴリズムを使っているため、同じようにメタキーワードは見ていません。

一方で、Bingはメタキーワードを参照しています。しかし、日本でのBingのシェアはパソコンで7%程度、スマートフォンでは1%以下と、とても低いため、使わなくてもあまり影響は無いと言えます。

そのため、メタキーワードはBingのことを考えると、“使わないよりは使った方がマシ”くらいに考えておけばOKでしょう。

まとめ

どうでしょう?キーワードの理解が少しでも深まってくれたら記事を書いた甲斐があります^^

キーワードを使うことの重要性を簡単にまとめると、次の3つです。

  • キーワードの背景にある検索意図を理解して、それに合わせた記事を書くこと
  • 記事にキーワードを使う時は、自然な形で使うこと
  • キーワードは検索エンジンに記事内容を伝える役割なので、たくさん使っても順位は上がらない

キーワードを正しく使うことは、とても大切です。しかし、検索順位を上げるためには、良い記事を書いて、読者にしっかりと読んでもらうことと、被リンクを貰うことが一番大切です。

このことを理解して、上手にキーワードを使ってくださいね!

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