ブログ記事のペルソナ設定!簡単で効果が実感できる方法を解説!

ブログの記事を書く時に、ペルソナを設定することが大事だって言いますよね?

でも、あなたは実際にペルソナの効果を実感しているでしょうか?

私が行っている記事添削では、添削の参考にするため、設定したペルソナを教えていただくようにしています。

しかし、多くの方のペルソナ設定は、残念ながら全く無意味なものです。そのような方は、ペルソナ設定の重要性も効果も分かってらっしゃらず、言われるがままにただ書いているだけのようです。

そのため、実は私はペルソナを重視していません。その代わり、ペルソナよりももっと効果的で、イメージしやすい対象を設定するようにお伝えしています。

実はこっちの方が、ターゲットがイメージしやすく、驚くほど記事が書きやすくなるんですよ!

というわけで、この記事ではペルソナ以上に、具体的にターゲットをイメージできるようにする方法をお伝えします!

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ペルソナ設定が重要な理由

まず、誤解して欲しくないのは、ペルソナを設定することは記事を書くために、非常に重要で必要不可欠なことだというです。

読者をイメージできてない記事の文章は、全く魅力を感じません。読者の具体的なイメージがあるからこそ、魅力的で心に響く文章になるわけです。

しかし、多くの人は上手にペルソナを設定することができません。

例えばよく言われるペルソナの設定方法には、次のようなものをイメージしなさいとあります。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 住所
  • 家族構成
  • 趣味
  • 悩み

このような項目を丁寧に設定したペルソナを、書いてきてくださる方は多いです。

しかし、実際にはそのペルソナに向けた記事になってないことが、往々にしてあるんです。

理由は簡単です。こんな項目を自分の想像で設定しても、そんな人を具体的にイメージできないからです。

だから、私はこんな方法でペルソナを設定しても、無意味だと考えているのです。

もう少し具体例を見ながら、ダメなペルソナを説明しますね。

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ダメなペルソナの例

記事添削をしているとほとんどの方は、こんなペルソナを設定しています。

ダメな例その1

例)キーワードが「女性 体臭 原因」の場合

最近自分の体は臭い?と思っている女性

これはふわっとし過ぎて、ペルソナとは言えません。恐らくこのタイプの方は、ペルソナの設定方法も効果もよく分かってらっしゃらない方です。

ダメな例その2

例)同じくキーワードが「女性 体臭 原因」の場合

40代独身女性、OLをしていて、通勤時間は1時間以上。

加齢に伴い体臭が気になりだし、毎日の通勤電車の中で、自分が臭く思われていないか気になっている。

趣味は食べ歩き。

頑張って、詳細に設定していますね。でも、あなたはこのような女性をリアルにイメージできるでしょうか?

ここまで具体的に設定していても、私はあまりピンときません。なぜなら、自分の想像で勝手に設定しているからです。

どんなに具体的に設定しても、リアルなイメージが持てなければ、そんなペルソナは無意味です。

じゃあ、どうすれば具体的なイメージが持てるんでしょうか?

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実在する人をイメージする!

記事添削をしている時に、ペルソナ設定に悩んでる方がいたら、私は迷わずこうお伝えします。

細かいことは良いので、ペルソナは友人知人など、実在する人をイメージしてください。

ペルソナはターゲットを具体的にイメージるするために、設定するものです。

だから、無理にイメージしにくいペルソナを設定するくらいなら、実在する人を設定した方が、遥かにイメージしやすいのです。

実はこのブログもある人をイメージして、書いています。

その方は40代のサラリーマンで、サラリーマンを辞めるために精力的に活動をしています。私は現在その方にブログ運営のアドバイスをしているため、まさにその方をイメージでして記事を書いています。実際にこの記事は、その方が真っ先に読んでくれるはずです(笑)

でも、実在の人をイメージしましょうと言っても、誰もでも良いわけではありません。その方をペルソナにしたのには、ちゃんと理由があるんです。

具体的な手順がこれです。

  1. キーワードの検索意図を分析する
  2. その検索意図から実在の人を当てはめる
  3. その人に伝えたいことを考える

この手順でイメージを膨らませてから、それに一番近い人を当てはめると良いんです。

というわけで、それぞれの手順を説明しますね!

キーワードの検索意図を分析する

まず、これから書く記事の狙いのキーワードの検索意図を分析します。

検索意図とは、ユーザーがそのキーワードを使って検索している、目的やニーズのことです。

多くの人はこれをせずに、想像だけでペルソナを設定してしまうため、ぼやけたペルソナ設定になってしまうのです。

検索意図が分かると、ターゲット像がグッとイメージしやすくなるので、必ずやってください。

検索意図の分析方法はこの記事に詳しく書いているので、これを参考にしてみてください。

その検索意図から実在の人を当てはめる

検索意図が分かると、自分の友人知人の中から具体的な人がイメージできます。

自分の友人知人の中から、キーワードの検索意図と近いニーズを持っていそうな人を、ターゲットに当てはめてしまえばOKです。

でも中には「自分の友人知人の中に、本当にその悩みを持っている人がいません。」と仰る方がいます。

しかし、実際にその悩みを持っていなくても構いません。例えば「女性 体臭 原因」がキーワードの記事の場合、自分の友人の女性の中から、身だしなみに気を遣っているひとを勝手に当てはめてしまえば良いのです。

もし、その女性の友人が、自分の体臭を気にしていたら?という想定にするだけで、十分にイメージできるはずです。

その人に伝えたいことを考える

ターゲットが設定できたら、その人にどんなことを伝えたいかを考えます。

ここまでできると、記事に書くことが明確になり、驚くほど楽に記事が書けるようになります。

考えることは次の2つです。

  1. その人に提供する価値は?
  2. その人に教えてあげたいことを具体的に、書いていきます。

    検索意図が分析できていて、更に実在する人をターゲットにできていると、伝えたいことは色々出てきます。

    体臭の原因や改善方法、服装や食べ物など、様々な対処方法を伝えることができるかもしれません。

    また、親しい友人であれば、悩みに共感して励ますこともできるかもしれません。

    このような感じで、その人に提供できる価値をリストアップします。

  3. その人に最終的にどうなってもらいたい?
  4. この記事を読んでもらった後に、その人にどうなっていて欲しいかを考えます。

    これも実在の人がイメージできていると、とても考えやすいです。

    親しい友人であれば、単に悩みを解消してあげるだけでなく、体臭のことなど気にせず、明るく前向きになって欲しいと思うはずです。

    中途半端なペルソナ設定だと、体臭の原因と対処方法だけ書いておしまいになりがちです。

    この違いが記事を書く時の大きな差になります。

    実在の人をイメージした方が、親身になって記事を書くことができるので、より心に響く文章になります。

    是非、やってみてくださいね!

というわけで、ここまでは記事のペルソナを、実在の人にすることの効果と手順をお伝えしてきました。

でも、実際にやってみると適当な人がいない場合もあります。

その場合は、どうすれば良いのでしょうか?

次はペルソナにできそうな人がいない場合に、最適なターゲットをお伝えします。

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もし適当な人がイメージできない場合

記事のペルソナにするのに、適当な人が思いつかない場合におすすめの人がいます。

それは自分自身です。

正確には少し昔の自分です。

基本的に記事に書くことは、自分の経験や学んだこと、趣味や得意分野が中心です。

ということは、自分自身もそれについて、知らなくて大変な経験をしたり、悩んだりしたはずです。

だから、その頃の自分をペルソナに設定するのです。

ターゲットを自分自身にしたとしても、同じように、提供する価値や、最終的にどうなって欲しいかを考えます。

その頃の自分は何があったら助かったか、どんなことを知れて良かったかなどを考えながら、設定してみてください。

ペルソナはその人物を具体的にイメージできなければ、設定する意味がありません。

このような方法を使って、必ず具体的な人物をイメージするようにしてみてくださいね!

まとめ

今回はペルソナの設定方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

多くの人はペルソナを自分の想像で、なんとなく設定してしまいます。しかし、ペルソナはそもそも記事のターゲットを具体的にイメージするためのものです。

適当に設定しても、イメージできないのであれば何の意味もありません。

最高のペルソナは実在する人物です。

今回紹介した手順をまとめておきます。記事を書く時の参考にしてみてくださいね!

  1. キーワードの検索意図を分析する
  2. ユーザーがそのキーワードを使って検索する、意図や目的を分析します。

  3. その検索意図から実在の人を当てはめる
  4. 検索意図からイメージできる、実在の人をペルソナに設定します。

  5. その人に伝えたいことを考える
  6. その人に伝えたいことや、最終的にどうなって欲しいかを考えます。

具体的にイメージできるペルソナが決まっていると、記事に書くことに困りません。

悩むことなく記事を書き進めることができるので、是非、このひと手間をかけてくださいね!

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