定時退社ができないし無理!ただ早く帰るだけじゃ自分の首を絞めますよ!

仕事なんて早く切り上げて、定時退社したい!そう思う人は、多いと思います。

私も常にそう思ってましたし、実際に極力、定時で帰るようにしていました。

実際に残業時間は、月10時間未満に抑えるようにしていました。

でも、そうやって常に定時帰社を続けていた私に言わせると、ただ定時で帰るのは、やめた方が良いと思います。なぜなら、逆に自分の栗を絞めることになるだけだからです。

ただ定時で帰るだけなら、誰にでもできます。でも、幸せな生活ができる、理想の定時退社をするのは、至難の業です!

中途半端な定時退社をするくらいなら、適度に残業した方がマシかもしれませんよ!

というわけで、今回は”定時退社できない!”という人のために、本当の定時退社とは何かを考えてみます。

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ただ早く帰るだけじゃ逆効果な理由

仕事が好きだって言う人でなければ、きっとほとんどの人は、毎日定時で帰りたいなぁと思っているはずです。

でも、実際に早く帰っちゃダメなんて言う人は、いませんよね?

「早く帰って良いですか?」って、聞いたとすると「仕事が終わっていて、みんなに迷惑が掛からなければ良いよ」って言われるんじゃないかと思います。

でも、それが難しいんですよねぇ…。

定時退社できない理由

「仕事が終わっていればイイよ~」なんて言う人が多い職場ほど、人手が足りなくて仕事量が、多過ぎる場合が多いです。

最近は競争が激しいので、少しでもコストを下げるために、少ない人手で、短いスケジュールで仕事をする所ばかりです。

そうなると、一人当たりの仕事量は、自然と多くなります。定時退社なんてできるわけないんですよね…。

それでも、周りの目を気にせず、自分にできない量の仕事は断り、仕事が終わらない同僚を放っておいて帰ることも、やろうと思えばできるはずです。

でも、和を重んじる日本文化の中で、自分だけ早く帰るなんて、わがままと感じてしまと思います。

みんなからの信頼を考えると、それはやりにくいですよね。

そして、何よりも頑張って定時退社したって、問題の根本的な解決にならないんです。

私は体を壊しました

サラリーマン時代の私は、月の残業時間を10時間以内に、抑えるようにしていました。

それでも、私はストレスで体を壊して、仕事が続けられなくなってしまいました。元々、心臓の持病がありましたし、体を壊した時には忙しくて、実は残業時間は10時間以内には、収まってなかったです。

でも、いきなり体を壊したわけではありません。問題は労働時間の長さじゃなくて、仕事のストレスが原因でした。

この記事にも書きましたが、勤務時間をどんなに短くしても、苦手で嫌いな仕事は辛くて大変なものです。

私の場合も、他部門や上司からのプレッシャー、短い納期や少ない予算での開発を余儀なくされることなどが、大きなストレスになっていました。単純な労働時間とは関係ないストレスが、もの凄く大きかったんです。

「同僚たちに比べて、全然残業して無いから言い訳できない」とか「世の中には月に180時間も残業している人もいるんだから、これくらいで逃げるわけにはいかない…」なんて思ってました。

私自身もただ定時で帰るだけでは、問題は解決しないという真実に、気付いてなかったんですよね…。

では、どうすれば、問題は解決するんでしょうか?次は理想の定時退社の条件を考えてみます。

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理想の定時退社とは?

よく欧米の労働者は、自分の働きたいだけ、好きな時間働いたらサッサと帰宅するなんて言います。有給休暇を捨てるなんて人は、皆無というのもよく聞きますね。

だからと言って、日本人も同じようにすればいいなんて、短絡的な意見だと思います。

それができたら、誰も体を壊すまで、働いたりしないですよね?

だから、理想の定時退社の条件は、このようなものだと思います。

理想の定時退社とは?

  • 仕事が片付いている
  • 自分の仕事がスケジュール通り順調に進んでいるか、既に片付いている状態であること。

  • 上司も同僚も納得している
  • 上司も同僚も、自分が定時退社することに、何の問題も感じてない。

  • 仕事量が適正
  • 仕事の量や内容が適正で、無理やり仕事を片付けて、無理やり定時退社してないこと。

要は、無理なく仕事ができていて、上司や同僚との関係も良好であることです。

このような条件を満たしたうえで、定時退社するのが理想です。

この条件を満たさずに、ただ定時で帰っても、逆に自分の首を絞めることにもなりかねません。

だから、今の仕事がこの3つの条件を、本当に満たすことができるかどうかを、考えてみることが重要です。

そして、もう一つ重要なことがあります。それは定時退社する目的です。

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あなたの望みは残業しないことで叶いますか?

あなたは、なぜ定時退社したいのでしょうか?

定時退社で得られるメリットは、自分の時間が持てることです。

それを大切な人との時間や趣味のために使っても良いですし、休養のために使うこともできます。自由に使うことができます。

でも、逆に言えば、定時退社で得た時間を、有意義に使うことができなければ、無理に定時退社しない方が良いかもしれません。

定時で帰るためには、仕事を短時間でキッチリ片付け、上司や同僚の信頼を勝ち取る必要があります。これって結構大変なことです。

日本の会社で定時退社するのは、やっぱりそれなりに大変なんです。

そうまでして、作り出した時間で、あなたは何をするのが、目的でしょうか?

もし、それが無いのであれば、無理して定時退社するよりも、ほどほどに残業していた方が、楽かもしれません。

本当に幸せで健康的な定時退社生活を、実現したいのであれば、定時退社で叶えたいあなたの望みを考えてみてくださいね!

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まとめ

というわけで、今回は本当に幸せで健康的な定時退社をすることの、難しさを考えてみました。

やっぱり、日本には日本の文化があります。日本で毎日定時退社を続けるのは、逆に辛いことかもしれません。

どうしても、定時退社したいのであれば、定時退社する目的を考えてみた方が良いと思います。

どうしても早く帰りたい理由があるのであれば、頑張って定時退社を目指してみてください。

ちなみに、私の場合は、早くサラリーマンを辞めるための、副業がしたかったのが、定時退社の目的でした。そして、選んだ副業がブログ運営でした。

だから、少しでも記事を書く時間を確保したかったので、定時で帰るために、仕事をメチャクチャ頑張りました。

でも、今振り返ってみると、そうやって副業も頑張っていたので、やっぱり楽な毎日じゃなかったなと思います。

結局は自分が好きな仕事を好きなだけできる、今の働き方が理想的だなと思います。

あなたもぜひ、自分にとってのGood Enoughな働き方を考えてみてくださいね!

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