週5日勤務は辛い!?たとえ週3日でも週1日でも無理な理由!

あなたは週何日仕事していますか?恐らく週5日勤務か、もしかしたらそれ以上かもしれませんね。

私はサラリーマン時代には、週5日勤務を辛く感じていました。働く日数を自分で選べたらいいのに、なぜ一律に週5日間働かなくちゃいけないんでしょうか?

たまには土日だって出勤させられましたし、東日本大震災直後は、節電対策のために土日勤務、月火休みなんて変則的な勤務になった事もありました。

お陰で家族や友人と休みが合わなくなって、凄く迷惑でした。

そもそも週5日間、月曜から金曜まで働くようになったのは、なぜなんでしょうか?

そして、週5日勤務って適正な勤務日数なんでしょうか?

というわけで、今回は週5日勤務が辛い理由や、週5日を耐え抜く方法を考えてみます。

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週5日勤務は辛いのか?

週5日勤務が辛いという人は多いですよね?

でも、そもそも1週間が7日と決まった際には、週6日働くことになっていたんです。

1週間が7日間になったのは、キリスト教が由来なんです。聖書の創世記の中で、神様が6日かけて宇宙や地上、あらゆる生き物を作り、7日目に休みました。

そのため、人間たちも神様に倣って、日曜日から金曜日までは仕事をして、土曜日に休むようになりました。

さらに、新約聖書の中では、イエス・キリストは金曜日に十字架に磔にされて死に、日曜日に復活しました。そのため、クリスチャンたちは、キリストが復活したことを記念して、日曜日にも仕事を休んで、礼拝をするようになりました。

ここから週休2日になったわけです。

こういうわけで、週5日間働くことが適正かどうかを検証したわけではありません。だから、5日間はやっぱりキツイ可能性は十分あるわけです。

でも、神様は週6日勤務を想定していたので、週5日勤務というのは、それよりも短いんですけどね…。

週5日勤務はやっぱり辛い

じゃあ、週5日勤務なら大丈夫なのかというと、全然そんなことありません。

私はメチャクチャ辛かったです。

私が辛かったのは、こういうことです。

週5日がきつかった理由

  • 満員電車がキツイ
  • 精神的なストレスはもちろん、体力的にももの凄く疲弊します(-_-;)

  • 毎日同じ場所に行くのが空しい
  • 自分には行き先の選択肢が無いのかと思うと、人生が空しく感じました。

  • 決まった時間拘束されるのが不自由
  • 例え仕事が早く片付いた時でも、早く変える自由が無いのがストレスでした。

  • 自分の苦手な仕事を拒否できない
  • 自分には苦手な仕事もやらざるを得ません。このストレスがジワジワと私の健康を奪っていきました。

  • ムチャなスケジュールの仕事を大量に振られる
  • スケジュール的にもボリューム的にもムチャな仕事を振られました。みんなも同じだから拒否できません。

毎週金曜日が終わるとホッとして、家に閉じこもってましたよ…。

そして、これは私だけじゃなく、世の中の人も同じようです。

しかし、色んな人の意見を分析してみると、単に5日間という時間の長さよりも、どうやら仕事の内容に理由があるようです。

辛い理由は仕事が好きじゃないから

本当に大変な職場でしたが、中には毎日、充実した仕事ぶりをしている人もいました。

そういう人は、みんなサディスティックで、他人にムチャぶりしてもなんとも思わないような人でしたけどね…。

現在、私はそんな辛い仕事から解放されました。その代わり、不安定な収入に不安を感じながら生活しています。じゃあ、昔の仕事に戻りたいかと聞かれても、それは絶対に嫌です。

世の中の人は週3日勤務くらいが良いと考えているようですが、私は週1日でも嫌です…。
「週5日勤務が辛い」に共感多数「週休3日でトントンだと思う」「木金でやっとやる気が出る」

なぜなら、自分には無理な仕事を、無茶なスケジュールで、大量に振られるからです。たとえ週1日だけだったとしても、無理なものは無理です!

しかし、今の私は毎日仕事をしています。土日は友人と会うことが多いので、さすがに働く時間は短くなります。

でも、数十分程度でも働いたことにすると、恐らくもう2年~3年の間は、毎日仕事をしているはずです。毎日働いても苦にならないのは、好きな仕事だからです。

つまり、やりたくないことは1日どころか1時間だって辛いですが、好きなことだったら、四六時中働いても大丈夫ってことです。

きっと、あなただってそうですよね?好きなことだったらぶっ続けでやったって苦にならないはずです。自分の成長や夢の実現のための仕事だったら、夢中で続けられるはずです。

自己実現につながる仕事であれば、週5日どころか毎日だって働けるのが人間です。

だから、仕事のストレスを減らしたければ、的外れな対策をしたってダメだということです!

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的外れな対策は無駄!

実は私はサラリーマンという働き方が、ずっと辛くて仕方なかったです。

有給休暇は全部使いきっていました。なぜなら仕事が辛かったからです。

残業は極力しませんでした。心臓の持病を理由にして、会社に配慮して残業をできるだけ少なくしてもらっていました。でも、本当の理由は仕事が辛かったからです。

しかし、どんなに休んでも、定時でキッチリ帰ろうとも、辛いものは辛かったです。

問題の本質は週5日間という、労働時間の長さじゃなくて、仕事の内容や働き方の質なんです!

それなのに、世の中は相変わらずです。

自己実現に繋がらない対策はダメ

例えば、労働環境を改善して、労働者のストレスを減らすために、このような対策がされています。

でも、こんなことをいくらやったって、仕事の辛さは変わりませんよね?

  • 有給休暇取得を義務化する
  • 私は全部消化しても、仕事が辛くて、最終的には体を壊しました…。辛い仕事は週1日でも無理なんです。

  • 労働の生産性を上げて負担を減らす
  • そもそも辛い仕事なのに、生産性を上げるなんて無理ですよね。

  • 待遇を改善する
  • スーパーフレックスタイムや在宅勤務など、色んな工夫がされてます。でも、そもそも辛い仕事なんだから、大した改善効果はありませんよね。

自己実現にならない仕事を、嫌々続けるなんて辛すぎます。

人間は、そんな仕事に耐えられるように、作られてないはずです。

そんな働き方は、もはや奴隷と同じだと思います。

しかし、なぜ仕事って、こんなにも辛いんでしょうか?

売り上げ目標達成なんて誰が望んでいるのか?

例えば会社に勤めていると、必ず売り上げ目標があります。

その売り上げ目標を達成するために、社員たちもそれぞれ目標を設定させられます。コミットできない目標でも、業務命令で設定せざるを得ません。

でも、本人がコミットできない目標を達成するためには、大きなストレスが伴います。そうやって、また多くの人にとって、仕事を辛いものにしていくわけです。

そもそも、会社が立てる売り上げ目標って、誰が作っているのでしょうか?それを達成することは、誰が望んでいるのでしょうか?

小さな会社なら、意味のある目標かもしれません。でも、大企業になると、話は変わります。

大企業の場合は、過去の実績などから決められます。そこに深い意味はありません。

あったとしても、せいぜい株式市場に上場しているからとか、株主に納得してもらうためなんて理由です。

そんな売上目標にコミットさせられるなんて、労働者は本当に不幸です。

資本主義型経済では、まず何よりも、お金を稼ぐことが目標になります。

でも、現代の日本人は、もう気付いています。多くの人は、お金なんて生きていくのに困らない程度あれば、十分だと考えています。

自分に必要な金額だけ稼ぐための、必要最低限の働き方で十分だと考える人が多いのです。

そのように考える人に、無理やりコミットできない目標を強制するから悪いんです。

自分の好きな働き方をするしかない!

そうなると、根本的な対策は、自分が好きな仕事を、好きなだけすることになります。

やっていて楽しくて、成長につながる仕事です。それで自分の生活に必要な金額だけ稼ぐのです。

働きすぎると、ストレスが増すので、必要最低限にするのが重要です。

しかし、そんな都合の良い仕事なんて、あると思えないですよね?

実は私もずっとそう考えていました。仕事は基本的に辛いものだって…。辛いからこそ本物の仕事なんだって言い聞かせていました。

でも、辛くない仕事は存在します。そのかわり、最低限の努力は必要ですし、ある程度のリスクを取る必要だってあります。

私はそれを選んで本当に良かったです。

しかし、あなたにもおすすめするかと言うと、必ずしもそうではありません。やっぱり、人には向き不向きがあるからです。

そうなると、まずは当面の間、週5日勤務をこなせるようになるしかありません。

というわけで、最後に週5日勤務を耐え抜く方法を考えてみます。

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週5日を耐え抜く方法

改めて言うと、週5日勤務が辛いのは、5日間という長さの問題でなく、仕事が好きかどうかが大きいわけです。

辛いと感じる嫌な仕事である以上、仕事の内容や自分の感じ方を変えることが重要になります。

そう考えると、対策はこんなものが考えられます。

  • 残業なんてもちろんしない!
  • 有給休暇を捨てるなんてとんでもない!
  • 好きなことだけなるべくやる
  • 自分にご褒美を作る
  • 仕事に意味付けをする

それぞれを簡単に解説していきますね。

残業なんてもちろんしない!

まず、残業なんてしちゃダメです。

嫌いな仕事をやる時間は、1分でも短くするべきです。だって、辛いんだから…。

仕事が終わらないから帰れないって言うなら、残業しなきゃできない分の仕事は断りましょう。

「それができたら苦労しないよ…」って言うかもしれませんね。でも、そんな妥協を続けていると、いつか私みたいに体を壊します。

あなたは、健康と仕事どっちが大事でしょうか?変な妥協を続けていると、いつか体を壊しますよ。

有給休暇を捨てるなんてとんでもない!

有給休暇の消化率は、もちろん100%を目指しましょう。捨てるなんてとんでもありません!

有給休暇の取得漏れは、単に取るのを忘れているからです。だから、特にやることが無くても、有給休暇の取得予定日をスケジュールして、あらかじめ申請しておきましょう。

直前になってやっぱり休めそうになかったら、その時に撤回してしまえば良いだけです。

好きなことだけなるべくやる

昔の私は、仕事は基本的に辛いものだと考えていました。だから、苦手な仕事も自分の成長につながると信じて、断らずに何でもやっていました。

それが忠実で誠実な態度だと思って、忍耐して仕事をしていました。

その結果、命に関わる心臓発作を起こしてドクターストップがかかり、会社を辞めることになりました。

今の私は、”仕事は辛いもの”という考え方は、全面的に反対です!なぜなら、今の私は仕事を仕事と感じないくらい、楽しんでやっているからです。

苦手な仕事は自分の心も体も傷付けるだけでなく、生産性は低く、価値の低い成果しか出せません。もし、あなたが倒れてしまえば、仕事に穴が開きます。

このように、あなたが苦手な仕事をやるのは、長い目で見て誰も得しません!

苦手な仕事は勇気を持って断り、好きな仕事だけやるようにしましょう。

自分にご褒美を作る

仕事に対する、自分の受け取り方を変えることも重要です。辛くて苦手な仕事は、どうしたって嫌なものです。

そこで、そのような仕事を成し遂げたら、自分にご褒美をあげるんです。

欲しかったものを買う、ちょっといいお酒を飲むなど、何でも良いです。

ただし、あまりお金がかからない方法が良いと思います。「頑張ったから自分にご褒美をあげよう」というのは、典型的な貧乏人の思考パターンらしいので(^^;

仕事に意味付けをする

嫌いな仕事でも、何か自己実現につながるポイントがあるはずです。

そのようなポイントを見つけて、嫌いな仕事にも価値を見出しましょう。

自己実現につながるポイントというのは、何でも構いません。

  • この仕事をやれば○○が上達する
  • 将来の自分の夢に必要な技術が学べる
  • 自分を助けてくれる人と繋がれる

自分のためになると思える、ポイントを見つけることができれば、仕事の辛さも軽くなります。

効果的な方法なので試してみてくださいね!

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まとめ

というわけで、今回は週5日勤務が辛い理由と最適な勤務日数を考えてみました。

私が考えた結論はこうです…。

「週5日間という時間の問題ではなく、嫌いな仕事だったら週1日でも無理!」

人間は嫌いな仕事を、苦もなく続けられるようにはできていません。でも、逆に好きな仕事だったら、四六時中続けることができます。

もし、あなたが週5日勤務は長くて辛いなぁと感じてるのであれば、それが週3日勤務になっても週1日勤務になっても、あまり変わらないかもしれません…。

もし、その通りだなぁと感じるのであれば、ご自分の働き方を考え直してみてはいかがでしょうか?

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