
WordPressを使いこなすためには、やはり設定を熟知する必要があります。
でも、パッと見、何のための設定なのか分からないものが多いですよね?実は私も結構最近まで、何の設定だか知らなかったものもあります。
ましてやあなたが初心者だとしたら、分からないことだらけで変な状態になってないか不安に感じるかもしれませんね。
でも、大丈夫ですよ!
ほとんどの設定は、そのままで大丈夫ですから^^
WordPressの設定でやっておいた方が良い設定は、ほんの少しだけです。
というわけで、Wordpressのやっておいた方が良い設定と、その他の設定の意味をお伝えします。
この記事を読めば、設定のことは一通り分かりますよ!
もくじ
最低限やっておく設定
ここからはWordpressのインストールが終わっている前提で説明します。
もし、まだインストールが住んでない場合は、こちらの記事を読んで、インストールを済ませておいてくださいね!
ブログを書くのに欠かせないのが、Wordpressです。 でも、インストールするのは、パソコンソフトとは違って、少し特殊です。 しかし、最近はどのレンタルサーバーのサービスも自動インストール機能が付いているので簡単です。 そこで、この記事ではWordpressのインストール方法を説明します!
さて、まずは早速、やっておいた方が良い設定から見ていきましょう。
WordPressをインストールした後に、必ずやっておいた方が良い設定は、次の3つです。
- プロフィール
- ブログのキャッチフレーズ
- パーマリンク
どれもあっという間に終わる設定ばかりですよ!
それじゃあ、行ってみましょう^^
プロフィール
まずはプロフィールの中にあるニックネームを変更しましょう。
ニックネームはコメントに返信する時の自分の名前になります。
初期状態はログインユーザー名と同じになっているので、人に見せても良い名前に変えましょう。
ちなみにもしログインユーザー名と一緒で良ければここの手順は飛ばして大丈夫ですよ!それでは手順を紹介します。
まず、Wordpressの管理画面にログインします。そして、画面右上の自分のユーザー名にマウスを合わせます。
ドロップダウンメニューが表示されるので、その中から「プロフィールを編集」をクリックします。
“ニックネーム(必須)“を好きな名前に変えます。
ニックネームを変更したら、画面下の「プロフィールを更新」をクリックして、変更を保存します。
ブログのキャッチフレーズ
ブログのキャッチフレーズとは、そのブログのサブタイトルのようなものです。
トップ画面のタイトルタグのテキストには、必ず”ブログ名+キャッチフレーズ”が設定されます。
また、一部のWordpressテーマでは、キャッチフレーズが表示されます。
ここでまずポイントになるのは、キャッチフレーズが表示されるテーマの場合は、ちゃんと設定した方が良く、表示されないテーマの場合は、空白にしておいた方が良いということです。
そこで、自分のテーマがどちらのタイプなのかを判断するために、最初はキャッチフレーズを設定して確かめてみてください。もし、どこにも使われてないようなら、空白にしてしまいましょう。
それでは手順を紹介します。
まず、画面左のメニューの中から、「設定」をクリックします。
サブメニューが開くので、その中から「一般」をクリックします。
設定画面が表示されます。
“キャッチフレーズ“の欄に、好きなキャッチフレーズを入れます。
キャッチフレーズを設定したら、画面下の「変更を保存」をクリックして、保存します。
保存後にブログのトップページを確認して、キャッチフレーズが表示されているかどうかを確認しておいてくださいね。
パーマリンク
パーマリンクはブログの記事のURLの命名規則です。
記事のURLはそれぞれがユニークである必要がある上、一度決まったら変更しない方が良いものです。
そこで、適切なパーマリンク設定にする必要があります。それでは手順を見てみましょう。
まず、画面左の設定のサブメニューの中から「パーマリンク設定」をクリックります。
“共通設定“の中から「カスタム構造」を選びます。
そして、記事毎にユニークで、記事のタイトルなどを変えても、URLが変わらないものにします。
と言われても、すぐには思いつかないと思うので、おすすめは「/blog/%post_id%.html」です。
こうすると、”記事毎のID+.html”というUDLになります。迷ったらこの設定にしてみてください。
というわけで、これでWordpressに必要な最低限の設定は完了です。
簡単でしたよね?
これで他の場所をいじる必要も無いんですが、一応他の設定にどんな意味があるのかも、説明します。
まぁ、あまり使うことも無いですが…^^;
その他のWordpressの設定
WordPressには様々な設定があります。
中には、下手にいじると、アクセス不能になるとんでもない設定もあります。
いじることは無いにしても、知識として知っておいた方が良いので、その他の設定も解説していきますね!
- 一般
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション
- メディア
まず、一般設定の項目から見ていきましょう。
“WordPressアドレス“は、Wordpressのファイルが保存されているディレクトリです。
一方のサイトアドレスは、ブログのトップ画面のURLです。
WordPressのインストール時にインストールフォルダを空白にしなかった場合は、サイトアドレスがWordpressアドレスと同じになっているので、ここを”https://○○○.com”のように、何もない状態に直す必要があります。
ここのURLは不用意にいじると、管理画面にアクセスできなくなるなど、危険な設定なので、不用意にいじらないようにしましょう。
WordPressでは、記事にコメントが付いたり、ピンバックがあった時などに、お知らせメールが自動で届きます。
そのメールを届けるアドレスを設定します。
レンタルサーバーで自動インストールすれば、その時に指定したメールアドレスが自動で設定されているので、気にする必要はありません。
WordPressのユーザーを管理者権限以外のユーザーでも、作れるようにする設定です。
自分以外に他にもユーザーがいる時に、そのユーザーに新規ユーザーを作らせたい場合に、ここにチェックを入れておきます。
しかし、セキュリティ的には、新規ユーザーを作りたい時には、自分の手で作成した方が良いので、ここはチェックを外しておきましょう。
日付や時刻などの表示フォーマットです。
基本的に好きなもので良いのですが、初期の状態が一番馴染み深い表示のはずなので、ここをいじる必要はありません。
“投稿設定”では記事や固定ページの設定をすることができます。
一つ目の顔文字の自動変換ですが、そもそもそんなに顔文字は使わないので、チェックを付けても付けなくても大差ないです。
勝手に画像変換されるのが嫌なら、チェックを外しておきましょう。
次のXHTMLの最適化ですが、無くても全然困りません。この機能と相性の悪いプラグインも存在するため、チェックは外しておきましょう。
投稿用カテゴリの初期設定は、記事のカテゴリの初期値をあらかじめ指定しておく設定です。
正直そんなに便利な機能ではないので、”未分類“のままでOKです。
デフォルトの投稿フォーマットは、記事の見た目のデザインの違ったフォーマットをあらかじめ設定しておいて、記事の見た目を変えるための設定です。
しかし、cssファイルを使って、自分でデザインを設定する必要があり、なかなか使い勝手が悪いです。
ここも”標準“のままにしておきましょう。
WordPressではメールで記事の投稿をすることができます。
しかし、メールアドレスが知れてしまうと、誰でも記事を投稿できてしまうので、セキュリティ上大いに問題です。
それにメールができる環境なら、そもそも通常の方法でWordpressを使って、記事を投稿できてしまうはずです。
メリットが皆無で、セキュリティリスクしかない機能なので、設定する必要はありません。
ブログランキングサイトに記事の更新を伝える機能です。
これをすると、記事更新を通知したサイトに、最新記事が表示されるので、僅かながらの被リンク効果があるとされています。
しかし、実際のところはほぼ効果はゼロです。
むしろ、スパムコメントが増える気がするので、ここには何も設定しないのをおすすめします。
“表示設定”ではブログのトップページの表示に関する設定や、RSSサービスの設定をします。
トップページに表示させる内容や、記事の一覧を表示させる固定ページを選びます。
まず”最新の投稿“が選択されている状態だと、トップページには最新の記事の一覧が表示されます。
“固定ページ“が選ばれている場合は、トップページには”ホームページ“で指定した、固定ページが表示されます。
また、最新の記事の一覧は”投稿ページ“で指定した、固定ページに表示されます。
基本的には”最新の投稿“で良いのですが、慣れてきたら、トップページに固定ページを表示させて、自分の好きな内容にするなど、工夫してみてください。
“ホームページの表示“を”最新の投稿“にした時に、表示される記事数を指定します。
10記事くらいでちょうど良いので、いじる必要はありませんが、使っているWordpressテーマにもよるので、数字を変えて色々と試してみてください。
フィードというのは、記事を更新した時に、登録してくれている読者に自動通知する機能です。
とは言え、このフィードサービスを使っている人自体が少ないので、設定する意味があまりありません。
ブログを読んでもらうためには、検索エンジンで表示してもらう必要があります。
それには検索エンジンのデータベースに登録される必要があります。(これを”インデックスされる”と言います)
このチェックボックスにチェックを入れると、インデックスを拒否することができます。
当然そんなことすると、いつまで経っても誰にもブログを読んでもらえないので、ここには絶対にチェックを入れないでください。
“ディスカッション”では、コメントに関する設定をすることができます。
“通知”というのは、Wordpressで構築したサイトどうして、片方が片方に向けて、リンクを貼った時に、”リンクを貼りましたよ~”と知らせることです。
これを”ピンバック“と呼びます。
相互リンクを貼ることは、お互いにSEO上のメリットがあるので、こういう機能が付いています。
リンクの通知も、他のブログからの通知も、両方ともチェックしておきましょう。
また、”新しい投稿へのコメント許可する”は、記事を読んだ読者からのコメントを許可するかどうかです。
質問や感想のコメントが付いた方が、SEO上の効果もあるため、これもチェックしておきましょう。
読者のコメントに関する設定です。
いたずらや迷惑コメントを防ぐために、名前とメールアドレスは必須にします。
それ以外は、コメントを見やすくしたリ、その他の項目も変更するメリットが無いので、初期値のままでOKです。
コメントが登録された時に、メールで通知するかどうかの設定です。
コメントには迅速に変身した方が良いですし、コメントが付く頻度もそんなに多くないので、ここは両方ともチェックを入れておきましょう。
コメントには、荒らし目的や、いたずら、スパムコメントなどがあります。
そのため、無条件でコメントを許可するのは、おすすめできないので、新規の読者のコメントは要確認にした方が良いです。
しかし、一度、承認した読者のコメントは、イチイチ確認するのは面倒なので、自動で許可してしまうのが望ましいです。
そのため、ここも初期設定のままでOKです。
この2つは、要はスパムコメントと判断する条件を設定する場所です。
しかし、スパムコメントは大量で、しかも、常にドメインを変えて送りつけてくるので、ハッキリ言ってこの設定でフィルタリングするのは不可能です。
スパムコメント対策のプラグインがちゃんと存在するので、そちらを使うのが必須です。
この設定は役立たずなので、そのまま放置でOKです。
アバターはコメント欄に表示される、自分のアイコン画像のことです。
こだわりがあるなら、設定しても良いですが、基本的に初期値のままでOKです。
“メディア”には、記事や固定ページに表示させる画像のサイズを設定するものです。
記事や固定ページに挿入できる画像のサイズには、”サムネイル”、”中サイズ”、”大サイズ”、”原寸大”の4つがあります。
このうちの原寸大以外のサイズを指定することができます。
ブログ運営に慣れてきたら、自分が使っているWordpressテーマに合わせて、サイズを変えるのもありですが、最初はそのままにしておいても全く問題ありません。
画像ファイルをアップロードした際に、サーバ上に”西暦”と”月”で、フォルダを作って保存します。
ちゃんと整理されて保存された方が良いので、チェックを外しておく理由がありません。
ここも初期値のままでOKです!
以上が、Wordpressの設定です。
最初の設定以外は、特にいじる必要はありませんが、それぞれの設定の意味を知っておくと、場合によっては便利なものもあるかもしれません。
まぁ、私はほとんどいじったことはありませんけどね^^
まとめ
いかがでしたか?
WordPressの設定はこれでおしまいです。
インストールから設定までは、特に難しいことは無かったですよね?
最初は色々とメニューがあって、戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば普段触るところは、ごく一部なので大丈夫です。
色々と触ってみて早く慣れてくださいね!