ストレスと不安のどっちを取る?会社を辞めるべきなのはこんな人!

現代の日本は、労働人口の9割近くがサラリーマンです。

そんなサラリーマンも、今は過重労働やストレスが大きくなってきています。ブラック企業なんて言葉もあるくらい、中には過酷な労働を強いられる会社もありますね。

年々過酷になる労働環境のせいか、最近はサラリーマンを辞めたいと考えている人が、どんどん増えています。

もしかすると、あなたもそう考えたことがあるかもしれませんね。

でも、一度サラリーマンを辞めたら、戻るのは簡単じゃありません。会社を辞めて自営業やフリーランスになってから、後悔しても遅いので、本当に自分が向いている働き方がどちらかを見極めたいはずです。

では、見極めるポイントって何なのでしょうか?

いくつかある中でも、特に大きなポイントだなと、私が感じているのは、自分がストレスと不安のどちらに強いかなんです。

サラリーマンを辞める前に、このことを考えておくのは凄く重要ですよ!

というわけで、今回はサラリーマンを辞める前に考えて欲しい、ストレスと不安の違いを説明します。

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サラリーマンと自営業の違い

そもそも、サラリーマンと自営業って、何が違うんでしょうか?

ライフスタイルに大きく関係することとしては、この3つかなと思います。

違いのポイント

  • リスクとリターン
  • サラリーマンは、頑張っても、自分の収入には、それほど反映されませんが、雇用は守られています。そのため、ローリスク・ローリターンです。一方で、自営業は売り上げの増減が、そのまま自分の収入に反映されてきます。まさにハイリスク・ハイリターンです。もちろん、そうじゃない場合もありますが…。

  • プレッシャーの種類
  • サラリーマンの場合は、自分が望まないことや、自分の能力を超えたことをやらされるプレッシャーがあります。一方、自営業の場合は、仕事を選んでいると、そもそも、仕事が無くなって、収入が無くなるプレッシャーがあります。

  • 自己管理の重要性
  • サラリーマンの場合は、働きたくなくても決まった時間は働かされます。上司や同僚の目があるので、サボるのは難しいです。自営業の場合は、モチベーションを維持して、仕事ができるように、自己管理する必要があります。

そして、実はこの3つにはある共通点があるんです。それこそが、ストレスと不安の違いです。

私自身、サラリーマンと自営業の違いは、ストレスと不安に集約されると思います。

自分がどちらに強いタイプかを考えることが、自分のライフスタイルを考える上で、とっても重要になるんです。

サラリーマンはストレスが多い

サラリーマンの場合、組織の中で働くという性質上、とにかく様々な忍耐が必要です。

例えばこのようなことです。

  • 仕事内容
  • 労働時間の長さ
  • 得意不得意

サラリーマンの場合は、上司や同僚の意思を尊重する必要があります。好きじゃない仕事や苦手な仕事を、せざるを得ないことも多いです。

仕事が終わらなければ、残業してでも終わらせる必要があります。

実はサラリーマンは、自分だけでなく、上司や同僚に対しても、満遍なく責任があるのです。自分の好きなようにできないため、過酷な環境に置かれても逃げることができません。

これは大きなストレスの原因になります。

過酷な職場で働くことになると、とにかく目の前の仕事を片付けることに、必死になります。そして、良くも悪くも将来のことを考えなくなります…。

サラリーマンはストレスが大きい代わりに、一定の収入を安定して得られます。

自営業は将来の不安が多い

一方の自営業的な働き方の場合は、サラリーマンが忍耐しなければいけないことからは、全て解放されます。

自分がやりたい仕事を、好きな時に好きなだけ、やることができます。

しかし、サラリーマンと違って、人生の全ての責任が、自分に存在します。自分の人生の責任は、自分で取るなんて当たり前のことのような気がしますよね?

でも、実際にそのような立場になってみると、きっと過酷だなと感じると思います。今の仕事が将来も、順調とは限らないと思うと、不安でしょうがなくなります。自分の判断ミスが、全て収入に跳ね返ってくると思うと、怖いなと思います。

常に収入を安定させることで頭がいっぱいです。

まさしく自営業は、お金という魔物との闘いの日々です。

それに対して、労働基準法に守られた、サラリーマンという働き方は、とっても素晴らしいものだと、心から思えます。収入額には制限があり、ストレスも多い働き方ですが、安定性は抜群な働き方です。

やってみれば分かりますが、自分で責任を取るというのは、甘くないんです。

だから、自分はストレスと不安のどっちに強いタイプかを考えることが、凄く重要なんです。

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あなたはどっちを取る?

ストレスは心身の健康を蝕む、怖いものです。

現代のサラリーマンのストレスは、どんどん大きくなっていっています。

私自身も体を壊して、サラリーマンを続けられなくなった身です。辞めた今は、すっかり健康を取り戻したので、あのまま続けなくて良かったと思います。

でも、辞めてみてから、分かったこともあります。それは、生活の”安定性”というものの価値です。

安定性を過小評価しないこと!

私はサラリーマンを辞めて、自営業者になりました。

最初は、サラリーマンよりも、ずっと素晴らしい働き方だと信じていました。昔はほとんどの人が、自営業的な働き方をしていたのだから、元の自然な姿に戻るだけだと考えていました。

しかし、会社を作り、みんなで協力してビジネスをやると、競争力と付加価値の高い商品サービスを作ることができます。それは、安定性をもたらします。

長年、不安定な生活に、悩まされてきた人類にとって「株式会社」という制度は、画期的なものだったんです。

“安定性”って、人類がずっと求め続けてきたものなんです。それを過小評価しない方が良いです。

冷静に比べてみて、自分がどっちに耐えられるタイプか判断するべきです。

あなたがサラリーマンを辞めようと考えた時に、まず不安という感情が出てくるなら、あなたはきっとストレスに強いタイプです。逆に希望や楽しさが先に出てくるなら、あなたは不安に強いタイプです。

まず、これをしっかりと見極めましょう。そして、その上でおすすめの働き方があります。

それは良いとこ取りの働き方です。

理想は良いとこ取り!

例えば、自分がストレスに強いタイプだと分かったとしても、サラリーマンを続けるのは得策ではありません。

なぜなら、サラリーマンを辞めたいと考えてる時点で、もうその働き方は自分には合ってないからです。

ここで分かったのは、”どちらかというとサラリーマンの方が向いてる”ということだけです。だから、サラリーマンだけを続けるなんて、やっぱり無理なんです。

だからおすすめなのは、この記事に書いたようなライスワークと、自分のやりたい仕事をバランスよくやることです。

自分が安定志向が強く、ストレスに強いタイプなら、比較的ストレスが小さい仕事をしながら、副業で自分がやりたいことをやります。

安定よりも夢を優先させたい不安に強いタイプなら、パートタイムのお仕事をしながら、自分のやりたい仕事もやるのです。

自分がどっち寄りのタイプかを見極めたうえで、バランスを考えるのがおすすめです。

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ポイントはコントロールできるかどうか

この良いとこ取りの働き方をするために、重要なポイントがあります。

それは自分をコントロールできるかどうかです。

重要なのは、ちょうど良いバランスと仕事量にコントロールできることです。

やっぱり、ライスワークが嫌だからといって、やりたい仕事しかしてないと、安定性が下がります。

不安だからと言って、ライスワークの量を増やしすぎると、生活にゆとりが無くなります。ひどいと体を壊してしまうかもしれません。

これでは、良いとこ取りを目指している意味がありませんよね?

私の場合は、ブログ講師などが、ライスワーク的なお仕事です。そして、自身のブログ運営やGELアドバイザーの仕事がやりたいことです。

でも、私は自分がやりたい仕事ばかりを優先させて、ライスワーク的な仕事を疎かにしがちです。そして、将来が不安になって、家族にも悪影響を与えてしまいます。

どっちをどれだけやるのかを、しっかりと決めて、それを固く守ることが重要です。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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まとめ

どうでしたか?

サラリーマンを辞めたいと考えている人は、完全にやめて独立することばかり考えがちです。

でも、サラリーマン的な働き方って、実は人類が長年かけて手に入れた、夢のようなものなんです。

それを簡単に捨てるのは、考え直した方が良いですよ。

理想的なのは、両方の良いとこ取りをすることです。

ライスワークと、自分の夢の両方をバランスよくやってみてください。

これが、私も実践する、これからの賢い働き方だと思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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