
ブログを構築するために絶対に必要なのが、ドメインです。
このドメインを取得する作業事態はとっても簡単です。でも、実際に取得するまでは、誰でも非常に時間がかかるはずです。
なぜなら、一度取得したら、ずっとそれを使い続ける必要があるため、どれにするか非常に迷ってしまうからです!
ドメインは自分のブログのURLになる重要なものです。ずっと使い続けるものなので、愛着がわくものが良いですし、変なものだったら社会的な信用に関わります。
私も何度もドメインを取得していますが、毎回、う~んと悩んで、あれこれ迷います。
ドメインはおいそれとは変更できない重要なものです。だから、ちゃんと知識を身に付けて、納得いくものを取得するべきです!
そこで、これからドメインを取得するあなたに向けて、SEOに強くて後悔しないドメインの取得方法を紹介します!
ドメインとはなんぞや?
まず、ドメインとはなんぞや?ということから見てきましょう。
ドメインはWebサイトのアドレスの”xxx.com”の部分のことです。このブログのドメインは”to-live-is-christ.com”ですね。
このドメインを含めたURLが、あなたのブログのインターネット上の住所になるわけです。インターネットは世界中がつながっているので、ドメインは世界で唯一のものでなければいけません。
また、あなたのブログのドメインが変わってしまったら、それまで訪問していた人たちが、ブログを読めなくなってしまいます。
だから、いったん決めたら、おいそれとは変えることができないのです。
そして、変えたらいけない理由はもう一つあります。
Googleを始めとした検索エンジンは、独自の基準に従って、ドメインの評価を決めています。このドメインの評価は、運営を続けていると、徐々に上がっていきます。
ドメインを変えてしまうと、この評価がまたゼロに戻ってしまうわけです。(一応、評価を引き継ぐ方法もあります)
だから、一度決めたら、ず~っとそのドメインを使い続けることになります。これほど重要なものを一番最初に決めなければならないわけです。
そりゃあ、誰だって悩みますよね?でも、大丈夫です。この記事の後半で、良いドメインの決め方を紹介しているので、それを読んでじっくり考えてみてください。
で、次に気になるのが、ドメイン取得にかかるお金ですよね?
次はそれを紹介します。
ドメイン取得の費用
ドメインは自分のサイトを特定する重要なものです。
もし、他人に乗っ取られたりすると、それまで自分のサイトに集まっていたアクセスを、ごっそり横取りされるなんてことになりかねません。
だからドメインは”レジストラ“と呼ばれる管理会社に預けて、しっかりと管理してもらう必要があります。
ドメイン取得費用というものは、言い換えるならドメイン管理料です。そのため、使ってる間は、年単位でずっとお金がかかり続けます。
そして、その金額も管理会社によって、微妙に違います。
というわけで、日本の代表的な管理会社のドメイン管理料(2020年4月現在)を表にしておきますね!
【ドメイン管理料の比較表】
サービス名 | .com | .net | .org | .biz | .jp |
---|---|---|---|---|---|
お名前.com![]() |
760円 | 160円 | 1,360円 | 299円 | 2,790円 |
VALUE-DOMAIN | 760円 | 720円 | 1,160円 | 199円 | 2,099円 |
エックスドメイン![]() |
858円 | 198円 | 1,518円 | 1,628円 | 3,102円 |
FC2ドメイン | 1,080円 | 1,340円 | 1,340円 | 1,730円 | 2,780円 |
ムームードメイン![]() |
1,160円 | 799円 | 1,199円 | 699円 | 3,980円 |
2020年4月現在の管理料なので、最新の数字は実際にそれぞれのサイトで確認してみてください。
こうして見てみると、どの会社が一番安いということはなく、ドメインの種類によっても違いがあることが分かります。
更にはドメイン管理料は結構頻繁に変わります。最安値の会社もすぐに変わりますが、その中でも、VALUE-DOMAINは常に安めなので、費用で考えるならVALUE-DOMAINがおすすめですね。
ただ、最初は管理料が1円だったのに、次の年には1,000円超えてるなんてこともよくあります。それを踏まえるとコスト的には、どの会社もあまり差は無いと言ってもいいかもしれません。そのため、個人的には信頼できる会社を選ぶようにしています。
そこで、私の場合は、実績があって信頼できる、お名前.comやムームードメイン、レンタルサーバーとセットにすると面倒な作業が少なくなるエックスドメインなんかがおすすめです。
コストと信頼性、どちらを基準にしても構わないと思いますが、後悔しないようにじっくりと考えてみてください。
さて、ここまでで、どの会社でドメインを取得するか決まったのではないかと思います。
そうなると、次はいよいよどんなドメインを取得するかを決めなくてはいけませんね。
では、いったいどんなドメインを取った方が良いのでしょうか?
次はSEOに強いドメインについて、説明しますね!
SEOに強いドメイン
良いドメインの条件は、なんと言ってもSEOに強いことです。
SEOというのは“Search Engine Optimization”の略で、検索エンジンで自分のサイトのコンテンツを露出させるための手法のことです。
つまり、SEOに強いドメインとは、Google検索などで、上位表示させるために有利なドメインということです。
そして、そのようなドメインを選ぶポイントは、次の3つです。
- “.com””.net””.org””.jp”などの一般的なもの
- 自分のサイトのキーワードを含んでいる
- 英字と日本語はどちらでもOK
ドメインを決める際の決め手になることなので、しっかりと理解しておいた方が良いですよ!
それでは順番に説明していきますね。
ちなみにドメインを決める際には、自分がこれから作ろうとしているブログのテーマやコンセプトが決まってないとどうしようもありません。
まだ決まってない場合は、まずこれらの記事を読んでから、この先に進んでくださいね^^
ブログを作ろうと思ったら、どのようなテーマのブログにするかが悩むことですよね? そのためには、大切なポイントがあるのです。 この記事では、ブログのテーマ選びの大切な3つのポイントをお伝えします。
ブログはコンセプトが非常に大切です。 でも、コンセプトってそもそも何なんでしょうか? この記事では、ブログのコンセプトと、その決め方を解説します。
“.com””.net””.org””.jp”などの一般的なもの
まず、基本中の基本ですが、TLDは”.com”、”.net”、”.org”、”.jp”、”.co.jp”、”.biz”などの日本で多く使われているものにしましょう。
これは単純に世の中の人たちの印象が良いからです。
あまり見かけないTLDのブログだと、読者は無意識のうちに“安っぽい”とか“怪しい”という印象を持ってしまいます。
そのような、無意識の悪印象は、記事をしっかりと読んでくれなかったり、SNSでのシェアをためらわせたりします。
こんなことが積み重なると、ブログの評価を上げる妨げになります。
自分の好みのドメインが既に取られていたとしても、ここは妥協しないようにしましょう。
“Top level domain”の略で、最上位のドメインのことを指します。
例えば”to-live-is-christ.com”であれば、”com”の部分です。
そして、”to-live-is-christ”の部分は”Second level domain”と呼びます。
自分のサイトのキーワードを含んでいる
例えば、釣りの魅力を伝えるブログを運営したいとしたら、ドメインには“fishing”とか“釣り”を含んだものにするのが望ましいです。
ドメインは最終的にブログのURLになるものです。
URLはハイパーリンクのテキスト(アンカーテキスト)に使われることが多いので、SEO上とても重要です。そのため、そのサイトで上位表示を狙うキーワードを含めることが重要なのです。
釣りのブログであれば、”釣り”とか”fishing”のようなキーワードで、上位表示させる必要があるため、このようなキーワードを入れたドメインが理想です。
Googleはハイパーリンクのテキストに書いてあることから、リンク先のページの内容を解釈します。
そのため、アンカータグに書かれたテキストに含まれたキーワードで、上位表示されやすくなるのです。
その良い例がYahooです。試しに”いいえ”や”出口”で検索してみると、Yahooが上位表示されます。
これはアダルトサイトのトップページに「あなたは18歳以上ですか?」とか「18歳未満の人は”出口”からお戻りください」という質問があり、その”いいえ”や”出口”のリンク先がYahooになっているからです。
"出口"や"いいえ"なんてキーワードで検索すると、なぜかYahooが上位表示されます。 いったいなぜなんでしょうか? この理由が分かると、SEO効果の高いアンカーテキストの作り方が分かりますよ! といういわけで、今回は出口やいいえでYahooが上位表示される理由を解説します。
英字と日本語はどちらでもOK
ドメインは日本語でも取得可能ですが、ドメイン取得時は英字と日本語のどちらでも構いません。
検索エンジンで使われるのは日本語が多いため、SEO効果は日本語の方が高いと言われています。しかし、日本語はURLエンコードされてしまい、非常に長くなってしまいます。
見た目も暗号のようなURLになってしまい、更に長いことで利便性も低くなります。こういったデメリットもあるため、英字と日本語はどちらも一長一短です。
SEOの戦略を考えて、選ぶと良いと思います。
もし、よく分からなければ、英字ドメインにしておいた方が無難です。
URLは本来は半角英数字しか認識できず、日本語を使うことができません。
そのため、日本語は決められた法則で、半角英数字に変換されます。これをURLエンコードと言います。
例えば”天然パーマ.com“という日本語ドメインがあるとしたら、これをURLエンコードするとこうなります。
“%E5%A4%A9%E7%84%B6%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E.com”
意味不明ですよね^^;
最近のブラウザは、表示上は元の日本語の状態にしてくれるので、問題は無くなってきています。
というわけで、ここまでくればあとは、実際に取得するだけですね!
次は実際にドメインを取得してみましょう!
ドメインの取得方法
どの会社のサービスでドメインを取得するにしても、やる事には大差ありません。
そこで、今回は私がいつも利用しているムームードメインを例にして、手順を説明していきますね!
- ムームドメインにアクセス
- 欲しいドメインを検索
- 欲しいドメインを選択
- 契約期間と決済方法を選択
- 内容を確認して取得!
まずはこちらのURLからムームドメインにアクセスします。
⇒ ムームードメイン
トップ画面では、取得可能なドメインを調べることができるので、早速好みの文字列を入れます。
今回は”to-live-is-christ”というドメインを取りたいと思います。取れるかな~♪
ちなみにここには、TLDは入れずに検索してください。
検索結果が出ました。“to-live-is-christ.com”以外のTLDが取得可能でした。このサイトのドメインとして、既に”to-live-is-christ.com”が使われているため、選択できないわけです。
このように誰かに既に取られているドメインは取得不可能なんです。
というわけで、取得可能なものを選びます。
本当に取得するかどうか確認されるので、「お申し込みへ」をクリックします。
次に契約手続きに移ります。
その前にまだアカウントを持ってない場合は、ここで新規登録をしておいてください。
アカウントが取得できれば、そのまま手続きに移ります。
関連サービスを契約するかの確認用チェックボックスがありますが、全部チェックが外れているのを確認します。
契約年数と決済方法を選びます。
契約年数は好みの期間を選んでもらって大丈夫です。本気でやるなら、長期間の方がお安くて得です。
決済方法ですが、理想はクレジットカードの自動決済にしておくことです。うっかり管理料を払い忘れると、ドメインが使用停止になってしまい、ブログが閲覧不能になってしまいます。そうなると、SEO的に大打撃です。
契約更新忘れが、万が一にも発生しないような決済手段にしておくのがおすすめです。
契約期間と決済手段が決まったら、「次のステップへ」をクリックします。
またしても関連サービスを紹介されますが、そのまま「次のステップへ」をクリックします。
最後にもう一度内容を確認して、問題無ければ規約に同意のチェックボックスにチェックを入れて、「取得する」をクリックします。
これでドメインの取得が完了です!
ドメインを実際に取得する手順は簡単でしたよね?でも、これで実際に画面が表示されるかというと、そうはいきません。
ここまではインターネット上の住所を取得しただけだからです。
今度はインターネット上に土地を用意しなければいけません。
その方法についてはまた、次回お伝えしますね!
まとめ
いかがでしたか?
ドメインはこれからずっと使い続ける上に、SEO上とても重要なものです。
適当に決めるわけにはいかないものなので、じっくりと考える必要があるものです。
取得作業自体はあっという間ですが、どんなものにするかが、とても悩ましいはずです。
後悔しないドメイン選びのために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです!
というわけで、次回はインターネット上の土地、レンタルサーバーの契約方法をお伝えしますね!
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