お金で幸せは買える?【答えはNO!】必要なのは稼ぐ能力です!

誰だって、幸せな人生を送りたいですよね。当然私もそうですし、あなただってそうですよね?

でも、そもそもどうやったら幸せになれるんでしょうか?

多くの人たちは、努力して収入を増やせば、幸せになれるって考えてると思います。

だから、みんなストレスを感じながら、頑張って仕事してるわけです。みんなお金さえあれば、幸せを買うことができると信じてるわけです。

しかし、現代の日本人は、みんな疲弊しています。頑張って働いているのに、心や体を壊してしまう人が増えています。

努力して収入を増やせば、幸せになれる時代は終わりました。でも、発想を変えれば、十分幸せな生活をすることができるんです。

ていうか、何も知らずにこのまま頑張り続けると、健康まで失いかねないですよ!

というわけで、今回はお金を稼いでも幸せになれない理由と、幸せになるために必要な考え方をお伝えします。

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お金では幸せを買えない理由

まず、幸せな生活をするために、お金は絶対に必要です。これは間違いない事実です。

お金が無いことで、不自由な生活を強いられるのは、それだけで不幸です。だから、私たちは頑張ってお金を稼ぎます。

でも、お金が無条件で幸福をもたらしてくれるかというと、そんなことはありません。お金を持ってない人には、見えにくい怖い側面が、お金には存在するからです。

いったいその怖い側面って何なんでしょうか?

お金を稼ぐこと自体がストレス

1つ目の側面は、お金を稼ぐのは楽じゃないってことです。

特に現代の日本では、特にお金を稼ぐことの難しさや、働くことのストレスが増えてきています。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本の労働者の平均給与は、20世紀末の1997年の467万円から、徐々に下がり、2008年のリーマンショックの時には406万円にまで下がりました。その後は徐々に増えて、2016年には422万円になってますが、20年前よりも給料の平均額は減ってしまってるんです。

日本経済も停滞しています。最近25年間の経済成長率の平均は1%以下です。年々世界との経済競争が激しくなり、企業の売り上げも伸び悩んでいます。

業績維持のためには、業務を効率化してコストを削減したり、減った分の売り上げを、労働量で補う必要が出てきます。

コストダウンの中には、当然人件費の削減も含まれます。労働量で補うことの中には、サービス残業が含まれるかもしれません。

このように現代の日本では、働いてお金を稼ぐことは、昔に比べて遥かに大変なことなのです。

お金への依存が生活を不安定にする

現代の生活はとても忙しいです。

働いてお金を稼ぐことに精一杯なので、それ以外のことをする余裕がありません。

そのため、生活に必要な食べ物やサービスなどは、お金で解決するようになります。その方が時間も節約できて、仕事に集中することができます。

一見これって、お金で幸せを買えてるように思いますよね?

でも、見方を変えればそうじゃないことが分かります。本来自分でできるはずのことを、お金に頼って解決しているので、もしお金が無くなると、生活が成り立たなくなります。

これは幸せを買っているのではなく、お金に依存しているだけです。

生活に必要なお金がどんどん増えてしまうので、生活基盤がお金頼りの不安定なものになってしまいます。

私たちはお金があると、不自由無い幸せな生活ができると誤解してしまっています。

しかし、本来お金なんて必要なければ、それに越したことはありません。お金稼ぎは大変ですし、お金に頼り過ぎていると、いざお金が無くなった時に、とても大変な目にあいます。

私たちは、「生活するために仕方なく、お金を稼いでいるのだ」と理解するべきです。お金には、人間を苦しめる側面があることを、知っておかなければいけません。

その証拠に、収入が一定額になると、幸福度は頭打ちになることが知られています。

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お金と幸せの関係

お金と幸福度の関係を調べた研究があります。

2002年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの心理学者、ダニエル・カーネマン教授が、45万人を対象にした世論調査の結果を基に、収入額と幸福度の関係を調べました。

すると、面白いことが分かりました。

幸福度が飽和する年収

アンケート結果を基に、収入額とその人の幸福度を調査して、集計してみると、収入額が75,000ドル(日本円で800万円~900万円)で幸福度が上限に達することが分かりました。

そして、更に収入額が増えると、むしろ幸福度が減る傾向があったそうです。

このことからも分かるように、生活するために必要な分の収入があれば、幸福度は頭打ちになります。

でも、なぜそれ以上、幸福度が増えないのでしょうか?

それ以上幸福度が増えない理由

既に説明した通り、お金を稼ぐのは、それだけで大変でストレスが大きいものです。

それだけ苦労して、お金を稼いでも、そのお金でやる事と言ったら、豪邸や高級車を買ったり、高級レストランで食事をするなどの贅沢くらいです。

世界一周クルーズみたいなことは、時間がかかってしまうので、仕事が忙しくてどうせできません。

そのようなことで得られる喜びは、すぐに失われてしまいます。

お金稼ぎと、そこから得られる喜びの釣り合いが取れないのです。

また、収入が多いと生活レベルが上がってしまいます。

イギリスの政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則によると、「支出額は、収入額と同額になる」そうです。

これをパーキンソンの法則と呼びます。

そのため、お金はいくら稼いでも、余ることはありません。もっと稼ぐ必要が出てきて、更にストレスが増えます。

収入が増えても、安心感や満足感が得られないのです。

このように、どうしても必要な分以上のお金は、喜びや安心感よりも、ストレスしか生みません。

稼げば稼ぐ穂と、お金のマイナス面がの影響で、徐々に幸福度を下げていくのです。

じゃあ、いったいどうすれば、お金に頼らずに幸せな生活ができるんでしょうか?

次はそのための考え方を紹介します。

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必要なのはちょっとした経済的自立

幸せな生活をするための考え方を紹介するために、お金の性質をもう一度おさらいしておきます。

  • お金を稼ぐのは、ストレスが大きい
  • お金に依存し過ぎると生活基盤が不安定になる
  • お金を使わないで済むならそれに越したことはない
  • お金は必要な時に仕方なく使うべきもの

つまり、この4つを踏まえると、普段はなるべくお金を使わずに生活できるようにし、どうしても必要な時にだけお金を稼ぐことが、理想的なのです。

お金が必要な時にだけ働いて、必要な金額だけ稼ぐのが、一番幸せなのです。

でも、好きな時に働いて必要なだけ稼ぐなんて、そう都合良くできることじゃないですよね?

だから、本当に必要なのは、お金なんかじゃなくて、お金を自在に稼ぐスキルなんです。これはたくさん稼ぐという意味ではありません。

金額はほどほどで良いので、自分の力で稼げるようになることを指しています。

これはこれからの時代を幸せに生きるために、重要なスキルです。

今の日本は、労働人口のうちの9割近くがサラリーマンです。サラリーマンは自分の労働力を、会社に買ってもらっているだけで、自分でお金を稼いでいるわけではありません。

だから、仕事が無くなると、自分の労働力を買ってくれる会社を探して、就職活動をするしかありません。たとえ、就職できたとしても、勤務形態を決められてしまうので、自由な働き方はできません。

これでは好きな時に、必要なだけお金を稼ぐことにはならないですよね。だから、自分自信の力で、お金を稼ぐスキルを身に付ける必要があるのです。

ポイントは不必要に稼ぎ過ぎないことです。私たちは稼げるときに稼ごうと考えますが、それではいつまでもお金のストレスからは、解放されません。

少ないお金でも大丈夫なように、生活レベルをダイエットし、それと同時に、好きな時に働ける自由とスキルを身に付けるんです。

大切なのは、このようなちょっとした経済的自立を実現することです。

時代はどんどん変わってきていて、働き方やお金稼ぎの手段は、どんどん増えています。

サラリーマンをしながらでもできる仕事は、たくさんあります。

例えば、ブログ運営は他の仕事をしながらでもできます。情報発信の方法を学ぶためにも、凄く役立つのでおすすめです。

おすすめの理由はこの記事に詳しく書いているので、良かったら読んでみてください。

是非、自分に合った方法を見つけて、ちょっとした経済的自立を実現してみてください。

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まとめ

誰でも生活を安定させるためには、お金を稼ぎたいと思うのは当然です。

しかし、お金が私たちに幸せを、もたらしてくれるわけではありません。

むしろ、お金には次の4つのような側面があるので、実は最小限の付き合いにとどめておいた方が良いのです。

  • お金を稼ぐのは、ストレスが大きい
  • お金に依存し過ぎると生活基盤が不安定になる
  • お金を使わないで済むならそれに越したことはない
  • お金は必要な時に仕方なく使うべきもの

実は現代の日本はとても豊かです。工夫すればお金への依存度を、減らすことはそんなに難しくありません。

今の日本で幸せに暮らそうと思ったら、お金とは少し距離を置いた生活をする方が賢いのです。

あなたもちょっとした経済的自立を目指して、行動してみてはいかがでしょうか?

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