
ブログ記事の最後に、必ず書くのが総括に当たる章、つまり“まとめ”とか“最後に”なんて章ですね。
そこまで全力で記事を書きあげると、ついつい適当に書きやすい部分です。
でも、SEOを考えた時に、記事の最後の部分は非常に大切です。この部分を適当に書くのは、記事の評価を下げる危険なことなんですよ!
ちょっとしたコツを押さえて、まとめの章を書くことで、読者の満足度を上げて、記事の評価を大きく上げることができるんです。
そこで、この記事では、ブログのまとめの書き方のコツをお伝えします。
まとめがSEOで重要な理由
全力を込めて記事を書いた後に、まとめの章を書くのって大変ですよね?
でも、私の場合は、気力が残ってない時は、いったん休憩して、ちゃんとしたまとめの章を書くための準備をします。
それは、良いまとめを書くと、次のようなメリットがあるからです。
- 広告のクリック率が上がる
- ブログの別記事を読んでくれる
- ラストクリックの記事になれる
どれもSEO上、もの凄く重要なことなので、順番に解説しますね。
広告のクリック率が上がる
記事の最後の広告は、クリックされやすいと聞いたことがあると思います。
記事を読んで目的を達成した読者は、別のことに関心を持ってくれるからです。
その別のことが、広告である場合が多いのです。そのため、読者が一番満足しやすい記事の最後の広告は、収益性が高くなる傾向があるわけです。
つまり、逆の言い方をすれば、読者を満足させることができれば、広告のクリック率はより上がるということです。
また、読者が広告をクリックしているということは、広告が読者のニーズを満たしていたからという風にも考えられます。
そのため、広告のクリック率が高い記事は、読者の役に立っている記事と判断され、実はSEO効果があるのです。
だから、読者の満足度を上げる、まとめの章を書くことが重要なのです。
ブログの別記事を読んでくれる
記事を読んで満足した読者は、当然、別の記事に興味を持つ場合も多いです。
つまり、良いまとめを書いて、読者を満足させれば、別の記事を読んでもらいやすくなります。
こうして、pvや直帰率、滞在時間が増えると、記事やブログ自体の評価が上がるため、SEO効果が上がります。
ラストクリックの記事になれる
Googleはユーザーの一連の検索行動を見ていると言われています。
例えば、同じキーワードで表示された記事を連続で3記事読んで、3記事目だけ最後まで読んで、ブラウザを閉じたとします。この場合、ユーザーを一番満足させた記事は、3つ目に読んだ記事だと考えられます。
この3つ目の記事のことを、ラストクリックの記事と呼びます。
ユーザーが検索行動を終える時は、満足して目的が達成された時です。だから、満足度を上げるまとめを書くことは、ラストクリックの記事になるために重要なのです。
このように、良いまとめの章を書くことは、様々なSEO効果があります。
そこで、次は良いまとめの章の書き方を解説します。
まとめの書き方
『まとめの章は重要だ!』って言われると、ついつい方に力が入っちゃうかもしれませんね。
でも、実際には次の3つのポイントを押さえれば大丈夫です。
- 記事を書いた感想
- 要点のまとめ
- 読者へのメッセージ
それでは、順番に説明していきますね^^
記事を書いた感想
まず、その記事を書いたあなたの感想を書きます。
感想と言いつつ、実際に書くのは、ここまで読んだ読者が感じていそうな、気持ちや疑問などを代弁することを書きます。
リード文と同様、ここでも読者に共感することが、満足度アップのために重要だからです。
要点のまとめ
まとめの章には、記事の要点のまとめを書きます。
記事を読んだ読者の頭の中は、雑然とした状態なので、記事の最後で読者の頭の中を整理してあげます。
読者の理解を助けて、この記事で満足してもらうことを意識して、分かりやすく要点をまとめてください。
具体的には、箇条書きや囲い枠で、ポイントを並べて、それぞれの要点を説明するくらいの書き方で十分です。
読者へのメッセージ
最後に読者への励ましや感謝、挨拶などのメッセージを伝えて、記事を締めくくります。
これはスッキリと記事を締めくくることで、読者の気持ちに一区切りをつけてもらうことが目的です。
一区切りついた読者は、次の行動に移るので、広告をクリックしてくれたり、サイト内の別の記事を読んでくれやすくなります。
SEOを考えた時には、その程度の長さで十分です。
あまり難しく考えずに、これらの基本の3つを抑えた上で、自分らしいまとめの章を書いてみてください。
以上が、まとめの章の書き方のコツです。でも、これだけでは、まだまだイメージできないかもしれませんね^^;
そこで、次は実際にまとめの型と例文を解説していきます。
ブログ記事のまとめの章の型と例文
まとめの章を書く時には、このような型に当てはめて書くと良いです。
いかがでしたか?○○って△△ですよね?(記事を書いた感想)
この記事の内容をもう一度おさらいしておきます。(要点のまとめ)
- ○○○
- △△△
- □□□
あなたも○○してみてくださいね!(読者へのメッセージ)
これが基本的な型になるので、あとはこれに適度に肉付けしていく感じです。
実際にはこんな感じになります。
靴の臭いを取る方法の記事を書いたとして、例文を書いてみました。
いかがでしたか?靴は常に不潔で、嫌な臭いになりがちです。人の家にお邪魔する時のことを考えても、靴の臭いの対策は大切ですからね!
もう一度、この記事の内容をおさらいしておくので、しっかりと対策してくださいね!
- しっかりと乾燥させる
- お茶殻を入れたパックを中に入れておく
- 洗える靴は2週間に1回のペースで洗う
どれもちょっとしたことですが、効果は絶大です!
このひと手間を書けることで、あなたの靴は爽やかです。是非、試してみてくださいね!
(書いていることは適当なので、ご注意ください)
これで200文字程度です。
凄く簡単ですが、こんな感じで十分です。
ポイントは、記事の要点がまとまっていることと、スッキリ綺麗に文章が完結していることです。
読者が心の中で“なるほどね~”とつぶやいてくれるようなまとめにできればOKです。
是非、実践してみてください。
まとめ
というわけで、『まとめの書き方の記事】の”まとめ”です(笑)
ブログの記事を書いていると、どうしても本文にばかり力を入れて書いてしまいがちですよね。もちろん、読者にとって一番重要なのは、記事本文なので当然です。
でも、まとめの章を使って、きちんと読者の頭の中を整理してあげることまでが、大切なお仕事です。
今回紹介した次のポイントを守って、良いまとめの章を書いてくださいね!
- 読者が満足して検索行動を終えられるよう意識する
- まとめには3つの要素を入れる
- 450文字以内を目安にする
検索行動を終えるということは、読者を満足させたということ。そのような記事は評価が高まるので、読者に疑問を残させないまとめの書き方を意識すること。
まとめの章には『記事を書いた感想』『要点のまとめ』『読者へのメッセージ』の3つの要素を入れること。
長すぎるまとめはやはり離脱を生むので、450文字以内を目安にして書くこと。
ライバルたちの多くは、まとめの章の重要性をよく理解していません。
だから、良いまとめの章を書くことで、SEO上の大きなアドバンテージが得られます。この記事で紹介したことを実践して、SEOに強い記事を書いていってください!