
あなたはサラリーマンを辞めたいって考えたことはあるでしょうか?私はしょっちゅう考えてましたよ。
雲一つ無い快晴の日にオフィスで仕事をしていると、自由になりたいなぁと思って、ボーッと窓の外の青い空を眺めてたりしてました。
天気の良い日は自由に過ごし、天気の悪い日にだけ仕事をし、イマイチ気分が乗らない時はのんびり過ごし、やる気がある時は朝から晩まで仕事をする。そんな、自由な働き方のライフスタイルにずっと憧れていました。
でも、そんな自由な生活をするためには、サラリーマンを辞めて、自分でビジネスをして稼がなければいけませんよね。それを考えると、脱サラなんて夢物語だと諦めていました。
しかし、実際に脱サラを果たして、自分のナリワイを持った今、私はこう確信しています。
「順番通りに進めていけば、誰でもナリワイを作って、独立自営ができる」と…。
脱サラを夢見たときに、必ず出てくる問題が、収入を得る方法だと思います。今までサラリーマンをすることで、収入を得ていたのだから、その代わりの収入が無ければ、生活できませんよね。
しかし、社会に出てから、誰かに雇われることでしかお金を稼いだことが無い人にとっては、自分で起業するなんて難しいことです。
でも、順番に必要な物事を作り上げていけば、自分や家族が生活できるくらいの独立自営は、十分可能なんですよ!
ドラクエだって、登場するモンスターは、その時のレベルで倒せるちょうど良い強さですよね?最初はスライムしか倒せませんが、順番を守って攻略すれば、ちゃんとクリアできるように、上手にできているわけです。
ナリワイ作りだって同じことです。大切なことは行動しながら一つずつ作り上げていくことなんです。
あなたがこの記事を読み終わった時に、脱サラに向けた希望が少しでも増えていて欲しい…。そう願って、この記事をお届けします。
というわけで、脱サラして独立するために必要な、仕事の作り方をお伝えていきますよ!
本当に辞めたいの?独立後に後悔しないためにハッキリさせたいこと
脱サラの方法をお伝えする前に、ハッキリさせておいた方が良いことがあります。
それは、『本当にサラリーマンを辞めたいのか?』ということです。
サラリーマンを辞めたいと考える理由は、単純に今よりももっと良い生活がしたいからですよね?
もし、そうだとすれば、サラリーマンを辞めることだけが、最良の方法かどうかをもう一度考えるべきです。
では、その答えを出すには、どうすれば良いのでしょうか?
嫌なのは仕事?それとも働き方?
サラリーマンを辞めた方が良いのかどうかは、辞めたい理由を考えてみると分かります。
もし、辞めたい理由が次のようなものだったら、サラリーマンを辞める前に、他の方法を考えた方が良いかもしれません。
- 仕事がつまらない
- 会社の経営方針が不満
- 社長や上司と合わない
- 給料が安い
- 仕事がキツイ
- ストレスに耐えられない
実はこれらは全て、仕事内容や職場環境に原因があるということです。そのため、異動願いを出して、違う部署に移るとか、転職してしまうなど、サラリーマンのままでも、解決できる可能性があります。
だから、ここまで読んで考えた結果、辞めたい理由が仕事だったとしたら、この記事をこれ以上読むのをやめて、まず仕事内容や職場環境を改善する方法を考えてみてください。
その一方で、次のような理由だったら、サラリーマンをやめた方が良いかもしれません。
- 働く時間を自分でコントロールしたい
- 好きな場所に住みたい
- 自分で新しい仕事を作り出したい
- 好きなだけお金を稼ぎたい
このような理由の場合、サラリーマンのままでは、解決できません。働き方自体を変えなければ、実現が困難なものばかりなのです。
『サラリーマンなんてもうウンザリだ!』なんて思っても、環境が変われば問題が解決してしまう可能性はあります。
仕事が嫌なだけなのか、働き方が嫌なのかを見極めてから、辞めるかどうか決めるようにしてください。
でも、辞めたい理由が、働き方だからといっても、すぐに辞めちゃだめです。順番を守って、進めていくことが大切です。
では、辞めるタイミングってどうすれば良いんでしょうか?
辞めるべき人辞めちゃダメな人
辞めて良いタイミングというのは、簡単に言えば、辞めても生活できる目途が付いてからです。
ドラクエだって、”ひのきのぼう“と”ぬののふく“で魔王と戦ったりしないですよね^^;
テレビなんかではよく『仕事を辞めて、新しい土地に移住して、そこで商売を始めて今では幸せに暮らしています』なんて、番組がやってます。
でも、これはたまたま成功した例を取材して放送しているだけです。こういうのをサバイバーズバイアスなんて呼びます。
まず、肝に銘じて置いた方が良いのは、ナリワイ作りは失敗の連続です。会社を辞めて退路を断とうなんて、勇ましいことは考えないでください。目途が付くまでは、失敗しても大丈夫な状態を、臆病なまでに維持してください。
例えば投資信託のような金融商品を購入する際、購入可能な商品の運用成績は、どれも好調なものが多いはずです。
一方で、運用成績が不振な商品は、運用停止になって精算されてしまい、どんどん消えていきます。そのため、現在購入可能なものは、自然と良さそうなものばかりになります。
脱サラも同じようなことが言えます。実際にはいきなりサラリーマンを辞めた人の多くは、成功することはありません。しばらくして、再びサラリーマンに戻ってしまうのが良いところでしょう。
いきなりサラリーマンを辞めて成功した人も確かにいます。そして、そのような人たちは『辞めた直後は将来が不安でしたが、必死に努力したおかげで成功しました!』などと、さも辞めて自分を追い込んだことが、良かったかのように語るでしょう。
しかし、実際には同じことをして失敗した人が、何倍もいることに注意してください。
つまり、整理すると辞めて良い人とダメな人はこうです。
- 売れる商品・サービスが既に存在する
- 僅かでも売り上げが出ている
- 辞めた後のライフスタイルのイメージができている
【辞めちゃダメな人】
- 売る商品・サービスが決まってない
- 自分の手でお金を稼いだことが無い
- とにかくサラリーマンを辞めたいだけ
自分のナリワイを持って、独立自営できるようになるまでは、失敗して改善して、また失敗しては改善するの繰り返しです。
もちろん、サラリーマンを続けながら、生活できるくらいの収入になるまで、ナリワイの規模を大きくする必要はありません。ていうか、そこまで稼ぐのは、労働時間的にも体力的にも無理でしょう。
ポイントは、ある程度の目途と自信が付いてから、満を持してサラリーマンを辞めるべきだということです。
私の友人たちにも、サラリーマンを辞めて独立した人が何人かいますが、みんなしっかりと準備してから辞めています。
まずは、目途が付くまでを、一つ目の目標にしてみてください。
しかし、努力が実って、辞めるための目途が付いたとしても、まだ待ってください。本当に辞めるかどうか、もう一度よく考えてみてください。
サラリーマンを辞めるというのは、それくらい慎重に考えるべきです。
次はその判断の参考にしてもらいたい、脱サラのメリットとデメリットを見てみましょう。
脱サラのメリットとデメリット
恐らくこの記事を読んでいるあなたは、どちらかというとサラリーマンを辞めたいのですよね?
きっと、脱サラのメリットとして、次のようなことをイメージしているのではないでしょうか?
- 好きなことを仕事にできる
- 人間関係の悩みから解放される
- 時間を自由に使える
- 自分次第で、たくさんお金を稼げる
しかし、これは単にサラリーマンを辞めただけでは、実現できません。
あくまでもナリワイを作ることに成功すればの話です。
それにナリワイを作ることができても、独立自営するということには、常にこういうデメリットが付きまといます。
- サラリーマンに戻るのが困難
- 将来の保証は無い
- 全てのことは自分でやる
- 理想通りになるとは限らない
サラリーマンを辞めたいくらいなので、恐らくメリットよりもデメリットのことを、考えてみた方が良いのではないかと思います。
そこで、この4つがどういう意味を持つのか、順番にお伝えしますね。
サラリーマンに戻るのが困難
サラリーマンに戻りたければ、ハローワークにでも行って、応募すればいつでも就職できると思いますよね?
確かにそうなんですが、問題は求人の有無じゃないんです。自分自身が、もはやサラリーマンに戻れない人間になってしまうという意味です。
一度、自分でナリワイを持つと、その生活は本当に充実したものになります。
自分で考えたことを仕事にして、収入を得ることは、とてもやりがいがあって楽しいです。働きたい時に働いて、遊びたい時には遊べることは、自由でストレスとは縁のない生活です。家族と過ごす時間も、十分に取ることができます。
そんな、生活を経験すると、サラリーマンに戻るなんて、とても無理です。
将来の保証は無い
売り上げは全て自分の収入になりますが、当然、損失も全て自分が負うことになります。
急速に移り変わる社会の中で、ずっと順調に稼ぎ続けられる保証はありません。
今、どんなに順調だとしても、将来に対する不安は常に心のどこかに存在し続けます。
脱サラして独立自営を果たしたら、毎日がハッピーで心穏やかな暮らしができるかと言えば、決してそんなことはありません。
全てのことは自分でやる
サラリーマンの場合、自分の専門分野の仕事をするだけです。
経理は経理、営業は営業、商品開発は商品開発だけを担当します。
多くの人は独立自営をしようとする時に、商品やサービスを考え、それを売ることしか考えていません。しかし、実際には営業(集客)も経理も、社員がいれば人事も全て自分でやることになります。
このような仕事も丁寧にやる事が出来なければ、後で大変なことにもなりかねません。
理想通りになるとは限らない
好きな仕事をしたくて、脱サラしたものの、それだけでは十分な収入にならない可能性だってあります。
収入を増やすために、嫌いな仕事をせざるを得ないかもしれません。
嫌いな人と仕事をしたくなくてサラリーマンを辞めたのに、一緒に仕事をする人や、お客さんを選ぶ余裕が無いかもしれません。
脱サラしただけで、自分の理想を叶えられるわけではないということも、覚悟が必要です。
それでもサラリーマンを辞めたいのであれば、このようなデメリットもしっかり理解して、覚悟を決めてからにしてくださいね。
さて、ここまで読んでもまだサラリーマンを辞める覚悟に変わりが無いのであれば、あなたは独立起業すべき人かもしれません。
次からはいよい脱サラの具体的な方法を見ていきましょう。まずは何よりも、どんな仕事で商売をするのかが大切ですよね?
そこで、独立自営に向いている仕事や職業から考えてみます。
独立自営に向いている仕事・職業ってどんなもの?
脱サラして、個人がビジネスをする場合、潤沢な資金があるわけではないと思います。
何度も言いますが、ナリワイ作りは失敗の連続なので、1度や2度の失敗で立ち直れなくなるようでは、自分が理想としているライフスタイルを実現することはできません。
そのため、脱サラで一番意識する必要があるのは、収入を増やそうとして無理をするよりも、ナリワイが軌道に乗るまでの時間稼ぎをすることなのです。
どうせ最初から上手くいくことは難しいので、例えば収入を増やすために無理な投資をしても、その投資を取り返せる可能性は低いです。そして、お金が尽きてしまったら、生活費を稼ぐ必要が出てしまいます。そうしたら、またサラリーマンに逆戻りです。
そんな無理をするよりも、安定した収入を生むまで、着実にナリワイを作り上げていくべきです。軌道に乗るまでの時間を稼いで、その間に何回も繰り返しトライ&エラーを繰り返すのです。
そして、そのような時間稼ぎをするためには、次のような条件を満たした仕事が理想です。
- 原価が少ない(利益率が高い)
- 在庫を持つ必要が無い
- 初期投資が少ない

もし、サラリーマンを辞める前に、ある程度の収入を生んでいるナリワイがあるならば、この限りではありません。そのままそのナリワイを続ければ良いでしょう。
しかし、もしこれから本格的にナリワイを作り上げていくのであれば、この3つの条件を満たした仕事をナリワイにするべきです。
そして、このような条件を満たした仕事には、例えばこんなものがあります。

- 士業(弁護士、税理士など”士”が付く仕事)
- コンサルタント
- デザイナー
- ソフトウェア販売や携帯アプリ販売
どれも特別な資格や才能が必要そうで、ハードルが高そうに感じるかもしれません。
でも、実際はそんなことありません。例えば士業と言われると、難しい国家試験をパスしなければ、持つことができませんが、何も国家資格である必要はありません。民間の認定団体の資格であっても、上記の3つの条件を満たしていればOKです。
例えばアロマ関係の資格を活かして、自宅でサロンをやるなんて、とても良いナリワイになります。
また、コンサルタントなんかは、実は誰でもできるナリワイだったりします。
自分は多くの人が知りたがっているノウハウなんて持ってないと思うかもしれません。しかし、現代社会はライフスタイルも多様化しているので、一見ニッチなノウハウに見えて、実はそれを知りたがっている人は、たくさんいます。
現代はインターネットなどの通信手段も発達しているため、日本中の人を対象にできます。もし、あなたのノウハウを必要としている人が1万人に1人しかいなくても、日本全国に1万人以上のお客さんがいることになります。
売れるノウハウなんて、誰でも持っているので、集客方法がしっかりしていれば、ナリワイとして十分に成り立つんですよ!
他にも上記の3つの条件を満たしていれば、問題ありません。自分ができる仕事をじっくりと考えてみてください。(ちなみにナリワイ作りの重要なポイントになる、集客方法については記事の後半で書いているので、じっくりと読んでくださいね)
さて、ここまでで自分のナリワイのイメージが少しは掴めたでしょうか?もしかすると、なかなか難しいかもしれませんね。
そりゃそうですよね?最初から自分に合った、ナリワイが分かってしまえば、苦労は無いですから…。
でも、今の時点では、自分に合ったナリワイを見つけることは、そんなに難しいことじゃないということだけ、分かれば十分です。
そこで、次は起業するための自分の仕事を見つけることが、そんなに難しくない理由を見ていきましょう。
脱サラして起業するための考え方
起業しようと思っても、何を仕事にするのかが、最も重要なのは言うまでもないことです。
これを見つけるのは簡単ではありません。しかし、見つけるのが難しいだけで、ナリワイにできる仕事は、無数に存在します。
現代社会は大規模効率化が進んで、多くの人が望む最大公約数的なサービスばかりが増えています。そのため、少数の人のニーズはどんどん切り捨てられていきます。逆にこういった少数の人のニーズを満たすナリワイを考えれば、十分に成り立ちます。
例えば、人口が減っている地域では、採算が取れないからという理由で、商店がどんどん閉鎖されていっています。しかし、そのような空き店舗をゲストハウスに改装して、新たなナリワイにしている人もいます。
このようなナリワイはちょっと考え方や視点を変えれば、いくらでも見つけることができます。
そして、それを見つけるためには、次のような考え方が役に立ちます。
- 資格は何でも役に立つ!
- 商品やサービスから考えない
- どうせ失敗の連続という開き直り
大企業が頑張れば頑張るほど、少数のニーズが切り捨てられ、私たちのような人たちのチャンスが広がっていくんです。これってワクワクしますよね^^
というわけで、そのワクワクが最も増すように、3つの考え方を見ていきましょう。
資格は何でも役に立つ!
就職や仕事を有利にするために、資格を取る人って多いですよね?
しかし、取る資格を選ぶ時に、”就職に有利になる“とか”今の仕事でプラスになる“なんて基準で選びますよね?
弁護士や税理士などの国家資格の場合、その資格を持ってないと、そもそもその職業に就くことができません。そのため、そのような資格は価値が高いイメージです。
その一方で、マイナーな民間団体が認定している資格などは、就職や仕事に有利に働かないものも多いので、価値が低いと思われがちです。
しかし、そのような考え方の前提は、資格を活かす場を、企業や団体などに求めているからです。
自分で起業する場合は、持っている資格を活かす場は、自分自身で作るので、就職に有利とかはどうでもよいことです。
そして、どんなにマイナーな資格でも、それを持っていれば、それだけでその道のプロです。あとはここでも集客がポイントになります。どんなにマイナーでニッチな資格でも、上手に集客すれば、もうそれで立派なナリワイになります。
もし、既に何かの資格を持っているなら、それを活かして起業することを考えてみましょう。
商品やサービスから考えない
脱サラするためには、何を仕事にして起業するかが一番の悩みですよね。
何を仕事にして起業するか決まってない人にとっては、商品やサービスのアイディアばかりを考えてしまうかもしれません。
しかし、最初にお伝えした通り、それを見つけるのは簡単じゃありません。特に頭で考えたり、インターネットで調べてるだけなら、なおさら見つかりません。
素晴らしいアイディアというのは、立ち止まって考えていても思いつきません。
行動を起こして、前進しているときに、突然ひらめくものなのです。
だから、具体的な仕事が決まっていないのであれば、最初は商品やサービスのことを考えずに、どんどん行動しながら考えるようにしましょう。
行動していればひらめくと言われても、簡単には信じられないかもしれません。
しかし、ある研究では、人間の小脳には過去の経験から、良い結果につながった行動モデルが蓄積されていることが分かっています。
そして、日常の様々な場面で、何かの課題にぶつかると、瞬時に小脳の中の行動モデルと比較して、最良の選択をひらめいてそれを実行するのです。
つまり、逆の見方をすれば、行動していなければ、課題にぶつからないためひらめきは起こりません。ひらめきを起こすには、課題にぶつかるまで行動する必要があるのです。
とは言え、当然ながら『商品もサービスも決まってないのに行動なんて起こせるわけないじゃん!?』って思いますよね?
しかし、良い方法がちゃんとあるんです。それはまた記事の後半で説明するので、今は行動を起こしながら考えることが大事だと理解してください。
どうせ失敗の連続という開き直り
サラリーマンしかやったことがない人にとっては、自分のナリワイを持つなんて、本当に成功するかどうか不安だと思います。
でも、不安に感じる必要なんてありません。なぜならどうせ失敗するに決まっているからです(笑)
不安という感情は、将来の不確定要素が原因で出てくる感情です。だから、最初から失敗すると確信していれば、もちろん嬉しくも楽しくもないですが、少なくとも不安は感じません。
しかし、私は最終的には、必ず成功するとも確信しています。だから、上手くいくまで、淡々と試行錯誤を繰り返すだけです。
そうは言っても、失敗すればガッカリもしますし、やる気も出なくなります。でも、”どうせ失敗の連続でしょ”と開き直れていると、精神的なダメージも少ないものです。
脱サラを成功させるためには、特別な才能はいりません。必要なことはただ、成功するまで諦めないことだけです。
だから、不安という感情は、モチベーションを奪い、精神的な疲弊を生み、自分の行動を止める厄介なものです。
そこで、次は不安のようなネガティブな感情の対処方法を紹介します。
感情を利用すれば上手くいく!不安との付き合い方
脱サラして独立自営を目指す人であれば、誰だって成功するかどうか不安なはずです。
不安を感じているときは、非常に生産性が落ちるため、この感情をコントロールすることは、必要不可欠です。
それに不安は、それだけでもストレスを感じる、不快な感情です。心身の健康のためにも良くありません。
でも、不安を押さえようとしたリ、感じないようにするのは、普通の人には難しいことです。
では、どのようにすれば良いのでしょうか?
不安をモチベーションにする
不安に対処するには、考え方を変えると良いです。
不安は将来のリスクを恐れる感情です。だから、その恐れを消すためのモチベーションとして利用するのです。
不安なときこそ、積極的に行動して、前に進みましょう。
ただし、不安はとても強い感情です。あまりに不安が強い時には、手段を選ばずに、無茶な行動をしやすくなるので、そのようなときは、ある程度冷静になるまで待ちましょう。
行動が希望を生む
不安なときこそ行動しろと言われても、それだけでは長続きしません。
しかし、行動していると、やがて色んな気付きや学びがあります。状況もどんどん変わっていきます。そして、それらがだんだん希望という感情に変わっていくのです。
不安は強い感情なので、一時的に大きなモチベーションになりますが、長続きしません。
しかし、希望は大きなモチベーションになるだけでなく、目標を達成するまで尽きることがありません。
持続的な行動につながる、ポジティブな感情なのです。
不安が相対的に小さくなる
希望をモチベーションにして、行動していると、更に様々な経験や学び、状況の変化が起こります。それらもまた、希望に変わります。
このようにして、希望がどんどん大きくなると、それに比べてどんどん不安の割合が小さくなっていきます。
不安が消えることは最後までありませんが、行動を続けることで、どんどん不安を小さくすることができるのです。
このように不安も上手に付き合えば、成功のために利用することができるのです。だから、ただ不安なままでいたり、不安を抑え込もうとしないで、行動することを考えてみてくださいね。
というわけで、ここまでは脱サラに向けての考え方や、不安な感情の対処法を見てきました。
ここまでくれば、実際に行動を開始するのみです。
そこで、次はいよいよ脱サラまでの、具体的な流れをお伝えします。
目指せ脱サラ!具体的な流れを解説
それでは、脱サラに向けた具体的な流れを見ていきましょう。
今までにお伝えしたことも含まれますが、全体を通しての流れとして改めて説明しますね。
副業として始めること
脱サラするぞ!と決めても、最初からいきなり会社を辞めるのはダメです。
まずは副業として始めましょう。
ただし、仕事の内容によっては、お客と直接会わなければ成り立たないものもあると思います。夜や週末では、できないものもあるでしょう。
そういう場合でも、何回か有給休暇を取って、実際の仕事を経験してみてください。
とにかく、全く何もない状態で、いきなりサラリーマンを辞めたりしないでください。
0を1にすることを目標にする
ナリワイ作りで、一番大変で難しいことは、最初の1円を稼ぐことです。
1円と言えども、集客からセールス、販売と全ての仕組みができていなければ、稼ぐことは不可能だからです。
しかし、1円を稼ぐことができたら、途端に展望が開けます。1円でも稼ぐことができたら、あとは今やってることの質と効率を上げていけば、収益は徐々に増えていくからです。
最初のそして、最も重要な目標である、0を1にすること目指して、行動しましょう。
何度でもやり直せる状態を維持する
何度もお伝えしますが、ナリワイ作りは失敗の連続です。無理な投資をして、資金を失ったり、借金を作ってしまうようなことがあると、再挑戦を難しくさせます。
最初に優先させるべきなのは、稼ぐ金額を増やすことよりも、自分のスキルアップやノウハウの蓄積などです。
そのようなお金を稼ぐための器が成長していけば、それに伴い成果も上がっていきます。
まずは自分の経験と成長を重視して、失敗しても簡単にやり直せる状態を維持しましょう。
辞めるタイミングは確信が持ててから
サラリーマンを続けながら、ナリワイ作りをしていても、いつかは辞めるべき時がきます。脱サラして、独立自営するのが目的なので、これは当然のことですよね^^
では、サラリーマンを辞めるべきタイミングはいつなのでしょうか?
それは「これ以上成果を増やすためには、もっと作業時間を増やさないと無理!」という確信が持てた時です。
スキルも身に付きノウハウも蓄積され、自分の仕事に手応えを感じられるようになると「もっとやりたい、そのための時間が欲しい!」と思う時がきます。
その時にサラリーマンを辞めることを考えましょう。
辞めるのは「このナリワイで生きていける!」という確信が持てた時にしましょう!
サラリーマンを辞めたら、あとはそれまでやってたことを更に続けて、ナリワイを成長させるだけです。
脱サラに勢いや覚悟なんて、必要ありません。ただ、成功するまで、淡々と続けることだけが必要です。
焦らず、しかし、機敏に行動してみてくださいね^^
さて、脱サラまでの流れを紹介しました。既にそのような仕事でお金を稼ぐか、そのイメージができてるのであれば、行動を開始してみてください。
しかし、問題なのは現時点で『自分に合った仕事』が思いつかない場合です。
お金を稼ごうにも、その手段が無ければ、行動を起こすことはできませんよね。脱サラを目指す時には、これが最も大きな課題だと思います。
そこで、次は自分のナリワイがイメージできない人に、おすすめしたいものを紹介します。
どんな仕事が良いか分からない!?それならブログがおすすめ!
独立自営のためには、自分に合ったナリワイを作らないことには始まりません。
しかし、多くの人は、何をやったら良いのかなんて、分からないと思います。それが分かればすぐに行動を起こしてますよね?
でも、自分のナリワイのイメージが無い人におすすめのものがあります。
それは『ブログ運営』です。
いきなり”ブログがおすすめ!”って言われても、意味が分からないですよね?
でも、まだナリワイのイメージが無い人にこそおすすめしたい、ちゃんとした理由があるんです。
それが次の3つです。
- Web集客ができるようになる
- 自分独自の商品・サービスを見つけられる
- ブログ自体でお金を稼げる
これから自分のナリワイを持とうとする人に必要なものを、ブログ運営をすることで、全て手に入れることができるんです。
その理由を説明しますね。
Web集客ができるようになる
どんなナリワイにしても、商品やサービスを販売する必要があります。
自分独自の商品やサービスを作ることは、もちろん重要なことですが、他にも重要なものがあります。
それが集客手段です。
どんなに素晴らしい価値のある商品やサービスがあっても、その存在を知ってもらい、魅力を理解してもらわなければ、売ることはできません。
独立自営を目指す人のほとんどは、なぜか良い商品やサービスがあれば、お金を稼ぐことができると思い込んでいます。
しかし、ナリワイをするということは、集客から商品やサービスの販売まで、全て自分で考えてやる必要があります。自分の好きな仕事をやるといっても、集客のような地道なことも自分でやる必要があるんです。
だから、現時点でナリワイのイメージができてないのであれば、今のうちに集客手段を作る方法を学ぶことがおすすめです。そして、その集客手段こそが自分の個人的なWebサイトを持つことなのです。
つまり、個人がナリワイを作るには、このような集客用のオウンドメディアが必要不可欠なのです。
このオウンドメディアの中では、自分の商品やサービスの魅力を伝えたり、世の中へ自分の意見や役に立つ情報を発信します。そして、世の中の人の興味や信頼を勝ち取ることで、商品やサービスの購入に繋げるのです。
でも、そのような集客用のオウンドメディアを作るには、インターネットを使った集客方法を習得する必要があります。世の中の人を惹きつけるコンテンツを作るには、それなりのスキルが必要です。そのようなスキルを身に付けるのに、最適なのがブログ運営なのです。
ブログ運営は、基本的に好きなことを書けば良いので、初心者でも比較的簡単に始めることができます。記事には自分の趣味や特技を活かして、世の中の人が興味があったり、役に立つ情報を書けばOKです。
このようなブログを運営することで、基本的な情報発信のやり方や、インターネット上に自分のWebサイトを露出させるための基本的なスキルを、身に付けることができるのです。
自分独自の商品・サービスを見つけられる
最初に作るブログは、自分の特技や趣味などのことを中心にした雑記ブログになります。
世の中の人が興味のあることや、役に立ちそうなことを考えて記事にしてくわけです。
当然、記事の中にはヒットするものもあれば、イマイチ読んでもらえないものも出てきてしまいます。
しかし、そうやって記事を積み重ねていくうちに、ヒットする記事の傾向が見えてきます。
実はそのようなヒットするジャンルは、自分の中に眠っている、独自の売れる価値であることが多いのです。
自分自身では気付きにくいものですが、価値のある情報は自分の中に必ず存在します。それに気付くことができれば、そこから自分独自の商品やサービスを作り出すことができるのです。
ブログ運営を通して、あなたのナリワイの種を見つけることができるのです。
ブログ自体でお金を稼げる
ブログ運営は、それ自体が収益を生んでくれます。
自分が書いた記事に広告を掲載すれば、そこから収益が発生します。ブログ運営をすると、インターネットを使って収益を上げる方法も身に付くのです。
ブログ運営だけで、生活できるほどの収益を上げるのは、かなりのアクセスを稼ぐ必要があり、難易度は高いのですが、月数万円程度で良いのであれば、さほど難しくはありません。
ブログが収益を生んでくれるおかげで、焦らずじっくりとナリワイのアイディアを練ることができるのです。
もし、ナリワイのアイディアが無いのであれば、まずはブログ運営を始めることを断然おすすめします。
先に集客手段の作り方を身に付けながら、それと並行してナリワイ作りをしていけば良いのです。
もし、あなたが「文才が無いから、自分には無理です…」なんて、思ってるとしたら、それは大きな誤解です。
文才が必要なのは、小説家のような職業の人です。
ブログの場合に必要なことは、読者に分かりやすく伝えることです。そして、分かりやすい文章というのは、ちょっとしたコツをマスターすれば、誰にでも書くことができるのです。
ナリワイを持つには、最終的にはオウンドメディアは必要不可欠なものです。
現時点でナリワイのアイディアが何も無い人はもちろん、既にナリワイ作りの行動を起こしている人も、ブログ運営を考えてみてください。
サラリーマンは最高に有利な立場!思いっきり好きなことをやりましょう!
私もいつかサラリーマンを辞めたいと、ずっと思っていました。でも、ナリワイを作ろうとしたときに、サラリーマンほど有利な立場はありません。
生活の心配をせず、脱サラに向けて準備することができるからです。
もちろん、本業以外の仕事をするのは、ハードです。でも、とりあえず、生活の不安は無いですし、ただ、ナリワイを作るために着実に作業できることは、とても幸せな環境でした。
一度、脱サラしてしまうと、売り上げの増減で一喜一憂してしまいます。売り上げが良いときは『こんな素晴らしい生活ができてなんて幸せなんだ!』って思えますが、売り上げ激減の時には、ショックでサラリーマンに戻ろうかどうか真剣に悩んでしまいます。
そう考えると、目先の収益など気にせず、ただ将来の夢のために努力する日々は、とても充実していたと思います。
これを読んでいるあなたは、もしかすると『サラリーマンなんて今すぐ辞めたい!』と思ってるかもしれません。毎日辛い思いをしているのかもしれませんね。
でも、そんな辛い日々でも、将来過去を振り返ってみたときに、楽しい想い出になってるはずです。
だから、脱サラしたいのであれば焦ってすぐに辞めたりせず、その代わりに今すぐナリワイ作りのための行動を始めてください。
結局それが一番確実で、一番早くサラリーマンを辞めることができる方法です。
是非、今の立場を活かして、思いっきり好きなことをやってください!
まとめ
いかがでしたか?
サラリーマンを辞めるためには、現実問題として、ナリワイを作る必要があります。
でも、それにはただ考えているだけでは、何も生まれません。
私もそうでしたが、ナリワイのアイディアは、それを求めて色んなことをやっているときに、突然ひらめきました。それはきっとあなたも同じはずです。
アイディアが無くても、ブログ運営をやる事ができます。集客用のオウンドメディアを作る準備と、ナリワイのネタ探しをしながら、収益を上げることもできます。
もし、今、サラリーマンを辞めたいなぁと考えているのであれば、すぐに行動を開始してください。
誰でも最初は、スライムを倒すことから、始まります。是非、冒険を始めてみてください。
あなたが夢を叶えられるように、願っています。