
「ブログを書く時には、まずキーワードが大切です!」ってよく言われます。でも、キーワードって何を選んだら良いか、分からないですよね?
良さそうなキーワードが見つかっても、ライバルがたくさんいたり、強そうだったりして、なかなか決まらないなんてことはないでしょうか?
私も探し出すキーワードが全て、ライバルが強そうに感じて、すぐ諦めていました。もし、あなたがブログ初心者だとすると、同じ悩みを感じてるかもしれませんね。
でも、大丈夫ですよ!
実は上位表示しやすいキーワードなんてものは無いからです!私が教えている方々も「ライバルが弱そうなキーワードが見つかりません!」なんて悩む方が多いです。
でも、ライバルが少ないとか弱いキーワードなんで無いんです。だからライバルを気にしていると、いつまで経ってもキーワードが決まりません。
それよりも、決まった手順を守ってキーワードを選び出したら、あとは記事を書くことに集中することが大事なんです。
キーワードは機械的に最良のものを、素早く探し出すのが一番です!
だから、あなたにもブログのキーワードの選び方の手順を教えてしまいますね!
それでは行ってみましょう!
SEOにおいてキーワード選びが大切な理由
ご存知の方もいるとは思いますが、おさらいの意味も含めて、キーワードが大切な理由から見てみましょう。
適切なキーワードを選ぶことはSEO、つまり検索エンジンで上位を取るために重要です。
- 検索ユーザーが記事を見つけやすくなる
- クリックしてもらいやすくなる
例えば100円ショップで、おすすめの耳栓を知りたい人がいるとします。
その人は恐らく「100均 耳栓 おすすめ」なんて、キーワードで検索するでしょう。
その時に、自分の記事を検索結果に表示してもらうためには、「100均 耳栓 おすすめ」の3語の言葉を記事の中で、正しく使っていることが重要になるのです。
これができてないと、検索結果に表示されないので、読者から見つけてもらうことができないのです。
キーワードは記事のタイトルに使うことで、検索ユーザーからクリックされて読んでもらいやすくなります。
読者は自分が検索したキーワードと、同じ言葉がタイトルに使われた記事なら、きっと自分が知りたい情報が書いてあるだろうと考えるからです。
また、よくクリックされる記事は、読者の人気が高いと判断されて、評価がプラスになります。
そのため、更に順位を上げる効果もあります。
ここでよく誤解する人がいるのですが、正しいキーワードを使うと、それだけで順位が上がると勘違いしている人がいます。
でも、これは半分正解で半分間違いです。
キーワードを適切に使えてないと、確かに本来の順位よりは下がります。キーワードの使い方を間違えてる分のハンデキャップがある感じですね。
一方で、正しくキーワードを使えていると、そのハンデキャップが無くなるというのが近いんです。
こういったことからも、キーワード選びはあまり悩まずに機械的に最適なものを決めた方が良いわけです。
というわけで、次はいよいよキーワードの選び方を紹介します。
実際に今あなたが記事にしたいテーマを用意してから、この手順を読むとイメージしやすいですよ!
キーワードの探し方の手順
キーワードはこれから自分が書こうとしているテーマに、ベストマッチしたものを選ぶのが一番です。
良いキーワードの条件は、たったそれだけです。だから、機械的に選んで、あとは記事を書くことに専念しちゃいましょう。
そんなキーワードの選ぶ時の、手順は次の4つのステップです。
- 記事のテーマを決める
- そのテーマを文章にして検索
- 検索結果の記事からキーワードを決める
- 関連キーワードをピックアップ
それでは順番に見ていきましょう!
記事のテーマを決める
まずは記事にしたいテーマを決めます。
これに関しては、自分が書きたいテーマを選んでくださいね。
くれぐれも“ライバルが弱そう”とか“検索ボリュームが多そう”という理由で選ばないでください。
記事を書くのは楽じゃないので、好きでもないテーマで記事を書くと、あっという間にモチベーションが尽きてしまいます。
ブログ運営は地道なものなので、モチベーションの維持には細心の注意を払ってください。
そのテーマを文章にして検索
記事のテーマが決まったら、今度はそれを1つの文章にします。
例えば、100円ショップの耳栓の紹介記事を書きたい場合は、「100円ショップの効果の高い耳栓が知りたい」といった感じの文章にします。そして、この文章でそのまま検索するのです。
そして、検索結果の記事が自分が、これから書こうとしている記事のテーマと似ていることを確認します。
今回の場合は、100円ショップの耳栓のレビュー記事が上位表示されたのでこれで良さそうです^^
検索結果の記事からキーワードを決める
次に記事の基準のキーワードを探します。
検索結果の上位表示されら記事から、関連性の高いキーワードをピックアップします。
この場合は、やはり“100円ショップ”とか、“100均”、“耳栓”、“遮音性能”のようなキーワードが関連性が高そうです。実際には記事を読んでみると更にたくさんのキーワードが見つかります。
これに加えて、自分でも関連性が高そうだと思うキーワードを選びましょう。
次にピックアップしたキーワードを組み合わせて検索します。
検索結果が、最初の文章で検索したものと、似た検索結果になるものを選びます。
「100円ショップ 耳栓」は検索結果が似ているのでOKそうです。
「100均 耳栓」も検索結果が似ているのでOKです。
今回の場合は「100円ショップ 耳栓」「100均 耳栓」が、最初の文章の検索結果と似ているので、この2つが基準のキーワードの最終候補になります。
後はこの2つのうちの検索ボリュームが多いキーワードを選びます。
検索ボリュームを調べるのはGoogle Trendsで行います。
「100円ショップ 耳栓」のグラフは地を這っていて見えませんが、「100均 耳栓」のグラフはモリモリでますね。「100均 耳栓」の方が圧倒的に検索ボリュームが多いので、こちらを基準のキーワードに採用します。
Googleなどの検索エンジンで、検索されている回数のことです。
Googleトレンドなどを使うと、相対的な検索ボリュームやどの時期に需要があるかが分かります。
検索されてないキーワードを狙って記事を書いても、当然全くアクセスが期待できないので、記事を書く時には検索ボリュームが多いものを選びましょう。
関連キーワードをピックアップ
基準のキーワードが決まったら、記事のテーマと方向性が似ているキーワードを探します。
そのためにはgoogkeywordという無料のツールがおすすめです。
ここに基準のキーワードを入れて検索します。
元のキーワードと関連が深いキーワードを抽出してくれるツールです。
抽出されるキーワードは、Googleが関連性が高いと判断して、ユーザーに提案するサジェストワードと呼ばれるものです。
関連するキーワードがたくさん出てくるので、これをコピーしてメモ帳などに貼り付けます。
最後にこれらのキーワードの中から、方向性が同じものだけをピックアップします。
今回の「100均 耳栓」の場合を例にすると、こう判断しました。
【「100均 耳栓」のキーワード表】
キーワード | 方向性は合ってるか? | 採用可否 |
---|---|---|
100均 耳栓 | 100円ショップのおすすめの耳栓が知りたい | これが基準のキーワード |
100均 耳栓 おすすめ | 全く同じ方向性 | 〇 |
100均 耳栓 ダイソー | ダイソーのおすすめの耳栓 | 〇 |
100均 耳栓 効果 | “効果が高い耳栓を知りたい”なので、ほぼ同じ方向性 | 〇 |
100均 耳栓 どこ | 100円ショップの耳栓売り場を探しているので、違った意図 | × |
100均 耳栓 飛行機 | 飛行機で耳が痛くならない耳栓を探している | 〇 |
100均 耳栓 キャンドゥ | キャンドゥのおすすめの耳栓 | 〇 |
100均 耳栓 イヤホン | 耳栓やイヤホンを探しているだけなので、微妙に違う | × |
100均 耳栓 遮音性 | 遮音性の高い耳栓を探している | 〇 |
100均 耳栓 水泳 | 水が入らない耳栓を探している | 〇 |
100均 耳栓 付け方 | 耳栓の付け方を知りたい | 〇 | 100均 耳栓 気圧 | 気圧変化で耳が痛くならない耳栓を探している | 〇 |
飛行機 耳栓 100均 気圧 | 飛行機で耳が痛くならない耳栓を探している | 〇 |
気圧調整 耳栓 100均 | 気圧変化で耳が痛くならない耳栓を探している | 〇 |
広い意味で、良い耳栓を探しているという方向性のキーワードは全て採用しました。
こうして採用した関連キーワードは、重複した単語を除いて、記事の中で自然に使うようにします。
次はその使い方を解説しますね!
SEOに強いキーワードの使い方
ここまでで選び出したキーワードは、「100均 耳栓」というキーワードとそれに関連するキーワードです。
それぞれ、SEO上有効な使い方があるので、順番に説明しますね!
基準キーワードの使い方
最も重要なキーワードは、基準となる「100均 耳栓」です。
このキーワードは次の場所に必ず使ってください。
- 記事タイトル
- 見出し
- 冒頭部分
記事のタイトルには必ず基準となるキーワードを使います。
「100均 耳栓」だったら例えばこんな感じです。
『100均でおすすめの耳栓はどれ?大手3社の全商品を徹底レビュー!』
キーワードはタイトル前半で使うとSEO効果が高くなるので、必ずそうしてくださいね。
見出しタグにも自然な形で、最低でも1回は使うようにします。
例えばこんな感じです。
『耳栓の効果を決めるポイント!』
不自然に多用するとかえってスパム判定を受けて、SEO的にマイナスです。
最低1回使ったら、あとは人間の感覚で自然に感じる範囲にとどめてください。
記事の冒頭部分の文章中にも自然な形で、使いましょう。大体300文字以内には必ず使ってください。
これもSEO上、効果が大きいので、忘れないようにしてくださいね。
あとは本文中にも、当然「100均 耳栓」を使って文章を書いてください。
これは自然な範囲で十分です。よくキーワードの含有率は、3%~5%が良いと言われますが、私は特に意識していません。
関連キーワードの使い方
関連キーワードを記事中に適切に使うと、そのキーワードで検索された時にもアクセスが期待できます。
是非、上手に使ってみてください。
使って欲しい個所はここです。
- 見出し
- 本文中
関連キーワードを一番使って欲しい場所が、見出しタグです。
見出しタイトルの中に自然な形で関連キーワードを使ってください。
例えばこんな見出しタイトルにするとかです。(「100均 耳栓 ダイソー」の場合)
『ダイソーでおすすめの耳栓』
無理に3語全てを使う必要はありません。”100均”と”耳栓”は基準キーワードなので、他の部分で十分使われているはずなので、この場合は”ダイソー”さえ使えればOKです!
関連キーワードはたくさんある場合が多いので、無理せず1回使えたらOKとします。
残りの関連キーワードは、本文中で自然な形で使ってください。
これもあくまでも自然な形で使ってください。
関連キーワードはたくさんあるので、無理にでも使い切りたくなるかもしれませんが、それは止めましょう。
人間が読んで不自然な文章は、SEO的に大きなマイナスです。
キーワードを使うよりも、そちらのマイナスの方が大きいので、不自然になるなら、無理して使わないでください。
まとめ
いかがでしたか?
キーワードはこのような手順で機械的に選ぶことで、ベストなものを選ぶことができます。悩むのは記事を書く時にして、キーワードはサクッと選んじゃってくださいね。
もう一度手順をまとめておきます。
- 記事のテーマを決める
- そのテーマを文章にして検索
- 検索結果の記事からキーワードを決める
- 関連キーワードをピックアップ
記事にするテーマを決める。
そのテーマを短い文章にして検索する。
検索結果の記事から、基準にするキーワードを決める。
基準キーワードから関連キーワードを選び出す。
キーワードは、これから書く記事のテーマと、ピッタリマッチしていることが重要です。
これを満たしていれば十分なので、あまり悩み過ぎないでくださいね。
キーワード選びは、とっても重要なので、もし分からないことがあれば、お問い合わせフォームから気軽に質問してください!