
GELアドバイザーの齋藤(@Saito_Yoichi)です。
ブログを夢中で書いて、出来上がった文章を見てみると、我ながら拙い文章だなぁと思うことってないでしょうか?
私が日々記事添削をしているなかで、文章の拙さを感じさせる要因は、いくつかに絞られると感じています。
中でもよくあるのが、文末表現の重複です。
あなたが書く文章も、文末表現の繰り返しのせいで、拙さが出てしまっているかもしれませんね。
そこで、今回は、文末表現の繰り返しがいけない理由や、どうすれば防ぐことができるのかを、掘り下げて説明していきたいと思います。
文末表現の繰り返しが良くない理由
文末表現が繰り返すと、なぜ良くないのでしょうか?
それは、そのような文章を読んでみると、よく分かります。
例えばこのような文章はどうでしょうか?
久しぶりに、ブログ運営のノウハウの記事でしたが、楽しく書きました。
調子が良かったので、2時間くらいで書きあげました。
「~ました。」が繰り返されていて、なんだか小学生の日記みたいな文章ですよね…(^^;
でも、ちょっと文末表現を変えるとこうなります。
久しぶりに、ブログ運営のノウハウの記事でしたが、楽しかったです。
調子が良かったので、2時間くらいで書きあげましたよ。
内容はともかくとして、だいぶましな文章になりましたよね?
このような感じで、同じ文末表現が繰り返されると、用地で拙い印象を与えてしまうのです。
でも、夢中で記事を書いていると、どうしても同じ文末表現が出てきてしまいます。
それはなぜなんでしょうか?
文末表現が同じになってしまう理由
私も文章を書いていると、すぐに文末表現の繰り返しが出てきてしまいます。
それには大抵こんな理由があります。
- 1文を手直しし過ぎ
- 文末表現の引き出し不足
1つの文章にこだわって、何度も手直ししていると、直前の文章の文末表現が頭から抜けてしまいやすいです。そうやって、知らぬ間に同じ文末表現が繰り返されてしまいます。
そもそも知っている文末表現の種類が少ないため、すぐに同じ文末表現を使ってしまうパターンです。これは知識を増やすしかありません。
文末表現が似てしまうのは、大体この2つです。どちらも単純な理由ですよね?
これを踏まえて改善方法を見ていきましょう。
文末表現を重複させない方法
同じ文末表現を、繰り返さないための方法は単純です。
ちゃんと前後の文章を意識することと、文末表現の引き出しを増やすことです。
順番に見ていきましょう。
会話を意識する
最も大切なのは、会話を意識することです。
文章を書いている時にも、常に自分がしゃべっているような感覚で、書くことで自然な文章になります。
また、普段自分がしゃべる時には、自然な言葉で話しているはずです。そして、文章を読む時にも、すぐに不自然な文末表現に気付きますよね?
このように、不自然な文章にならないような力は、誰にでも備わっているものです。
だから、自分で文章を書いている時も、たまに前後の文章を読み直してみて、不自然になってないことを確認するようにしましょう。
引き出しを増やす
単純に、文末表現の引き出しを増やすことで、重複を減らすことができます。
例えば、ですます調での文末表現は、これだけのものがあるんです。
- 基本形
- 過去形
- 命令形
- 推定系
- 親しみ・話し言葉
- その他
~です。
~ます。
~でした。
~しました。
~ください。
~しましょう。
~でしょう。
~かもしれません。
~ですね。
~ですよ。
~ですよね。
~なんです。
~ますよ。
~くださいね。
~ものです。
~なのです。
他にも色んな文末表現があります。
“あっ、同じになっちゃった!”なんて時でも、引き出しがたくさんあれば、自然な表現に変えることができるはずです。
自分流の文末表現の引き出しを増やしてみてくださいね!
まとめ
というわけで、今回は、ブログの記事を書く時の、文章の文末表現についてお伝えしました。
自然な文末表現にするポイントは、主に次の2つです。
- 会話を意識して、書きながら前後の文章を見直してみる
- 文末表現の引き出しを増やし、色んな表現を使いこなす
“拙い文章だなぁ”というのは、読めば誰でもすぐに気付きます。
文末表現の繰り返しが存在する理由は、多くの場合は、ちゃんと読み直してないせいです。
ちょっと意識して、読み直せば、すぐに発見することができるはずですので、あなたもやってみてくださいね!