
GELアドバイザーの齋藤(@Saito_Yoichi)です。
最近は家庭菜園に憧れる人や、実際にやる人が増えていますね。
私も家庭菜園ができるほどの庭がある家を、わざわざ探して購入しました。出会う人に「庭で家庭菜園をやってます」なんて言うと、多くの方から羨ましがられます。
これを読んでいるあなたも、家庭菜園をやりたいと思ってるかもしれませんね。
もし、そう思っているなら、今すぐやるべきだと思いますよ!なぜなら、家庭菜園は単なる趣味にはとどまらない、多くのことが得られるからです。
今後資本主義型の社会が、立ち行かなくなった時に、必ず役に立ちますよ!
というわけで、今回は資本主義的生活に疲れた人が、家庭菜園をやった方が良い理由をお伝えします。
野菜はどのようにしてできるのか?
資本主義型の社会が崩れた時に、なぜ家庭菜園をやっていると良いのでしょうか?
「食料を自給できる力を身に付けられるから」なんて、理由ではありません。
生活するための基本的なことが学べるからなんです。
その学べることとは、次の3つのポイントに集約されます。
- 最適な季節
- 種まき
- 手入れ
どんな野菜にも、栽培に適した時期があります。その野菜に適してない時期には、収穫は期待できません。
季節やタイミングがズレていれば、何をしたって意味がありません。
当たり前ですが、野菜は種を撒かなければ芽が出ません。
でも、逆に言えば種を撒く以外に、余計なことをし過ぎると、ちゃんと育ってくれません。
種を撒いたら、水やりや肥料などをちょうど良い量だけ施します。
足りなくてもダメですし、やり過ぎてもダメです。
お金を稼ぐことにも、実は最適な季節(タイミング)、種まき(決心して踏み出す)、手入れ(学ぶことや行動)が必要です。
実は仕事をして生きていくために、重要なことを学べるのが、野菜作りなんです。
大切なことなのに、今の日本ではちゃんと習うことが無いんですよねぇ。
そして、実際に家庭菜園をやると、更に色んな事が学べるんですよ。
家庭菜園で学べること
家庭菜園をやると、本当に色んな事が学べます。
それは人それぞれ、様々ななんですが、私の場合はこのようなことでした。
生きるのに必要なマインドセット
既にお伝えした通り、野菜の栽培には、ポイントがあります。
それを守らないで自己流でやったって、絶対に収穫は得られません。
だから、食べ物を作って、生きていきたければ、やるべき時にやるべきことを、キッチリとやる必要があります。
自然に対しては、人間が自己流で立ち向かっても無駄です。
生きていくためには、謙虚な態度で取り組むことの大切さが学べます。
心の落ち着き
家庭菜園をやっていると、心の落ち着きが得られます。
ちゃんとやるべきことを守っていれば、野菜は自然に生長して、実を結びます。
頑張らなくても、大丈夫という、心の落ち着きが得られます。
さらに、野菜作りのスキルは、将来役に立つかもしれない、必須スキルなんですよ!
それはなぜなんでしょうか?
資本主義が成り立たない時代が来た時に…
世界経済はどんどん成長しています。でも、その成長はお金という数字だけでのことです。
実際には地球上の食料や資源は、一定の量しかありません。そうなると当然需要と供給の関係で、食料や資源の値段は、どんどん上がっていきます。
そして、実際にそれはもう始まっています。ガソリンの価格は、徐々に上がってきています。
サンマは、中国や台湾の乱獲によって、最近は漁獲量が減ってきています。
もはや、資本主義経済は、成り立たなくなってきています。そこで、地域毎に食料やエネルギーを自給する社会の仕組みが重要と言われてきています。
そんな時代の流れの中で、家庭菜園をやることには、こんなメリットがあります。
心の余裕
食料を自給するスキルというのは、これからの時代、生活を安定させるために、必須のものになります。
私が仙台で知り合った人は、東日本大震災の時に、スーパーから食料が消え去って、困窮したそうです。しかし、近所の農家には、野菜がたくさんストックされていて、快く分けていただいて助かったんだそうです。
その人は、それをきっかけに10アールの農地を借りて、野菜作りを始めました。
もはや家庭菜園レベルを超えています^^;
そうやって、食料自給ができることが、心に大きな余裕をもたらしてくれます。
生きていけるという自信
最終的には、人間は食べ物さえあれば、生きていけます。
だから食べ物が作れるということが、どんなことがあっても生活できる力があるという自信につながります。
実際には、豊かな生活のためには、食べ物だけでは足りません。
でも、このささやかな自信が、普段の大変な生活の中で、心に安定をもたらしてくれるんです。
今の時代は食料があふれています。野菜を作ることに、それほど大きな意味を感じないかもしれませんね。
でも、やってみると、単なる趣味を超えて、大きな学びがあるので、家庭菜園に挑戦してみてくださいね!
まとめ
というわけで、今回は資本主義的生活に疲れた人に、家庭菜園をおすすめする理由をお伝えしました。
今回のポイントをもう一度おさらいしておきますね。
- 生きるための基本的な考え方が身に付く
- 地域自給のために役立つ
- 何があっても生きられる自信になる
野菜作りは、謙虚にやり方を守れば、比較的簡単ですが、自己流でやると見事に失敗します。だから、生きるための基本的な考え方が身に付きます。
次の時代は地域で食糧やエネルギーを自給することが必要です。そのために食料を作る技術は必須です。
究極的には、食料を自給出来れば、他者に依存しなくても、生きていけます。何があっても生きていける自信が身に付きます。
単なる土いじりが、実は次の時代に向けて重要なスキルになります。
だから、私も真面目に家庭菜園に取り組んでいるんです^^
あなたも、ベランダのプランターからでも良いので、家庭菜園を始めてみてはいかがですか?