人は誰でも、自分の理想の人生の実現を目指して、生きていると思います。しかし、どうすれば理想に近付くのかを、具体的に分かっている人は、あまり多くないみたいです。
Beingは自分が満たされるための条件、あり方です。Beingが継続的に満たされている状態が、理想の人生と言えます。だから、自分のBeingを探し出すことは、理想の実現への近道になります。
そこで、ここではBeing探しの中で、最も重要なライフチャートの作り方を解説していきます。
Being探しのワークの最初のステップになるので、これを参考にして、やってみてください!
Contents
ライフチャートって何?
ライフチャートとは、自分のこれまでの人生で起きた出来事の中から、強く印象に残っていることを、振り返るグラフのことです。
これまでの人生の中で、嬉しかったこと、楽しかったこともあれば、悲しかったこと、辛かったことなんかもあったと思います。
ポジティブな思い出も、ネガティブな思い出も、全てグラフにすることがポイントです。
ライフチャートが必要な理由
Being探しにライフチャートが必要な理由は、そこに自分のBeingが存在するからです。
実は誰でも無意識のうちに、Beingに従って生きています。
喜びや楽しさなどのポジティブな感情が残っている思い出は、自分のBeingが満たされた思い出です。逆に悲しさ、辛さ、不安などのネガティブな感情が残っている思い出は、自分のBeingが脅かされたり、失われた思い出です。
それらの思い出の背景には、必ず自分のBeingが隠れています。
ライフチャート作りで大切なこと
ライフチャートを作る時に大切なことがあります。それは、感情を意識することです。
その思い出や出来事が起きた時に、どのような感情が伴ったかを意識して書き出してみてください。
人生で思い出に残っていることは、必ず強い感情と結びついています。それがポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、強い感情が伴った出来事は、脳にハッキリと記憶されます。
感情を意識しておくことが、ライフチャートを作った後のステップで役に立ってきます。
ライフチャートを作る
まず、ライフチャートを作りは、リラックスして集中できる環境でやってください。
私の場合は、日常を離れた方が、より鮮明に思い出せるので、海や山にあるカフェなんかでやったりします。
自分がリラックスできる場所なら、どこでも良いので、そのような場所でやってみてください。
チャートを作る
チャートは縦軸を感情、横軸を年齢にして作ります。こちらの画像を印刷して使うと手っ取り早いです。
ここに生まれてから、今までで、良くも悪くも思い出に残っていることを、点とその説明を簡単に書いていきます。
横軸の年齢は”高校時代”、”大学時代”、”独身時代”のような、ざっくりした表現で大丈夫です。
縦軸の感情は、嬉しさや楽しさのようなポジティブな感情が強いほど、点を上に書いてください。逆に悲しさや辛さのようなネガティブな感情が強いほど、点を下に書いてください。
これも自分の感覚で構いません。
これまでの思い出を全て書き出す
思い出や出来事はたくさん書き出しておいた方が、ライフチャートを作った後のステップがやりやすくなります。印象に残っていることは、できるだけたくさん書いてください。
自分が分かれば良いので、説明書きも簡単で大丈夫です。なるべく、たくさん書き出すことの方が大事です。
この例は分かりやすくするために、1枚に収めていますが、横につなげて2枚にしてもかまいません。
私の例
例えば、これは実際の私のライフチャートです。
我ながら、アップダウンが多いですよね。Beingを意識せず、その時々の感覚で生きてきたからかなと思います…。
書き出すことは、何かの出来事だけでなく、”この時はこうだったなぁ”といった、継続的な状態でも構いません。
また、幼少期のような、小さな頃の思い出も、頑張って書き出してみてください。
小さな頃の出来事や生活状況は、Beingに強く影響していることが多いからです。
ライフチャートは作っているだけでも、色んな発見があって、楽しいものです。ぜひ、気軽にやってみてください。
まとめ
以上が、ライフチャート作りのやり方です。
この記事を作るために、自分のライフチャートをブラッシュアップしてみたのですが、その時間にも新たな発見があって楽しかったです。
定期的にライフチャートを更新していくと、自分の人生が前に進んでいることが実感できて楽しいですよ!
こうして作った、ライフチャートは次のワークで使いますので、大切に取っておいてください。
というわけで、次の記事では「ライフイベントの抽象化」について、解説していきます。