
日曜日の夜になると憂鬱になった経験って、誰にでもありますよね?
有名な言葉に、サザエさんのエンディングテーマを聞くと憂鬱になる『サザエさん症候群』なんてのもあります。私の場合はちびまる子ちゃんの『おどるポンポコリン』でも、憂鬱になれましたけどね^^;
「月曜日の朝を迎えたくない!寝たら月曜日の朝になってしまう!」そう考えて、日曜日の夜に夜更かししてしまい、ますます月曜日の朝が辛くなるなんてこともやってました。
私は「楽な仕事なんて、この世の中には存在しないのだから、辛くても忍耐して頑張るべきだ!」って考えていました。もしかすると、あなたもそうかもしれませんね。
でも、サラリーマンを辞めた今では、そんな考えは間違いだと思います。むしろ、日曜日の夜に憂鬱になってしまうような仕事の方が、異常だと考えています。
あなたがもし、日曜日の夕方に憂鬱になってしまうのだとしたら、きっとあなたには何の責任も無いと思いますよ!
そこで、この記事では日曜日の夜に憂鬱になる本当の理由と、その対策をお伝えします。
日曜日の夜に憂鬱になる理由
日曜日の夜に憂鬱になったり、気持ちが落ち込んでしまう理由は、言うまでも無く仕事が辛いからに他ならないですよね?
じゃあ、なぜ仕事が辛く感じるのでしょうか?
仕事が辛い理由
まず、仕事が辛いと感じる原因を色々と調べてみました。
すると、大体この4つがダントツで出てきます。
- 人間関係
- 無理なノルマ
- 過剰な仕事量
- 過剰な責任
実はこれらの理由って、自分には何の落ち度も無いんです。人間関係は、自分だけじゃなく周りの人たちにも悪い点がある場合がほとんどです。
仕事の能力だって、向き不向きがあります。もし、同僚に比べて成果が低かったとしても、それはあなたの能力が低いのではなく、単にその仕事が向いてないだけです。
それにもかかわらず、私たちは仕事ができないと、自分に問題があるかのように考えてしまいます。自分よりも仕事ができる同僚と比較して、落ち込んでしまいます。
向いてないことと、能力が低いことは、全く別問題です。向いてないことをやって、成果が出ないのは当たり前なんです。
実際に私自身がそうでした。
私の場合
私の場合、日曜日の夜はもちろん、毎晩のように憂鬱でした。
私は大手の携帯電話会社でシステムエンジニアをしていました。システムエンジニアというだけで、大変な仕事ですが、過当競争を繰り広げている、携帯電話業界のシステムであることが、更に仕事を難しくさせていました。
(私のサラリーマン時代の詳細は、プロフィールに書いてるので、良かったらご覧ください)
特に辛かったのはこの3つです。
- 対外部門からの圧力
- 無理な予算とスケジュールでの開発
- システム開発会社からの反発
「うちの部では開発できないので、そちらの部で開発してください」といった感じで、社内で責任の押し付け合いをするのが、日常茶飯事でした。
期限がある仕事が何も進まないので、八方塞がりになってしまいます。
対外部門との打ち合わせがある日は、会社に行くのが本当に辛かったです。
携帯電話業界では、画期的な新サービスは出尽くしています。そのため、他社に勝つためには、低価格にすることが求められます。
当然、コストカットが求められるのですが、そのしわ寄せを最も受けるのが、システム開発部門です。
低予算で短い時間で開発することを求められるので、常に仕事に追いかけられていました。
ほとんどのシステムの開発は、外部の会社に発注していました。
予算が減り、スケジュールが短くなれば、その会社にも無理なお願いをせざるを得なくなります。でも、当然「そんな無理な予算とスケジュールじゃ開発できません」と反発を受けます。
こうなると、やっぱり開発が進まなくなります。
システム開発会社との打ち合わせの日も、プレッシャーが大きかったです。
私の仕事は、システム開発というよりも、部門間やシステム開発会社との調整がほとんどでした。つまり、私の仕事は、システムエンジニアではなく、ネゴシエーターだったんです。
でも、当時はそれに気付かず、上手に調整して仕事を進めている同僚と自分を比較して、仕事のできない自分を責めていました。
確かに私の調整能力は低かったです。そのせいで、周りにも迷惑をかけていたと思います。
でも、だからといって当時の自分が仕事のできない、ダメな人間だったなんて思っていません。なぜならネゴシエーターなんて仕事には、自分は向いていないって分かってるからです。
もし自分は仕事ができていないなんて、自分を責めているのだとしたら、それは事実とは違うかもしれません。
会社で働いていると、比較するのは同僚や同じ業界で働いている人たちばかりです。そんな人たちと比べていると、“悪いのは自分”と思い込みやすいです。
しかし、もっと大きな視点で見た時に、悪いのはもしかしたらあなたではなく、仕事の方かもしれません。
じゃあ、仮に悪いのは自分じゃないとしても、仕事が辛いのには変わりないですよね?
いったいどうすれば、日曜日の夜の憂鬱な気持ちを解消することができるんでしょうか?
日曜日の夜の憂鬱さの対策
日曜日の夜に、仕事に行くのが辛くなったら、どうすれば良いのでしょうか?
ズル休みしても、仕事が溜まって余計に自分の首を絞めるだけです。当たり前のことですが、結局は仕事に立ち向かって、片付けるしかないですよね?
だから、一番良いのは、やっぱり仕事に正面から取り組むことです。
そこで、日曜の夜から月曜日の仕事が終わるまでに、おすすめしたい仕事への取り組み方は次の4つです。
- 仕事の対策を考えて早く寝る
- 早起きして早く出勤する
- 80点の出来で良しとする!
- 月曜日は定時で帰宅する!
これらのことは私もサラリーマン時代にやっていたことです。
それぞれの流れを説明しますね。
仕事の対策を考えて早く寝る
日曜日の夜に仕事のことなんて、考えたくないって思うかもしれませんね。でも、一番ストレスになるのは、実はなんとなく不安な状態なのです。
嫌な仕事のことを考えないようにしていると、不安で嫌な気持ちが続いてしまいます。
それよりも、月曜日にやる仕事の対策をしっかり考えた方が、気持ちが楽になります。
逃げの姿勢をやめて、気持ちを切り替えて、仕事の計画を立ててから寝るようにしましょう!
早起きして早く出勤する
月曜日の朝は早起きして、サッサと出勤しちゃいましょう!
そして、日曜日の夜に立てた計画通りに、やるべき仕事をどんどん片付けてしまいます。
苦手な仕事を片付けることができれば、自分の自信にもなります。
80点の出来で良しとする!
ココが肝心なのですが、仕事の出来に完璧さを求めるのはやめましょう!
既にお伝えした通り、そもそも、仕事が辛くなる原因は、その仕事が自分に合ってないからです。
どんなに頑張っても、自分に向いてない仕事でもの凄い成果を上げるのは難しいです。
だから、無理に自分を追い込まずに、80点程度の出来で満足する事が大事です。
月曜日は定時で帰宅する!
そして、月曜日はサッサと定時で帰宅するようにしましょう。
曜日ごとの生産性を調べた調査では、最も生産性が低いのは、やはり月曜日でした。一方で最も生産性が高いのが水曜日で、その後、週末に近づくにつれて、徐々に生産性が落ちていったそうです。
このことから誰でも、休みの直後と直前は、生産性が低いことが分かります。月曜日は、どうせ生産性が低いので、定時で帰宅して、他の曜日に頑張るようにしましょう!
このように、仕事が辛いのは、嫌な仕事で高い成果を出そうとすることに、大きな原因があります。だから、開き直って自分に過度の期待をしたり、同僚と比較したりするのはやめてしまうんです。
嫌いな仕事で出世したって、余計責任が増えて、もっと大変になるだけです。辛くても、今の仕事を続けるつもりなら、このように開き直って、マイペースな働き方を意識して、そこからブレないことが重要です。
私自身も、対外部門やシステム開発会社に、無理難題を要求して、無理やり自分の思い通りにすることなんて、苦痛でしょうがなかったです。そのような仕事で成果を出すことは諦めていました。
でも、そんなこと言われても、もしかすると納得できないかもしれませんね。理想的なのは、今の仕事を好きになることだと思います。
じゃあ、仕事を好きになる事ってできるんでしょうか?
仕事の辛さを克服するのは困難!
結論から言えば、嫌いな仕事を好きになるのは、とても難しいと思います。
その仕事を好きになろうとするには、まずその仕事が得意になることが最低条件です。でも、それには努力と時間が必要です。
私自身もシステムエンジニア時代は、自分に過度の期待しないように心がけていました。同僚より仕事ができなくても、評価が低くても、気にしないようにしていました。
もっと、上手に調整できるようになるために、努力しようとした時もありました。しかし、自分の魂が嫌う事は、どうしてもできませんでした。
そして、最終的には仕事のプレッシャーから来るストレスのせいで、体を壊してしまい会社を辞めることになってしまいました。
幸いにもそれからはブログ運営や、自分で作った仕事のお陰で、なんとか生活できるようになりました。
今の仕事は収入は不安定ですが、日曜日の夜に憂鬱になったり、朝起きれないなんてことはありません。少なくとも毎日健康で、自分の生活に満足しています。
生活の不安は無いだけの収入はありますが、将来を考えると、やっぱり不安です。それでも、健康的な生活ができているのは、やっぱり今の仕事が好きだからです。
収入だけを見たら、サラリーマン時代の方が安定していました。しかし、好きな仕事でなければ、またサラリーマンに戻っても、絶対にまた体を壊すと思います。
じゃあ、仕事の辛さを根本的に解決するためには、どうすれば良いんでしょうか?
根本的な対策は自分で仕事を作る事!
もし、本当に仕事の辛さから解放されたいなら、他の仕事を探すか、自分の好きな仕事を作るしかありません。
私自身は昔の自分のような人をを助けるつもりで、今こうして、世の中の人のナリワイ作りのお手伝いをしています。
これは私自身が、ずっとやりたかった仕事です。
でも、いきなり自分の好きな仕事を作り出すのは、やはり難しいです。生活の基盤ができていないと、好きなことを仕事にする余裕が無いからです。
だから、私がおすすめしたいのは、まず生活の基盤を安定させるための収入を作ることです。
自分が得意なことを活かして、最低限の生活をするための収入源を作ることが、根本的な解決につながる第一歩です。
私の場合は、Webライティングの技術を使った、Webライターの仕事やブログ運営でナリワイを作りました。
大切なのは、自分が得意なことで収入を作ることです。いきなり好きなことを仕事にするのは難しいですが、好きじゃなくても得意なことなら比較的簡単に収入を作ることができます。
ぜひ、自分の得意なことは何かを考えて、自分の仕事を作ってみてください。
ちなみに私にとっては、Webライティングには自信があったので、それをナリワイにしました。もし興味があれば、月5万円の収入を作る方法は、こちらの記事にまとめているので、読んでみてください。
月の収入が5万円増えたら、それだけで生活がかなり楽になりますよね? でも、現代は様々な働き方ができるようになりました。 Webライティングのスキルを学んで活かせば、月5万円のナリワイを作るのは可能なんです! ここではWebライティングのスキルを使って、月5万円のナリワイを作る方法をお伝えします。
まとめ
どんな仕事であっても、お金を稼ぐのは楽ではないと思います。
でも、日曜日の夜に仕事に行くのが辛くて憂鬱になってしまうのは、異常なことです。
もし、それでも今の仕事を続けるのであれば、自分に過度の期待をして、自分自身を追い込まないようにしてください。
仕事が辛いのは、やっぱりその仕事が嫌いだからです。
もし、根本的な解決方法を探しているのであれば、仕事を変えるか、自分で仕事を作ることがおすすめです。
最初は大変かもしれませんが、嫌いな仕事を続けて疲弊してしまうよりも、遥かに良いです。
自分の好きな仕事をして生活するのは、とっても健康的ですよ!
この記事に書いたことが、あなたの憂鬱さの対策として役に立つように願ってます!
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