
かの有名な哲学者のソクラテスは「生きるために食べよ、食べるために生きるな」って言いました。
あなたも、食べるためだけに働くライスワークはやりたくないと考えるかもしれませんね?
でも、私はライスワークって、実はとても良いものだと思うようになりました。
心に余裕のある、幸せなライフスタイルを実現するためには、良いライスワークを持つことって、大切なことだなぁと思います。
私の人生を振り返ると、ライスワークが不安定な時に、心に余裕がなくなって、幸福感が下がっているんです。
あなたがもし、今の生活に不満があるとしたら、それはもしかすると良いライスワークを持ってないからかもしれませんよ!
というわけで、今回はライスワークとライフワークの違いや、ライスワークの大切さを考えてみようと思います。
ライスワークとライフワークの違い
世の中にはライスワークとライフワーク以外にも、ライクワークなんて言葉があります。
ライスワークの大切さを考えてみる前に、そもそもこれらの3つの言葉の違いをおさらいしておきましょう。
- ライスワーク
- ライクワーク
- ライフワーク
生活の糧を得る事が目的の仕事。
好きだからやっている仕事。収入は二の次。
自己実現のためにやっている仕事。やはり収入は二の次。
ライクワークとライフワークの違いは、自分が好きで楽しいだけなのが”ライクワーク”、他人や社会にもメリットがあって、自分もやりがいを感じられるのが、ライフワークと考えると分かりやすいです。
便宜上こうして3つに分けていますが、それぞれは完全に別々に分けられるわけじゃないです。
サラリーマンで満足しているのであれば、きっとそれは“ライスワーク+ライクワーク”かもしれません。
私の友人には、発展途上国でお医者さんをしている人がいますが、その人にとっては医者は“ライスワーク+ライフワーク”かもしれませんし、単なる“ライフワーク”かもしれません。
こんな感じで、実際には同じ仕事でも、複数の要素が含まれる場合もあります。
だからライスワークが悪いって言っても、そんな単純な話じゃないってことです。
というわけで、どんな仕事が良いと言えるのか?次からはそれを考えていきたいと思います。
ライスワークが良くないとされる理由
そもそも、なぜ世の中では、ライスワークが良くないものとされるのでしょうか?
冒頭のソクラテスの言葉で言われている”生きる”とは、単に命をつなぐことではなく、目的を果たすことを指しているわけですよね?
つまり、悪いのは何の目的も持たずに生きることなわけです。
ライスワークだけが良くない
いけないのは食べるためだけに生きる事なわけです。だからこの言葉は、収入目的だけの仕事自体を、否定しているわけじゃないんですよね。
実は自分の働き方を決める時には、これが重要なんです。
私は元々は、大手携帯電話会社のシステムエンジニアでした。
携帯電話業界は競争が激しいので、命令されることには、経営方針とか企業理念なんて感じられず、とにかく”安く速く”を追求しているだけでした。
何のために働いているのか分からない事は、とても辛かったです。
でも、同僚の中には自分が作ったシステムが、世の中の人の生活を便利にしていると確信して、喜んで仕事をしている人もいました。その人にとっては、きっと“ライフワーク”だったのだと思います。
ある人は『子供が生まれたから、奥さんの分まで働かないといけないんです!』なんて言って、頑張ってる人もいました。
その人にとっては、“家族を幸せにすること”がライフワークなのかもしれません。
同じ仕事なのに、感じ方は変わってしまうわけです。
つまり、本当の問題はライフワークが存在しないことなんです。
ライスワークが無ければ、そもそも幸せな生活をすることなんて不可能です。
私の場合は、サラリーマン時代はライフワークがありませんでした。
今振り返ると、ずっとライフワークを探し求めて、社会人のサークルに入ったり、ボランティアをやるなど、色んなことをやっていました。
でも、サラリーマンを辞めてからは、収入がとても不安定になりました。生活が不安定なので、ライフワークを追いかけてばかりいられなくなりました。
今は両方大事なんだなぁと、つくづく思っています。本当に豊かな人生を実現したければ、ライスワークもライスワークも両方必要なんです。
嫌いな仕事や健康を損なう仕事はNG
でも、ライスワークは大切って言っても、絶対にやっちゃいけない仕事もあります。
それは、嫌いな仕事や心と体の健康を失う仕事です。
そもそも、仕事って人生を豊かにするためのものなので、健康に悪影響がある仕事だけは、絶対にNGです。
『どんな仕事も基本的に大変だ!』なんて根性論は大ウソなので、絶対に信じちゃダメです!
そういうわけなので、健康的であればライスワークは絶対に必要です。じゃあ、これを踏まえるといったいどんな働き方が良いのでしょうか?
ライスワークとライフワークを分けて考えよう!
ここまで色々と書いているんで、もうお分かりだと思いますが、理想的な働き方は、ライスワークとライフワークをバランス良くやることです。
人生を充実させたいなら、ライフワークが必要です。でも、ライフワークに集中したければ、ライスワークも重要です。
多くの人は1つの仕事に、この両方を求めてしまって失敗します。もちろん、1つの仕事がライスワークでもライフワークでもあるならそれが理想的です。
しかし、ライフワークだと思っていても、お金を稼ぐためにやりたくないことをやってしまえば、そうじゃなくなります。もし、それが嫌々やりたくないことをするのが、ストレスに感じるのであれば、ライスワークですらなくなってしまいます。
ライスワークとライフワークが一緒でも別々でも、”これは稼ぎのため”、”これは自分のライフワーク”と明確に分けて仕事をすることが大事です。
例えば、私の場合のナリワイは、大きく分けるとこの3つです。
- Webライター
- ブログ運営
- ブログ講師
この中でWebライターはライスワークで、ブログ講師はライフワークです。ブログ運営はライスとライフの真ん中くらいです。
ポイントは収入を安定させて、ライフワークをするための時間を増やすことです。ライフワーク自体が収入を生むようになれば、もちろんそれが理想的ですね^^
そのためには、稼ぐ金額を増やすことよりも、生活に必要なお金を上手に減らすことを考えると良いですよ。
詳しくはこの記事なんかが参考になると思うので、良かったら読んでみてくださいね。
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まとめ
そもそも、長い歴史を振り返ると、ほとんどの人はライスワークしかしていませんでした。
“ライフワークが欲しい”なんて悩みは、昔の人から見ると贅沢なものなのかもしれませんね。
本当に充実した人生を送るためには、ライフワークを持つことが必要不可欠です。でも、ライフワークを持つためには、実はライスワークの質の方が重要です。
そしてそのためにはこんな条件を満たす、ライスワークを持つことが大切だと思います。
- 健康に悪影響が無い
- 時間を取られ過ぎない
- 可能なら不労所得を生むこと
実はこれを実現しようと思うと、サラリーマンのような働き方では難しいです。
理想の働き方やライフスタイルを実現したいのであれば、自分でナリワイを作ることが必要不可欠です。
例えば、Webライティングを学べば、月5万円程度のライスワークならすぐに作ることができます。
月の収入が5万円増えたら、それだけで生活がかなり楽になりますよね? でも、現代は様々な働き方ができるようになりました。 Webライティングのスキルを学んで活かせば、月5万円のナリワイを作るのは可能なんです! ここではWebライティングのスキルを使って、月5万円のナリワイを作る方法をお伝えします。
今の時代は、色んな働き方ができます。
是非、自分に合ったライスワークを作ってみてください!