
ブログ記事を上位表示させるためには、正しいキーワード選定が重要ですよね?
でも、ブログを運営していると、そのキーワード選定が上手くいかない時って多いですよね?どうしても煮詰まってしまって、良いキーワードが見つからないまま時間ばかり過ぎていく…。
そして、結局その日は記事が書けずに終わってしまうなんて経験は、誰にでもあると思います。
私もそんなことがよくあります。
SEOではキーワードはとても大切です。でも、インターネット上の色んなコンテンツの中には、SEOなんてしてなくても上位表示されている記事なんてたくさんあります。
だから実際には、キーワードにはこだわりすぎなくても良いんです。むしろ、自由な発想で記事を書いた方が、良い結果につながる事って多いんですよ!
というわけで、今回は良いキーワードが見つからない時のおすすめの対策をお伝えします^^
キーワードが見つからない辛さ
キーワードが見つからないのって辛いですよね。
早く記事を書きたいのに、時間ばかりが経ってしまうのは、焦ってしまいます。
キーワードが見つからない時の理由って、大体このどれかだと思います。
- 検索ボリュームが出ない
- 書きたいネタが見つからない
- ライバルが強すぎる
このような条件をクリアするキーワードを見つけたい気持ちは分かります。でも、なかなかそんな好条件のキーワードって見つからないですよね。
こんなこと書いている私も、実はキーワードを探す作業が一番苦労します。こだわりだすとなかなかキーワードって見つかりません。
キーワードさえ決まってしまえば、淡々と記事を書くことができるんですけどね^^;
では、キーワードが見つからない時って、どうすれば良いんでしょうか?
それはシンプルにこだわりを捨ててしまえば良いんです。
実はキーワードにこだわらなくても、1日20pv程度を安定して稼ぐ記事なら十分に作ることができるんですよ。
こだわりを捨てたキーワード選定
良いキーワードを設定することって、もちろんとっても大事です。
でも、Googleにしてみれば、良い記事を上位表示させたいだけです。だから、Googleが上位表示させる記事はSEOされている記事ではなく、良い情報が書いてある記事なんです。
良い記事を上位表示させるのは、Googleの仕事なんです。だから良い記事を書くこと以外に、上位表示のための努力をしなきゃいけないなんて、本来おかしなことなんです。
だから、キーワードが見つからない時には、こだわりは捨てて、良い記事を書けそうなテーマで自由に書けば良いだけなんです。
具体的にはこのような発想でキーワードを選ぶと良いです。
シンプルに書きたいことを考える
自由な発想で、自分が書きたいテーマを考えます。
他の条件は一切考えずに、書きたいテーマを考えてください。
自分が興味が持てそうなテーマを、簡単な文章にして、リストアップしておきます。
関連キーワードに出た時点でOK
次にリストアップした、記事のテーマを文章のままでGoogleの検索ボックスに入れて検索します。
Googleの性能は上がってきているので、文章を入れて検索しても、ちゃんと検索結果が出てきます。
そして、検索結果画面の一番下に行くと、下の画像のように他のキーワードの候補が出てきます。
このようなキーワードを関連キーワードと呼びます。関連キーワードには、世の中で検索されているものしか出てこないため、ここに出てきた時点で、少しは検索ボリュームがあるということです。
ここに表示されたキーワードの中から、自分が記事にしたい内容と近いものを選びます。
この時に、検索ボリュームにはこだわり過ぎずに、“とりあえず関連キーワードに出てきたらOK”という基準で選びます。
ライバルは気にしない
キーワードが決まったら、あとは記事を書くだけです。
この時にライバルはチェックしちゃダメです!
これは自由な発想で書くことによって、ライバルとは違った内容の記事にした方が良いからです。
ライバルチェックをしてしまうと、どうしても記事の内容はライバルと似たものになりやすいです。
そうすると、ライバルと同じキーワードで勝負することになってしまい、結局pvが稼げない可能性が高くなります。
ライバルとは違った内容に記事なると、ライバルとは違ったキーワードで上位表示されやすくなるため、ライバルとは違った関連キーワードからのアクセスが期待できるんです。
これが、こだわりを捨てたキーワードでpvを稼ぐための秘訣です。
中途半端なライバルチェックはしないようにしましょう。
自由な発想のキーワードの例
というわけで「百聞は一見に如かず」ということで、実際に私がこだわりを捨てて選んだキーワードで書いた記事のデータを紹介します。
まずは人間にとっての、適正な労働時間について考えたこの記事です。
今の日本の働き方は、8時間労働が基本です。 しかし、実際には8時間どころか、過重労働が社会問題になっています。 人間が働く時間というのは、何時間がベストなのでしょうか? 調べてみると8時間ですら長いことが分かってきました。 そこで、8時間労働が長すぎる理由とちょうど良い長さの働き方をお伝えします。
フリーランスになってしばらく経ったある日に「1日に8時間もの長い時間、生産性の高い仕事なんてできない」と思い、衝動的に書きたくなった記事です。
2019年3月19日現在で「8時間労働 長い」で1位です。
毎日20pv~70pvをコンスタントに稼いでくれています。
次は現代のサラリーマンの過酷さを考えてみたこの記事です。
現代の日本でサラリーマンとして働くのは大変です。 中には奴隷のようだと感じながら、サラリーマンを続けている人もいるかもしれません。 では、実際にサラリーマンと奴隷を比べたらどうなんでしょうか? ここではサラリーマンと奴隷の違いを考えてみます。
「サラリーマンって奴隷みたいだななぁ」とずっと思っていたのですが、良いキーワードが見つからなくて、そのままにしていました。
しかし、記事のネタが無くなってしまい、開き直ってこのキーワードで記事を書いてみました。
こっちは元々の検索ボリュームが少ないので、毎日5pv~10pv程度です。
しかし、2019年3月19日現在で「サラリーマン 奴隷 違い」で1位です。
「サラリーマン 奴隷 違い」の記事の方は、pvはお世辞にも多いとは言えませんよね。でも、ポイントは、検索順位が1位だということです。
「サラリーマンは奴隷のような働き方だ!」と思っている人は僅かかもしれません。しかし、その人たちにとっては、最も役に立つ良い記事だと判断されているということに大きな意味があります。
Googleはブログ全体の記事の質から、総合的にそのサイトの評価を決めます。
つまり、良い記事があればサイト全体の評価が上がり、他の記事の検索順位にも良い影響があるんです。
実はこだわりを捨てて、自分が書きたいニッチなテーマで記事を書くと、比較的簡単に上位表示できます。
そして、上位表示できれば、サイト全体の評価も上がります。
キーワードが見つからない時は、目先のpvを追いかけるよりも、自由な発想で記事を書いてしまった方が良いことが多いんですよ!
事前に考えておくのが一番
とは言え、いつもニッチなテーマで記事を書いていては、いつまで経ってもブログのアクセスは増えません。
キーワード探しは、そもそも記事ライティングと同時にやっちゃダメです。
記事を書く作業を控えた状態でキーワードを探しても、焦りを感じて結局良いキーワードは見つかりません。
キーワード探しは、集中的にそれだけをやった方が良いです。
『今日はキーワード探しの時間!』と決めて一気に探し出してリストアップするようにすると効果的ですよ!
詳しくはこの記事を参考にして、キーワードを探してみてください。
ブログを書く時のキーワード選びは大変ですよね? 特に初心者のうちは、どれもダメな気がして時間だけが過ぎてしまいます。 そこで、初心者でも簡単にできる、ブログのキーワードの選び方を解説します!
まとめ
というわけで、今回はキーワードが見つからない時の対策を紹介しました。
キーワードが見つからない時は、こだわりを捨てて、自由な発想で記事を書いてしまって大丈夫です。
むしろその方が、ブログ全体のためにもなるからなんですね。
もう一度、この記事の内容をまとめておきます。
- 検索ボリュームやライバルにこだわらずにキーワードを選ぶ
- 自分が書きたいニッチなテーマは上位表示させやすい
- pvは少なくても上位表示された記事はブログ全体の評価を上げる
私も実はニッチなテーマで記事を書くのが好きなタイプです。
その方がすぐに上位表示ができて、モチベーションも上がるからです。
ブログというものは、そもそも自分が伝えたいメッセージを発信するための、コミュニケーションツールです。
だから、自分が書きたいことをよく考えて記事にする方が、モチベーションにもなりやすいのです。
そんなことを意識して、柔らかい発想でキーワードを探してみてくださいね!