
記事にタイトルを付けるのって、簡単じゃないですよね?短い文字数の中で、記事の魅力を表現するのって大変だと思います。
“平凡でインパクトが無い”、“工夫し過ぎて意味不明”、“入れたい言葉が多過ぎて長くなってしまう”など、様々な悩みがあると思います。
SEOを考えた時に、記事のタイトルは、とっても重要です。でも、タイトルを付けるのは、簡単なようで難しいですよね?
でも、大丈夫ですよ!ブログ記事のタイトルはちょっとしたコツを掴むだけで、とても簡単になります。
ていうかこれを知らないと、SEO的にとっても不利になってしまうんですよ!
あなたにも悩まずに良い記事タイトルを付けてもらいたい!そんな気持ちを込めて、ブログ記事の上手なタイトルの付け方をお伝えします。
記事タイトルが重要な理由
まず、記事タイトルって何が重要なんでしょうか?
例えばこんなタイトルの記事をあなたは読みたいと思いますか?
「隅田川花火大会に行ってきた!」
特に読みたいと思いませんよね?多分、日記みたいな内容で、役に立ちそうな情報が無さそうだからだと思います。
じゃあ、こんなのはどうでしょう?
「隅田川花火大会の魅力!」
なんか平凡過ぎて、インパクトに欠けますよね?
記事のタイトルは、お店の看板や外観のようなものです。何のお店か分からなかったり、目立たない店だったら、お客さんは入ってこないですよね?
だから、記事タイトルにはこだわりが必要です。
タイトルの上手な付け方を見ていく前に、そこから簡単に説明します。
読者はタイトルで読む記事を決める
ほとんどの読者は、最初に検索エンジンで検索して、読みたい記事を探します。
読者は検索結果に表示された情報で、読むかどうか決めます。
検索結果には、記事タイトルと記事内容の抜粋が表示されますが、読者が一番重視するのは、やはり記事のタイトルです。
このタイトルで読者の心を惹きつけることができなければ、そもそも記事を読んでもらえないわけです。
Googleはタイトルで記事内容を判断する
Googleはユーザーの検索意図に近い記事から、上位表示させます。しかし、記事内容がよく分からないと、検索意図に近い記事か判断できないので、上位表示させようがありません。
そのため、自分が書いた記事の内容を、Googleに正確に伝えることが大事になります。
Googleは様々な方法で記事内容を解析しますが、その際に最も重視するのが記事のタイトルです。だから、Googleが解釈しやすいタイトルにする事が大切です。
SEOではクリック率が重要
Googleが検索順位を決める基準には、様々なものがあります。
その中でも重要な意味を持つものに、検索結果に表示された時の、クリック率があります。
検索ユーザーに選ばれている記事は、良い記事と判断されるため、クリック率を上げることはSEOでは重要です。
そのため、魅力的なタイトルを付けることが、必要不可欠なんです。
どんなに良い記事を書いても、読んでもらえなければ意味がありませんよね。
だから、ブログ記事のタイトルはメチャクチャ重要なんです。
次からは良いタイトルの付け方を見ていきましょう!
良いタイトルとは?
まずは、良い記事タイトルのポイントから見ていきましょう。
基本的なポイントは4つなので、順番に説明していきますね。
- 記事内容が分かりやすい
- 自分のための記事だと思える
- 好奇心が刺激される
- 文字数は30文字未満
タイトルをひと目見て、何が書いてある記事か分かりやすいことが重要です。
当たり前のようなことですが、“キーワードを入れなきゃ”とか、“インパクトを出さなきゃ”と考え過ぎて、意味不明なタイトルになってしまうことは、よくあることです。
例えばこんなタイトルです。
「隅田川花火大会の歴史と穴場スポット!有料席は?観客人数は?打ち上げ位置は?」
キーワードを入れ過ぎて、何の記事かよく分からなくなっちゃってます。
分かりやすさは、絶対条件なので、最も意識してくださいね。
読者はみんな目的があって、検索しています。
その目的が何なのかを理解した上で、その答えが書いてある記事だと、感じてもらうことが重要です。
例えば、隅田川花火大会を見に行く人は、みんな眺めがよくて空いてる場所で見たいはずです。そこで、こんなタイトルにするのです。
「隅田川花火大会の穴場スポット!空いてて眺め抜群な場所はココ」
「あ!それが知りたい!」と思わせるタイトルを考えてみてください。
人間が行動を起こす動機には、色々ありますが、その中でも強い動機になるのが、好奇心です。
テレビのアニメやドラマの予告を見ると、早く次回を観たくてしょうがなくなりますよね?
人間は好奇心を刺激されると、我慢できなくなるので、そのようなタイトルにするのです。
例えばこんな感じです。
「隅田川花火大会の穴場スポット!良い場所の特徴は早い狭い安い」
“早い狭い安い”って、何のことだか興味をそそられますよね?(ちなみに”早い狭い安い”というのは、適当に書いてます。あくまでも好奇心を刺激するという部分だけ参考にしてくださいね)
読みたくて我慢できなくなるタイトルを意識してみてください。
検索結果画面に表示されるタイトルは、長すぎると途中で切れてしまいます。
ブラウザや閲覧端末にもよりますが、パソコンで閲覧した時が最も短く、32文字くらいが上限です。
場合によっては、それより短い場合でも途切れてしまいます。
タイトルの文字数は、理想は30文字未満、長くても32文字までにしましょう。
良いタイトルの基本は、この4つです。
まずこれを頭に入れておいてくださいね。
次はこの基本を満たした、上手なタイトルの付け方のコツを紹介していきます!
良いタイトルの書き方のコツ
良いタイトルを付けるのには、ちょっとしたコツがあります。
この方法で考えると、SEOにも強く、人間が見た時のインパクトもあるタイトルになるのでおすすめですよ!
ポイントはタイトルを、前半と後半に分けて考えることです。
それでは、やり方を解説しますね!
前半部はキーワードを使って分かりやすく!
タイトルの前半部分のポイントは、次の2つです。
- キーワードを全部使う
- 記事内容を分かりやすく表現
例えば、この記事は「ブログ記事 タイトル 付け方」というキーワードを使って、ブログの記事のタイトルの付け方のコツを説明しています。
そのため、キーワードをシンプルに使って「ブログ記事のタイトルの付け方」としています。
Googleは記事内容を解釈する時に、タイトルの前半で使われている言葉を重視します。そのため、この2つのポイントを守って、シンプルな表現にすることが効果的です。
また、この時に注意したいのが、キーワードは2回以上使わないことです。何回も使うと、スパム扱いされる可能性があり、SEO的にマイナスになるからです。
単純にタイトルの文字数ももったいないので、キーワードを使うのは1回にしてください。
ちなみにキーワードの選び方は、こちらの記事に詳しく書いているので、よく分からなければ読んでおいてくださいね!
ブログを書く時のキーワード選びは大変ですよね? 特に初心者のうちは、どれもダメな気がして時間だけが過ぎてしまいます。 そこで、初心者でも簡単にできる、ブログのキーワードの選び方を解説します!
後半部はクリックせずにいられないフレーズを!
前半部分でキーワードを使って、記事内容が分かりやすく表現できていれば、後半部分は基本的に自由です。
そこで、ここには記事を読みたくなる、キャッチーなフレーズを書くようにします。
キャッチーにするためのコツには、この4つです。
- 質問形にする
- 好奇心を刺激する
- 不安を煽る
- 付加価値を表現する
記事のクリック率を大きく左右する重要なことなので、それぞれ説明しますね。
質問形にする
タイトルを質問形にすると、読者の好奇心を刺激することができます。
例えばこんな感じです。
「ブログ記事のタイトルの付け方!刺激が大事って知ってますか?」
読者は多分「”刺激”ってどういうこと?」と疑問に感じるはずです。疑問を感じると答えが知りたくなるので、記事を読んでくれやすくなります。
質問は読者の疑問を刺激するのに、良い方法です。
好奇心を刺激する
タイトルに謎の単語や、フレーズを使って、読者の好奇心を刺激します。
例えばこんな感じです。
「ブログ記事のタイトルの付け方!読者を引き込む感情刺激術とは?」
“感情刺激術”というと、少し大げさな感じですよね?そんな風に言われると、興味が湧いてくるかもしれません。
こんな感じで、読者に「何だろうそれ?」と思わせるようなことを書くと良いです。
不安を煽る
人間は不安を解消したい、という傾向が強いです。
そのため、タイトルで不安を煽ると、それを解消するために記事を、どうしても読みたくなります。
例えばこんな感じです。
「ブログ記事のタイトルの付け方!その書き方は読者に無視されます!」
読者に無視されるという不安感を煽って、記事を読ませようとしています。
効果は高いのですが、読者の反感を買う恐れもあるので、使い方には注意しましょう。
付加価値を表現する
一番、オーソドックスなのが、付加価値を表現する方法です。価値が高い記事であることを表現して、読者の期待感を上げ、クリックにつなげます。
この記事の実際のタイトルも、このタイプです。
「ブログ記事のタイトルの付け方!SEOに強くするコツを公開!」
“SEOに強く”というのが付加価値ですね。
付加価値の表現方法は様々です。他にもこんな風にして付加価値を表現できます。
- 「~ブログ講師が徹底解説!」
- 「~クリック率倍増の書き方!」
- 「~初心者でも簡単な方法!」
専門性と信頼性をアピール
効果の高さをアピール
簡単さをアピール
こんな感じで、自分の記事のウリを表現すればOKです。
色んな書き方ができるので、工夫してみてくださいね!
まとめ
というわけで、今回はブログ記事のタイトルの付け方を解説しました!
ポイントは次の2つだけです!
- 前半はキーワードを使って、記事内容を分かりやすく!
- 後半は読者がクリックしたくなるキャッチーなフレーズを!
やはり、難しいのは後半部分だと思います。クリック率に響く重要な部分なので、これだけは何度も試行錯誤して、自分のスタイルを確立するしかないですね。
とは言え、タイトルは後から変えることもできます。
そう難しく考え過ぎず、まずはこの記事に書いたことを参考にして、どんどん記事を書いていってくださいね!