
世の中に“つまらないなぁ…”と思うブログって、たくさんありますよね?
私もそう感じる事が、よくありますし、自分のブログもそう思われないように、努力しないといけないって思います。
でも、つまらないブログって、いったい何が悪いのでしょうか?面白いブログを書くためには、どうすれば良いんでしょうか?
毎日、色んな人の添削をしている私は、実は魅力的なブログと面白さは関係無いと考えています!
それどころか面白いブログを書こうとすると、かえって記事の質を下げることが多いんですよ!
というわけで、今回はつまらないブログの特徴と、魅力的な記事を書くためのポイントを解説します!
あなたの書く記事が面白くなるように、心を込めて書かせていただきます^^
つまらないブログの特徴!
つまんないブログだなぁ…と思う記事って、よくありますよね。
自分の書いた記事を読んでも、たまにそう思います…^^;
しかし、つならないと思う理由って、文章力とかユーモアのセンスとはあまり関係が無いんです。
ほとんどの場合、つまらなく感じさせる理由は、この3つのどれかです。
- 読みにくい・何を言ってるのか分からない
- コミュニケーションとして成立していない!
- 書き手のキャラクターが見えない
- 自分本位
いったいなぜ、このような記事が、つまらないと感じさせるのか、順番に説明していきますね。
読みにくい・何を言ってるのか分からない
つまらない記事で最も多いのは、読みにくかったり、文章が意味不明なものです。
読解が苦痛だったり、内容が頭に入ってこない記事は、つまらないというよりも、フラストレーションを感じさせます。そのような記事を読まされている読者は、あっという間に離脱して、別の記事を読みに行ってしまいます。
読みにくさには、見出しの使い方が下手とか、変な場所に画像や広告があるなど、ちょっと気を付ければ解消できるものばかりです。
私が記事添削をしていても「たった1回読み直すだけで、もっと分かりやすい文章にできるのになぁ…」と思うことがよくあります。
分かりやすい文章を書くことは、最低限の読者への配慮なので、このひと手間を惜しまないでください。
コミュニケーションとして成立していない!
これもとても多いパターンのつまらなさです…。
ブログの本質は、コミュニケーション手段です。だから、あなたのメッセージが、読者の心に届かなければ何の意味もありません。
例えば、私は妻に今日の楽しいことを一方的に、しゃべり続けることがあります。でも、それが妻にとって何の興味も無ければ、上の空で真面目に聞いてもらえません。
その一方で、妻にその日あったことをじっくりと聞いてあげて、悩みの相談に乗って励ましてあげれば、こっちの話も聞いてくれます。
ブログだって同じです。読者のことを考えずに、自分勝手なことばかり書いても、そんな記事は読んでもらえません。
読者の悩みや疑問に耳を傾けて、それに対する答えを書いてあげることが重要なんです。
書き手のキャラクターが見えない
コミュニケーションでは、言語以外(ノンバーバル)の情報が重要だと言われています。
よく運営者のプロフィールが、存在しないブログがあります。このようなブログは、記事の書き手のイメージが伝わりにくく、読者の信頼を得にくいです。
対面でのコミュニケーションでも、素性の分からない相手から言われることと、良く知ってる人から言われることでは、信頼度は全然違いますよね?
ブログを書く時には、ノンバーバルな情報を可能な限り意識して、記事を作成することが大切です。
人間がコミュニケーションをする時には、言語以外のノンバーバル(非言語)な情報がほとんどを占めると言われています。
ノンバーバルな情報とは、相手の表情や身振り手振り、声色や口調、容姿などのことです。
会話でやり取りされる情報の比率は、一説によると、言語が7%、非言語が93%とも言われています。
そのため、メールやSNSなど、ノンバーバルな情報が少ないコミュニケーションの場合は、それに代わる情報を最大限に入れることが大切です。
自分本位
最も良くないのは、自分本位な記事です。
例えば、商品を売りたいだけの記事とか、都合の悪いことを隠している記事などです。
以前、私の妻が”玄米が美味しく炊ける炊飯器”を探していて、ある記事を見せてくれました。
その記事は、炊飯器を紹介するアフィリエイトプログラムの中で、最も報酬が高い商品だけを紹介している記事でした。リンクのURLもしっかりと有名ASPのものになっていました。
また、様々な炊飯器をランキング形式で紹介している記事もよく見かけます。でも、そういう記事の中にはランキングが、報酬が高い順になっているものをよく見かけます。
本当に読者のための記事を書くのであれば、アフィリエイトプログラムが存在しない商品も含めて、様々な炊飯器のメリットとデメリットを、公平に比較レビューするべきではないでしょうか?
自分本位な記事は、自然と内容が薄っぺらく、読んでいても不安や疑問が解消されません。読んでいると、何とも言えない中途半端な印象になります。
読者から信用されなければ、記事の滞在時間も自然に短くなり、ブログ内の他の記事も読んでもらえません。記事の評価は上がらないので、pvも増えず収益も上がりません。
結局、誰の利益にもならない、インターネット上のゴミを作り出してしまうだけです。
読者の利益を考えた記事を書くことが、最終的には自分にも利益をもたらしてくれます。一番大切なことなので、これを意識したブログ運営をしてみてくださいね!
というわけで、つまらない記事は、ここで紹介した特徴を持っている場合がほとんどです。一言で言えば、読者目線が抜けていることに尽きます!
では、どうすれば、面白くて魅力的な記事になるのでしょうか?
答えはつまらなく感じさせることと、逆のことをすれば良いだけです。
次はブログに必要な要素を、解説します。
ブログに必要な要素
面白いブログを書こうと思うと、実は間違った方向に進んでしまいます。
“面白い”というと、ユーモラスで惹きつけられるような文章を、書くことをイメージするかもしれません。
しかし、記事を書く時に意識が必要なことは、この2つだけなんです。
- 分かりやすいこと
- 読む人の利益になることを書く
実はこの2つには、特別なテクニックなど必要ありません。
どちらも自分の心がけ一つで、改善できることなんです。
それぞれ、順番に説明しますね。
分かりやすいこと
ブログはコミュニケーションツールです。小説や詩のような、魅力的な文章が要求されるものとは違います。
読者に分かりやすく、情報が伝わることが全てです。
分かりやすさを上げることは、ちょっとした心がけでできることです。
例えば、落ち着いて自分で読み直してみるだけでも、分かりにくい個所は、自分で気付けるはずです。
このたった1度の手間で、記事の分かりやすさは、ガラリと変わります。
分かりやすい記事を書くコツは、こちらの記事に全てまとめてあります。是非、読んでみてくださいね!
ブログ記事は手紙やメールを書くのとは、少し違います。 インターネットユーザーに分かりやすい文章にするためには、ちょっとしたWebライティングの技術が必要なんです。 そこで、この記事ではブログ記事の書き方のコツを解説します!
読む人の利益になることが書いてある
よくブログを日記のようなものと、勘違いしている人がいます。
そういう人は、自分の日常や趣味のことを書くことが多いです。
ブログはSNSと違って、不特定多数の人に向けて書くものです。既にあなたと信頼関係ができてる人なら、そのようなことでも読んでくれるでしょう。
しかし、あなたのことを知らない人は、そんな記事には何の興味もありません。世の中の人が興味を持つのは、自分の利益になる情報だけです。
自分の書きたいことではなく、世の中の人が知りたいことを、記事に書くことを意識してみてください。
面白さはブログに求められることのほんの一部
初心者のうちは、自分の記事に自信が無くて、不安になることも多いかもしれません。
実際に、自分で読んでみると、間違いなく「面白くないなぁ」と感じると思います。
ライバルの記事を読んでいても、ユーモラスな文章を書いている人は、大勢いると思います。
しかし、読んでいて面白いかどうかというのは、ブログの魅力のほんの一部なんです。
そもそも、検索エンジンを使って、調べ物をしている人たちは、自分の悩みや疑問が解決すれば良いと考えています。
だから、面白いかどうかなんて、基本的にどうでも良いと思っています。
私たちが意識する必要があるのは、読者の利益になることを、分かりやすく書くことです。
是非、そのような記事作りを意識してみてください!
まとめ
というわけで、今回はつまらないブログの特徴と、魅力的な記事を書くためのポイントをお伝えしました。
“つまらない”ブログの正体は、実は読者目線が抜けているということです。
ブログを書く時には、この読者目線を意識することが大切なんですね、
そこで、つまらないブログの特徴と、魅力的な記事を書くためのポイントをもう一度まとめておきます。
- つまらない記事は分かりにくくて、不要な情報を一方的に書いている
- 書き手の利益が一番になっている記事は、結局書き手の利益にもならない
- 魅力的なブログは、分かりやすくて読者の利益になることが書いてある
ブログに面白い記事は不要です。
必要なのは、分かりやすくて、読者のメリットを最大限に考えた記事です。
実は私も自分の記事のつまらなさに悩んでいましたが、このことに気付いてからは、スッキリ迷いなくブログ運営ができるようになりました!
皆さんも是非、自分流の読者に役立つブログ運営をしてみてくださいね!