ブログのリード文の書き方と例文!この型に当てはめれば超簡単!

ブログの記事を書く時に重要なのが、リード文の書き方です。イントロダクションとか、導入文などとも言いますね。

このリード文は、読者に記事を最後まで読んでもらうために、最も重要な部分です。

でも、初心者の方だと、やっぱり皆さん上手に書けなくて苦労なさるようです。だから、私も記事添削では、リード文の添削に力を入れているんです。

話を聞くと、皆さんこんな悩みをお持ちです。

  • 書き方が分からない
  • ダラダラ長文になってしまう
  • 意味不明な文章になる

あなたにも、こんな悩みがあるかもしれませんね^^;

でも、リード文に書く必要があることって、たったの3つだけなんです!この3つの要素の書き方を覚えてしまえば、読者を引き込むリード文が、すぐ書けるようになっちゃいますよ!

というわけで、ブログの記事の書き方と例文を紹介します。まずはこの型にはめて、書いてみてください!

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ブログのリード文とは?

ブログにおけるリード文とは、記事の冒頭の文章のことです。

読者が一番最初に読む部分ですね。

でも、なぜリード文が大切なんでしょうか?

Webライティングでのリード文の意味

多くの場合、あなたのブログの記事を読む人は、検索エンジンでキーワードを入れて検索した人です。その検索結果に表示された、あなたの記事をクリックして、今読んでいるわけです。

検索エンジンを使う人は、必ず疑問や悩みがあって検索しています。だから、読者にとって、その疑問や悩みの答えが存在するかどうかが、非常に重要なんですね。

そのため、リード文には、”あなたの欲しい情報はこれでしょ?”、”それに対する良い答えがちゃんと書いてありますよ!”ということを、分かってもらうことが大切なんです。

これが感じられないリード文だと最悪の場合、読者は本文を読まずに、いきなり記事から離脱してしまいます。怖いですよね…^^;

でも、なんで読者は、そんなにせっかちなんでしょうか?

インターネットユーザーの特徴

インターネットの登場によって、現代人は情報の洪水の中で生きています。

人間の頭の処理能力は縄文時代から、ほとんど変わってないのに、情報の量だけが異常に増えているわけです。

だから、現代人にとって重要なスキルは、自分にとって必要な情報だけを見極めることです。昔の人には必要のなかった、”良質な情報を見極める”という作業が重要になってしまったわけです。

そのため、インターネットユーザーはとにかくせっかちです^^;最初の部分を少し読んだだけで、分かりにくかったり、必要な情報が無いと感じると、すぐに別の記事を読みに行きます。

恐らくあなたも、検索エンジンで調べものをしている時に、同じことしてるんじゃないでしょうか?

そのため、最初の画面の文章を読んだだけで、必要な情報かどうかが分かるようにしてあげることが、非常に大事なんです。

じゃあ、現代人に読んでもらえる記事にするには、どんなリード文を書けば良いのでしょうか?

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リード文の書き方

「リード文の質が低いと、読者はあっという間に離脱する!」なんて脅かしちゃいましたが、実際に良いリード文を書くのはそんなに難しくありません。

読者が本文をサラッと、読み始めちゃうような流れを作ってしまえば良いだけなんです。

そのためには、リード分に3つのことを書くと良いのです。

リード文に書く3つの要素

リード文に書くべき3つの要素とは、次の3つです。

  1. 記事を書く理由
  2. 読者への共感
  3. 記事の概要

どれも書こうと思えば、簡単なことばかりですよ!

順番に解説しますね。

記事を書く理由

最初にこの記事を書く理由を書きます。

例えばこの記事のリード文の場合だと、この部分が”記事を書く理由”に当たる部分です。

読者が記事を読む時には、無意識のうちに書き手のキャラクターをイメージします。このキャラクターがイメージできないと、記事への信頼が下がってしまうため、最後まで読んでくれない可能性が、高くなってしまいます。

記事を書こうと思った理湯を書くと、読者が書き手であるあなたをイメージしやすくなり、記事の信頼度が上がるのです。

“記事を書く理由”には、具体的に次のようなことを書くと良いですよ!

  • 個人的なエピソード
  • 記事を書こうと思うきっかけになったエピソードなどを書きます。

    書き手のキャラクターを感じさせるために、最も効果的です。

    この記事のリード文の場合は、”記事添削でいつもリード文に力を入れている”というエピソードを入れています。

  • 専門性や権威性が感じられること
  • ただ、自分のキャラクターを伝えるだけでなく、自分の専門性や権威性を感じさせることを書くのも重要です。

    そのため、この記事でも私がブログ講師であることが分かるような書き方をしているわけです。

読者への共感

リード文で一番大切なのは、この”読者への共感”です。

読者の悩みに共感することで、「この記事には自分が欲しい情報が書いてある!」「自分のために書いてある記事だ!」と思ってもらうことが、非常に重要なんです。

この記事のリード文の場合は、この部分です。

読者には、記事を読むための意欲があります。最初に”自分のための記事だ!”と感じてもらえると、この意欲を飛躍的に上げることができるんです。

ポイントは、読者に無意識の同意をしてもらうことです。

そのためのコツは次の2つです。

  • 具体的な悩みを示す
  • 記事を書く前に設定したペルソナが持っている悩みを、具体的に示します。この記事でも、最初に箇条書きで列挙してますよね?

    これを読んだ読者にも同じ悩みがあると、無意識のうちに”自分もそうだ”と同意してくれます。

    この無意識の”自分もそうだ”を感じてもらうことがポイントです。

  • 質問したり同意を求める
  • 「あなたには○○の悩みがありませんか?」「あなたも○○でお悩みかもしれません。」のように、質問をしたり同意を求めるのも有効です。

    これを読んだ読者に同じ悩みがあれば、無意識のうちに”はい、そうです”と同意してくれます。

    この記事でも、「こんな悩みがあるかもしれませんね^^;」と同意を求めています。

記事の概要

3つ目が記事の概要です。

読者の期待感を上げるために、記事に書いてある内容や読むことで得られるメリットを書きます。

この記事の場合はこの部分ですね。

記事の概要といっても、簡単なもので十分です。

よく記事内容をここで書き始めちゃう方がいますが、それはやめましょう。中途半端なネタバレは、リード文を無駄に長くして、読者の読む意欲を減らしてしまいます。

読者を読みたい気持ちにさせたら、その気持ちが冷めないうちに、すぐに本文を読んでもらうことが重要です。

この部分は、なるべく簡単に書くように、意識してくださいね。

以上の3つが、リード文に書く必要がある要素です。

でも、実はまだ2つほど、書くと効果的な要素があります。

応用編としてそれも紹介しますね!

+αの応用編!

リード文に書くと効果的な要素が、あと2つあります。

それがこれです。

  1. 好奇心の刺激
  2. “読んでみたい”という好奇心を刺激するような文章です。

  3. 不安を煽る

  4. 知らないと不利益が発生することを匂わせる文章です。

例えばこの記事のリード文に、この2つを入れるとしたらこんな感じです。

この例では、“ある心理”という言葉をもったいぶって使うことで、読者の好奇心を刺激しています。

そして、“信頼を失っている”という言葉で、読者の不安を煽っています。

実際には”ある心理”も”読者の信頼を失う”なんてこともないので、この記事のリード文には入れませんでした。

この2つはあまり露骨にやると、読者の反感を買う恐れもあるので、無理やり使うのはやめた方が良いです。

自然に使える時にだけ、盛り込んでいくと良いですよ!

リード文の文字数の目安

長すぎるリード文は、読者の読む意欲を浪費させます。

適度な長さにとどめて、速やかに記事本文に移るのが理想的です。

ここで説明した基本の3つ+応用の2つを全部入れて、150文字~450文字程度にするのが良いです。

逆に言えば長くても、450文字以内にする必要があるので、あまり難しいことを書く必要は無いんです。

まずは基本の3つの要素を入れることを、意識して簡潔なリード文を書くことをやってみてください。

というわけで、リード文に書くべき、基本と応用編の計5つの要素を説明しました。

でも、この説明だけだと、まだまだ思うようにリード文が書けないかもしれません。

そこで、次はすぐに使えるリード文の型と、その方を使った例文を紹介しますね!

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リード文の型と例文

リード文を書く時には、5つの要素をこのような型に当てはめる形で、書いていくと良いです。

リード文の型
 
(記事を書く理由)
 
あなたも○○や△△のような悩み(疑問)を持ってないですか? ⇒ (共感を得る)

このような悩みを解決するためには、実は□□があれば十分なんです。 ⇒ (好奇心の刺激)

もし、□□を知らないと、もの凄く損してるかもしれませんよ! ⇒ (不安を煽る)

そこで、この記事では◇◇について書いていきます。これを知ればあなたも××ができるようになりますよ! ⇒ (記事の概要)

それぞれの要素もこの順番で書けばOKです!

例えば、”靴の臭いを取る方法”を、説明する記事のリード文を書くとしたら、こんな感じになります。

リード文の例
 
靴ってどうしてあんなに臭くなるんでしょうか?

先日、一日中歩き回った日があったんですが、次の日に同じ靴を履いていこうとしたら、とても臭くて履いていくのを断念したんです。

あなたも靴の嫌な臭いの悩みを持ってないですか?

この靴の臭いを解消するためには、実は炭があれば十分なんです。

もし、炭を使った解消法知らないと、足の健康にもの凄い悪影響なんですよ!

そこで、この記事では靴の臭いの解消法について書いていきます。これを知ればあなたの靴も嫌な臭いとおさらばです!

どうでしょう?

多少言い回しは、変えていますが、リード文としての形は整っていますよね?ちなみに書いてる内容は適当なので、真に受けないでくださいね^^;

こんな感じで、慣れてきたら自分の言葉で、表現を工夫していくと、どんどん上達していきます。

あとは記事を書くのを繰り返して、スキルを上げていってくださいね!

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まとめ

どうでしたか?

450文字以内で、基本の3つを書けば良いって言われると、そんなに難しく感じないですよね?

最後にこの記事のポイントをおさらいしておきます。

  1. 記事を書く理由
  2. 書き手のキャラクターが分かるように、記事を書く理由を書き、可能なら専門性と権威性を匂わすことを書く。

  3. 読者への共感
  4. 読者の悩みを代弁したり、質問をして、”無意識の同意”を得る。

  5. 記事の概要
  6. 記事の概要とメリットを書き、期待感を高めてから、本文に誘導する。

  7. 好奇心の刺激
  8. 読者の心に”読みたい!”という好奇心を起こさせる。

  9. 不安を煽る
  10. この記事を読まないと、何か不利益があると感じさせる。

これらの5つの要素を、150文字~450文字を目安にして書けばOKです。

慣れないうちは、紹介したリード文の型を使って書いてみてくださいね!

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