『The two most important days in your life are the day you are born and the day you find out why』
(人生で最も大切な日とは、自分が生まれた日と自分が生まれた意味が分かった日である)
マーク・トウェイン
子供の頃の私は、自分が生まれてきた意味ばかり考えていました。人間は何か行動をする時には、必ず目的があります。空腹を満たすために食べるし、疲れを癒すために眠ります。最初に目的があって、行動するわけです。
しかし、人生を生きるということに関しては、何の目的も無いままこの世に生まれてしまいます。私は子供心にこれが不思議でしょうがなかったのです。
というわけで、自分なりに色々と考えました。
最初に思い付いたのは、良い会社に就職して、社会に役立つ仕事をすることや、素敵な女性と結婚して幸せな家庭を作ることなどでした。
でも、なんか平凡だなぁと感じてしまいました。
そこで次に考えたのは、世の中の役に立つことをして有名になり、歴史に自分の名を残すことでした。
世の中の役に立つという利他的な目的は、我ながらなかなかいいのではないかと思いました。「この世界に自分が生きた爪痕を残してやる!」なんて感じです。
でも、自分ができる”世の中の役に立つこと”というのが、何なのかが分からないのが問題です。
というわけで、子供の頃の私の結論は、「人が生まれた目的は、自分の生きる目的を見つけることだ!」と考えるようにしました。子供の頃の私は、なんだか大人っぽい達観した考え方で、カッコいいなと思いました。自分は周りの子供より、”人生のことが分かってるぞ!”みたいなw
単に問題を先送りにしただけで、満足した私は、その後に発覚した心臓の病気の影響もあり、その時にいいと思ったことをやるだけの人生を生きることになりました。
そんな人生も悪くなかったんですが、40歳になり、人生の折り返し点を過ぎたあたりから、子供の頃に先送りした問題を意識するようになりました。
人生の残り時間を意識するようになると、ちゃんと目的を持った生き方をしたくなりました。
そして、再び自分の生きる目的を考え始めるようになりました。そんな毎日の中で、答えのきっかけをくれたのが、愛犬のハルくんでした。
可愛いハルくんがくれた答え
食べることが大好きで、初対面の人にもお腹を見せて、顔をペロペロ舐めるペロリスト犬です。ドッグトレーナーの先生からは「犬としての警戒心が欠落しているw」と言われるほどの人懐っこいトイプードルです。
最初、犬を飼いたいと望んだのは妻の方でした。私は時間や場所、スケジュールに縛られるライフスタイルが苦手です。犬を飼ったらそれが失われると考え、ずっと反対し続けてきたのです。
ところが、実際にハルくんをうちに迎えてからは、その可愛さにメロメロになってしまいました。今ではむしろ私の方が溺愛するようになってしまい、妻から甘やかしすぎと怒られる始末です。
そんなハルくんへの愛おしさが深まるのと反対に、私の中にある虚しさが多くなっていきました。それは、どんなにハルくんが可愛くても、犬のハルくんには、私が人生で得た素晴らしいものを受け継ぐことができないということです。
意外なことに、犬を飼い始めたことで、自分が人生でやりたいと思っていることが分かったのです。
それは私がこれまでの人生で得た素晴らしい恵みや経験を誰かに伝えることです。
他者に貢献することの素晴らしさ、友人を作ることの価値、家族を作る喜び、神様が作ったこの世界の素晴らしさ、それを次の世代に伝えることが、私の生きる目的それが私の生きる目的になりました。
そのおかげで、それまで迷いがあった、特別養子縁組も真剣に求めるようになり、2023年に8歳の男の子が家族に加わりました。
天職とライフワークをくれた息子
ストレスで体を壊して以来、戻ることが不安だったサラリーマンにも戻ることができました。戻るための勇気をくれたのは、新しくうちに来た息子でした。家族を養うためだけでなく、息子が誰かに私の仕事を聞かれた時に、胸を張って答えられるようなことをしていたいと思ったからです。
そして、ただ戻れただけでなく、今ではそれが天職となりました。
また、新たに家族が増えたことで、子育てがライフワークとして加わりました。ただの子育てではありません。それまで、普通の家庭で生活したことがない男の子を育てるのは、とても難しいですが、とてもやりがいや喜びがあることです。
生きる目的が分かったことで、新しいライフワークも増えました。
自分がこれまで神様からいただいた素晴らしい経験や知識を、世の中の人にもシェアすることです。そのためにこのブログを運営しています。
そして、これらの事は妻がいなければ、何一つ実現しませんでした。
謙虚で忍耐強い妻
そもそも、心臓に持病がある私と結婚してくれ、ストレスで体を壊し、会社を辞めて独立した時も、反対どころか私を励ましてくれました。
養子を迎える際には、私よりも積極的にことを進めてくれました。
新しいこと、未知のことをやる時には、不安が付き物のはずです。しかし、彼女が私がやることに”不安”を理由にして反対したことはありません。
地方移住できたことも、新しい家族を迎えたことも、彼女無しでは実現しなかったことです。
家族が私の生きる目的
私が生まれてきた意味。今はそれを『神様からいただいた素晴らしい恵みを次の世代に遺すこと』だと考え、毎日そのことを考えて生きています。
そして、その恵みを受け継いでくれるのが、私の家族たちです。家族と幸せな時間を過ごし、家族に恵みを遺すことが私の人生の目的なのだと確信しています。
だから、このブログで家族関係のことを、たくさん発信していきたいです。こんな家族もいるんだと知っていただけるだけで嬉しいです!
たまには君のことも書くからねw