
こんにちは、齋藤(@Saito_Yoichi)です。
あなたは住みたいところに、住むことができてますか?
私は色々悩みましたが、今は仙台に移住しました。仙台はとても住みやすくて、満足しています。
でも、実は昔の私も、自分が住んでいる場所は、最高だと思っていました。
何倍もの抽選に当たって、購入したマンションに住むことができて、通勤時間も50分程度で済むような都心から近い場所に住んでいました。
でも、近所は騒音が大きく、通勤電車はいつも満員でした。家庭菜園で土いじりしたいという夢も、東京暮らしでは難しいです。
その時にしていた仕事を基準にした時には、最高の場所だったと思います。だから、住宅ローンも頑張って返済していました。
でも、本当に自分が住みたいところが、どこかというと、やっぱり東京ではなかったんです。
あなたはどうでしょう?
今の生活は関係無く、本当に住みたいところはどこかと聞かれたら、今の場所でしょうか?
幸せな生活を実現するためには、住む場所はとっても重要ですよね?
そこで、今回は住みたいところに住む意味や、その方法を考えてみます!
好きなところに住むと人生は変わる!
私は東京に住んでいたのですが、現在、宮城県の仙台市に住んでいます。
会う人に「私は東京から仙台に移住してきました」なんて言うと、必ず皆さん「転勤ですか?」とか「実家とか親戚とか、何か縁があるんですか?」なんて聞きます。
私が移住した理由は、もちろんそんなことではありません。自分が住みたい場所が、仙台だったからというだけです。
今の日本では、自分が住みたいところに住むことは、それくらい珍しくて難しいことなのかもしれません。
でも、好きなところに住むというのは、本当に素晴らしいことなんです。
私の場合なら、このようなことが実現しました。
- 自分の望みが叶った
- 価値観が変わった
- 変化に強くなった
- 健康になった
- 自分自身が理解できた
- 新しい仲間が増えた
好きな場所に住んだだけなんですが、私にとっては人生が変わったと言っても過言では無いくらいです。
それぞれ、何が良いのか、簡単にお伝えしますね。
自分の望みが叶った
住みたい場所に住んでいるので、当然色んな望みが叶いました。
私の場合は、便利な生活はそのままで、自然にも触れられる生活を望んでいました。家庭菜園で土いじりもしたかったです。
仙台ではその両方を実現できました。
例えばこれは近所の竹林で掘ったタケノコです。
タケノコ掘りなんて生まれて初めてしました。
そして、こっちは自宅の庭でやってる家庭菜園です。
写ってるのはジャガイモなんですが、4月の写真なんで、まだ小さいですね。
他にも仙台の住宅費は、東京の半分くらいなので、とても広い家に住むこともできました。
当たり前なんですが、好きなところに住むというのは、自分のやりたいことができるようになります。
価値観が変わった
東京に住んでた時とは、時間やお金などの価値観が変わりました。
仙台だけでなく、地方は東京などの大都市に比べれば、賃金は安いです。でも、大都市に比べて劣っているのは、収入だけです。
混んでないし、必要な物は何でもあるし、車で15分も行けば、有名な温泉があります。
収入は減っても、お金じゃ手に入らないものに価値を見出すようになりました。
時間の使い方も変わりました。
例えば、東京の場合、通勤時間が60分を切れば、とっても良い方ですよね?でも、地方では通勤時間が30分を超えたら、長いと感じてしまいます。
通勤なんかに時間をかけるのは、もったいないと思ってしまうんです。
じゃあ、1分1秒を惜しんで、忙しく生活しているのかというと、そんなことはありません。
私の場合は、日が沈んだころには、仕事を終わらせて、家族のために食事の準備をします。
そして、食事が済んだら、また好きなことをしています。
東京に住んでいた頃は、スケジュールが空いているともったいないと感じて、必ず何か予定を入れていました。
こんな感じで、何に時間を費やすべきかのという考え方も、かなり変わり、今はとても余裕のある暮らしをしています。
変化に強くなった
移住というのは、ライフスタイルに大きな変化をもたらします。
仕事や人間関係、生活習慣はもちろん、気候風土も変わります。
そんな一つ一つに対応するのは、結構大変なんですが、そんなことを通して、ちょっとくらいの変化にも耐えられる自信が付きました。
今では、もっと他の場所にも移住してみたいなんて考えるくらいです。
健康になった
移住に伴い、サラリーマンを辞めたことが大きいのかもしれませんが、体調は非常に良くなりました。
ストレスが無い生活をしているせいで、サラリーマンを辞める原因になった、うつ病や心臓の持病もとても改善しました。
それから、地方は単純に空気が綺麗で、街も清潔です。お店も道路も混雑してないので、そういったストレスも少ないです。
自分自身が理解できた
東京に住んでた頃は、必死で目の前の仕事をこなしていました。
仕事の成果で、自分自身の価値が決まってしまうような生活だったため、自分の本当の価値や、望んでいることが分かってませんでした。
仙台に移住して、色んな事を経験して、色んな課題を乗り越えたりしているうちに、自分の中の本当の気持ちや、価値に気付くことができました。
東京に住んでいた時の、モヤモヤした気持ちが無くなり、毎日スッキリした気持ちで生活しています。
新しい仲間が増えた
仙台に移住して、最初に感じたのは、身近な友人がいなくなった寂しさでした。
そこで、自分から積極的に友達作りをするようになりました。東京では、友人知人はなんとなく増えていく感じでしたが、自分から積極的に作る関係は、どれも刺激的なものばかりです。
私の場合は、新しい仕事に挑戦する過程でできた関係なので、いつもその人たちに助けてもらっています。
人間関係がこれほど重要で、自分にとって掛け替えのないものだと分かったのは、地方に移住したからです。
これらはあくまでも、これは私の個人的な変化です。
でも、どんな人であっても、住みたいところに住むことは、人生の充実度を大きく上げることに繋がると思います。
では、どうすれば自分が本当に住みたい場所を見つけることができるんでしょうか?
今度はその方法を考えてみます。
好きな場所を見つける方法
私もそうでしたが、ほとんどの人は、仕事を中心にして、住む場所を決めてしまいます。
通勤時間と家賃や住宅購入費、間取りなどのバランスを考えて、その中から一番良い場所を選びます。
でも、仕事は幸せで豊かな生活をするためにあるものです。
住む場所は、生活の充実度を大きく左右するものなのに、それを今の仕事を基準にして決めてしまうなんて、実はとても変なことなんです。
でも、私たちは住む場所というのは、思い込んで生活しているため、“本当に住みたい場所はどこ?”と考えた時に、自分でもよく分からないんです。
では、どうすれば自分が住みたい場所が分かるのでしょうか?
具体的なイメージを持つ
まず、自分にとってちょうど良い生活の具体的なイメージを持ちます。
住みたい場所といっても、具体的な地名なんて、最初から分かりませんよね?
でも、自分が実現したいライフスタイルのイメージなら、持てると思います。
このようなイメージを、具体的に書き出してみると自分でも色んな事に気付くはずです。
例えば私ならこんな感じです。
- 好きな時に働き、好きな時に遊ぶ
- 便利で生活しやすく、人が多過ぎない場所に住む
- 食料やエネルギーを自給する
- 生活に困らないだけの不労所得を得る
- ライフワークを持つ
- 素敵な仲間や友人をたくさん持つ
住む場所とは直接関係無いものが多いですが、こんな事も含めて書くことが大事です。
自分にとっての理想的な生活のイメージを具体的にすると、実際に自分が住みたい場所に行った時に直感的に、“ここが良い!”と分かるようになるからです。
色んな所に行く
具体的なイメージができたら、色んな所に行ってみます。
自分が住みたい場所は、結局、実際にその土地に行ってみないと分からないからです。
私の場合は札幌や福岡なんかにも行ってみましたが、その中で、仙台に絞り込みました。
ここだと思う場所が見つかったら、そこに何度も行ってみることも重要です。
私の場合は4回くらい通いましたが、もっと多くても良いくらいです。
自分の条件にピッタリの場所かどうかを、何度も行って五感で判断してみてください。
その場所に住んでる人と友達になる
最も重要なのは、やっぱり、移住先での人間関係です。
私の場合は、最初から友人がたくさん住んでいたので、そんなに困りませんでした。
しかし、多くの人にとって、知り合いのいない土地にいきなり移住すると、寂しいだけでなく、助けてくれる人がいないことで様々な苦労をすることになります。
私の友人は、自分が”ここだ!”と見込んだ土地に、毎週末通っています。そして、移住予定の自治体の役場の人と知り合って、その土地の人を紹介してもらって友人になったりしています。
移住予定の場所で友人ができれば、さらに色んな情報を聞くことができます。移住した時にも、自分を助けてくれる頼もしい人になります。
是非、積極的に移住先の場所での友人を作ってみてくださいね。
まとめ
というわけで、今回は住みたいところに住むと人生が変わる理由と、住みたい場所を見つけるコツを紹介しました。
住む場所というのは、自分が生活する場所です。
幸福度に大きく関わることなのに、ほとんどの人は自分の住む場所に妥協してしまっています。
幸せな生活を、実現したいと思ったら、住む場所はとっても重要です。
諦めないで、是非、自分が住みたい場所を追求してみてください。
ポイントはこの3つです。
- 実現したいライフスタイルの具体的なイメージを持つ
- 色んな所に行って、ピンときた場所には何度も通う
- 移住候補地の人と友達になる
自分が住みたい場所に住むことは、人生が変わるほど素晴らしいことです!
是非、あなたも本当に自分が住みたい場所を探してみてくださいね!